2025年春アニメ『mono』第1話が放送され、ゆるキャン△ファンを中心に話題沸騰中。
カメラと女子高生という新たな組み合わせに注目が集まっています。今作では360°カメラやタイムラプスといったガジェットを駆使しながら、ゆるくも深い青春の日々が描かれ、SNSでも絶賛の声が続出。
この記事では『mono』1話の感想や見どころ、キャラの魅力、今後の展開まで網羅的に解説します。

ゆるキャン作者の新作って聞いたけど、monoってどんなアニメなの?

写真部を舞台にした青春×ガジェット系アニメだよ!キャラもクセ強で面白いから、1話の感想をチェックしてみよう!
※この記事は2025年4月13日に更新されました。
mono 1話 感想|先輩卒業から始まる“自分の視点”探し
『mono』第1話は、写真部の雨宮さつきが先輩の卒業という喪失をきっかけに、自分自身の「撮りたいもの」を見つける旅の始まりを描いています。
360°カメラとの出会い、そして漫画家との邂逅が、彼女の視界を一気に広げていく様子が描かれています。
さつきの心を動かしたのは、360°カメラだった!
第1話では、雨宮さつきが敬愛する写真部の先輩・牧之原の卒業後、撮影のモチベーションを失っていた姿からスタートします。
しかし、親友の霧山アンに背中を押される形で、新しいカメラ「360°カメラ」をネットオークションで購入しようとする展開が動き出します。
届かなかったカメラを追って出会うのが、漫画家・秋山春乃。彼女の存在と予期せぬ依頼が、さつきの世界を一変させるのです。
360°という視点の広がりに触れたことで、“撮影=先輩”だった価値観が大きく変化します。
今までの一点集中の構図から、風景や日常に目を向けるようになるプロセスが自然で、視聴者も一緒に視界が開かれるような感覚が味わえるでしょう。
「撮りたい」が「見つけたい」に変わる成長ストーリー
これまでのさつきは「先輩だけを撮っていればいい」という極端な動機で写真部に所属していました。
しかし、それは同時に彼女自身の視点が「狭く閉じていた」ことの象徴でもあります。
春乃の登場、そして360°カメラという機材との出会いは、彼女に「何を撮りたいか」を問い直すきっかけを与えました。
世界を丸ごと写し込めるツールを手にしたことで、今度は「世界を探す」ことがさつきの目的へと変わっていくのです。
mono 1話 感想として特筆すべきは、視野の広がり=内面の成長という演出構造の巧みさであり、アニメーションならではの演出力が生きている点に感銘を受けました。
写真部が写真だけじゃない件について
『mono』第1話では、さつきとアンが漫画家・春乃と出会い、思いがけず写真部が新たなステージへと進化していきます。
部活動の枠を超えたコラボや、映画的手法を取り入れた演出が加わり、写真を“撮る”以上の意味が浮かび上がってきます。
シネフォト部という謎の部活合体!映画×写真の融合とは
本作のユニークな展開のひとつが、写真部と映画研究部の合体により誕生する「シネフォト研究部」です。
漫画家・春乃との出会いがきっかけで、二人の部活動に新たな役割と可能性が加わり、物語に厚みを与えています。
カメラをただの記録装置としてではなく、「物語を作る道具」として使う方向性が提示され、これからの展開への期待が高まる構成です。
アニメ内ではタイムラプスの撮影や構図の工夫も描かれており、“映像美×青春”という新しい楽しみ方が見えてきます。
単なるゆるい日常系ではなく、アート的側面にも踏み込んでいるのが、この作品の魅力のひとつでしょう。
タイムラプスと夜景描写がリアルすぎてビビる
注目すべきは、作中に登場するタイムラプスや夜景の描写の緻密さです。
360°カメラを通じて描かれる景色は、リアルな奥行きと時間の流れを感じさせ、観る者の視覚体験を強く刺激します。
「カメラでここまで表現できるのか」と驚かされる一方で、それを扱うキャラたちの表情やリアクションがまた自然で、アニメだからこその“ゆるさ”との調和も心地よいです。
甲府の夜景を背景に展開される一連の流れは、作品世界に没入する最初の大きなポイントといえるでしょう。
写実と演出のバランスが巧みに取られており、見た目にも内容にも満足できるシーンが続きます。
シネフォト部とは?従来の写真部との違い
写真部 | 静止画中心、個人の視点重視 |
シネフォト部 | 映像的演出、タイムラプスや取材など共同制作型 |
キャラクターが全員クセ強で最高だった件
『mono』第1話では、キャラクターたちの濃さとユーモアが光ります。
特に写真部のさつき&アンコンビに加え、漫画家・春乃の登場で物語が一気に賑やかに!クセの強い個性がぶつかり合い、笑いと感動を生む構図がすでに完成されています。
さつき×アンの百合みが深い友情?愛情?
本作の見どころのひとつは、雨宮さつきと霧山アンの関係性の描写です。
先輩一筋だったさつきの喪失感を支えるアンの姿は、単なる友人以上の強い感情を感じさせ、視聴者の想像力を刺激します。
SNSでも「アンの愛が重たい」「百合感が強すぎて尊い」などの感想が飛び交っており、視聴者間でのカップリング妄想が加速しているようです。
一方で、さつきの反応はやや鈍感気味で、その温度差も物語の面白さの一因となっています。
今後の関係の変化に注目が集まることは間違いありません。
漫画家・春乃さんのドライビングスキルがイニD級で笑った
物語中盤で登場する漫画家・秋山春乃は、やる気のなさそうな見た目に反して行動がとにかくパワフルです。
特に注目すべきは、彼女の「危うすぎる運転シーン」。暴走気味な運転は視聴者の笑いを誘い、ネットでも「イニD並みのカーブの攻め方」と話題になっています。
しかし、そんな突飛な行動の裏には、漫画への情熱やキャラクターたちを引っ張る魅力が詰まっており、一気に物語の“加速装置”的存在になっています。
春乃がさつきとアンに「漫画のモデルになってくれ」と頼む展開も含めて、今後のストーリーに欠かせないキーパーソンであることは間違いないでしょう。
“ゆるキャン△の次”としてどうなの?
『mono』は『ゆるキャン△』の作者あfろ先生による新作とあって、放送前から「次なるブームは来るか?」と話題になっていました。
作風のゆるさは受け継ぎつつも、舞台もコンセプトも大きくシフトしており、作品としての方向性の違いも感じさせます。
アウトドアからインドア…そして“全天周”へ!
『ゆるキャン△』がアウトドアをメインにした作品だったのに対し、『mono』は写真という趣味をテーマにした“全天周的”な作品に進化しています。
カメラと一緒に外へ出る構図は同じでも、見る方向や注目する対象が根本的に異なるのが印象的です。
360°カメラを活用した演出や、映像構図の工夫によって、空間ごと作品に引き込まれる感覚が体感できるようになっています。
そのため、「キャンプはしないけど、monoは観たい」と言う層にとっても、新たな“きらら枠”の受け皿として機能しそうです。
きらら作品らしさと、ゆるさの新バランスに注目
本作には、きらら作品らしい「ゆるさ」や「癒し」の要素がしっかりと残されています。
一方で、360°カメラやタイムラプスといった専門的なツールの登場が、作品に知的なアクセントを加えています。
そのため、単なる日常系に留まらず「趣味×ガジェット」という構造が構築されており、視聴層の広がりにも期待できそうです。
『ゆるキャン△』よりも「ガジェット好き」「映像技術好き」な層に刺さるかもしれません。
“同じ作者だから似ている”という予想を良い意味で裏切る仕上がりに、驚いた人も多いでしょう。
声優陣も感じた“mono”の世界観
「“monoってなんだろう”というのは最終回まで見ていただけると、胸にじんわり残る作品です。」
出典・引用元:アニメイトタイムズ
mono 1話 感想と今後の期待|この青春は、まだ始まったばかり
『mono』第1話は、写真という題材を通じて少女たちの内面や人間関係、そして成長を描いた、極めて完成度の高い導入回でした。
360°カメラの導入、漫画家との出会い、部活の再構築といった要素がテンポよく展開され、視聴者を退屈させません。
そして、さつきやアンといったキャラクターたちの個性も魅力的で、それぞれの心情や動機が明確に伝わってくるため、感情移入もしやすい構成です。
今後、どのような「モノ」と出会い、どんな風に彼女たちの世界が広がっていくのか、期待感は高まる一方です。
日常の中にある非日常を映し出すカメラという道具が、どんなドラマを引き寄せていくのか。
まだ始まったばかりのこの青春譚から、しばらく目が離せそうにありません。
- Q初心者でもカメラの描写についていけますか?
- A
はい、専門用語も出てきますが、キャラの説明や描写が丁寧なので知識がなくても十分楽しめます。
- Q今後、さつきたちの活動はどう広がっていきますか?
- A
原作では聖地巡礼や地元密着の取材活動なども描かれており、写真部の枠を超えた展開が期待できます。
◆ポイント◆
- mono第1話は360°カメラが鍵
- 写真部と漫画家の出会いが軸
- キャラの個性が物語を加速
- ゆるキャンとの差別化が明確

ここまで読んでいただきありがとうございます!
mono第1話は、キャラ同士の関係性やカメラを通した心の動きが本当に魅力的でしたね。
写真ってこんなに面白かったんだと感じる方も多いのではないでしょうか。
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