TVアニメ『俺は星間国家の悪徳領主!』第3話「一閃流」は、リアムが本格的に“悪徳領主”としての力を手に入れようと修行に励む回でした。
しかしその修行、まさかの詐欺?嘘の奥義を真に受けて本当に強くなっちゃうという、なろう系王道展開を逆手に取ったギャグセンスが光ります。
さらに、リアムの成長の裏で描かれる王女の悲劇や、謎の剣士・安士(あんじ)のキャラ立ちにも注目が集まり、ネットでは「これ実は鬱展開の伏線?」と話題に。
本記事では、そんな第3話の注目シーンをネタバレありで徹底レビューし、SNSでのリアクションや原作ファンの声も交えて深掘りします!
※この記事は2025年4月20日に更新されました。
◆内容◆
- リアムの修行と成長の真相がわかる
- 第3話の見どころと伏線を整理
- SNSや原作ファンの反応を紹介
俺は星間国家の悪徳領主! 3話 感想|嘘から始まる“成長物語”が意外と熱い件
第3話「一閃流」では、主人公リアムが“悪徳領主”らしくなるために、武力を身につけようと動き出します。
しかし彼を導く剣士・安士がまさかの詐欺師で、教える技は全部“ウソ”という衝撃展開が、むしろ物語にリアルな成長の厚みを加えてきました。
謎の剣士・安士の“なんちゃって奥義”がリアムを覚醒させる!?
第3話の核とも言えるのが、安士という謎の剣士による“修行エピソード”です。彼が教える「一閃流」の技は実はすべてハッタリのウソ技だったにもかかわらず、リアムはそれを真剣に学び、結果的に強くなってしまうという展開が秀逸でした。
リアムの成長は、努力と誤解の積み重ねによって成立しており、視聴者に「ウソでも信じてやれば力になる」という皮肉にも似たメッセージを届けています。この構成が物語の奥行きをぐっと深めていると感じました。
しかも安士を演じるのは三木眞一郎さんという豪華キャストで、その“イケボ詐欺師”っぷりが笑いと緊張のバランスを絶妙に保っています。
リアルすぎるトラウマ描写に視聴者震える「パワハラで過去がフラッシュバック」
修行という名のパワハラの中で、リアムが一瞬フラッシュバックを起こす場面も描かれます。これは前世で“いい人すぎて搾取された”経験を想起させ、視聴者からも「まるでリアル社会」「自分も思い出してキツかった」という声が多く上がっていました。
こうした描写はアニメ的な誇張表現に見えて、実際には視聴者の共感や感情移入を強く誘う重要なポイントとなっています。リアムの戸惑いや怒りの表現が繊細で、感情の振れ幅が大きいため、物語に引き込まれやすいです。
トラウマ描写とギャグ要素が混在している構成は賛否あるものの、個人的にはその“違和感”こそがこの作品の魅力だと思えました。
一閃流とは何だったのか?詐欺か師匠か、安士の正体を深掘り
第3話で登場した「一閃流」は、リアムが武力を身につけるために師事する流派ですが、実態は詐欺同然の“なんちゃって剣術”でした。
とはいえその指導が結果的にリアムの強さにつながっていくという、斜め上の展開が視聴者のツボを突いています。
ネットの声:「あの技って全部ウソ技じゃんw」
ネット上では「一閃流って結局、全部ウソじゃん!」という突っ込みが殺到しました。実際、安士が披露する技の数々は、真面目な顔をして堂々と誇張された演出を加えているだけのフェイク武術。リアムはそのまやかしを全力で受け取り、真剣に練習しているというギャップが笑いを誘います。
しかしその“誤解の努力”が奇跡的に効果を発揮し、リアムが本当に強くなるというストーリー展開に繋がっており、これは単なるギャグを超えて努力の価値を問い直す要素にもなっています。
こうした構造により、単なるコメディに留まらない深みが作品に加わっているのが印象的です。
三木眞一郎ボイスの破壊力…“ニセ師匠枠”にしてはイケボがすぎる
安士を演じる声優・三木眞一郎さんの存在感がすさまじく、視聴者からは「無駄にかっこいい」「詐欺師にしては声がイケメンすぎる」といった声が寄せられています。あの低音ボイスでウソ技を唱える様子は、ある意味“本物より説得力がある”と感じた人も多いでしょう。
声優の演技力がキャラクターの魅力を底上げし、ストーリーに説得力を与えています。詐欺師であるはずの安士がどこか憎めず、むしろ“名物師匠”ポジションとして確立されているのは演技の力があってこそ。
今後も登場するのか注目されているキャラなので、次回以降の活躍にも期待が集まっています。

リアムの修行、全部ウソ技なのに成長しちゃうの面白すぎ!

しかも教えてるのが詐欺師って…展開カオスすぎます!

でもそのカオスがクセになる!次はどんな事件が起きるのか気になるね!
リアムの“悪徳領主”ごっこ、実は善政!?そのズレが生むコメディ感
リアムは“悪徳領主”として民を搾取するつもりで行動していますが、結果的に民に感謝され、高評価を得てしまうという逆転劇が本作のコメディの肝です。
その“ズレ”が毎回絶妙で、視聴者もリアムと一緒に「なんでこうなるの?」と笑ってしまう展開になっています。
民衆「この領主様、超ホワイトなんだけど!?」
リアムのやることなすことが、彼の意図とは真逆の効果を生んでいるのがこの3話でも健在でした。例えば彼が「冷酷に業務を効率化してやる!」と導入した仕組みが、実際には民の負担軽減につながり、結果的に「領主様、優しい!」という評価に。
視聴者からも「リアムくん、むしろ有能じゃん」「ホワイト企業の社長かよ」という反応が多く見られました。善意のズレた行動がギャグとして昇華され、作品の魅力になっています。
この構造は、なろう系にありがちな俺TUEEEE展開とは一線を画すユニークさを持っており、作品の差別化ポイントとして光っているのです。
リアムの勘違い行動がリアル好感度を爆上げしてる説
リアムの“悪徳領主ロールプレイ”は、彼なりに過去のトラウマから脱却する手段であり、意図的な演技のはずでした。しかし現実には、彼の行動の多くが現地の人々にとってプラスに作用し、むしろ彼を慕う者が増えてしまうというジレンマに直面します。
これが単なる勘違いギャグで終わらず、キャラの成長や周囲との関係構築にも自然につながっていく点が面白いところです。まったくズレた善行が評価されるという構造は、皮肉ながら現代社会にも通じる部分がありそうです。
このように、リアムのズレた価値観が作品のアイデンティティを形作っていることが分かります。
第3話で起きた重大展開|王女の悲劇と統治の闇がじわじわ効いてくる
物語のBパートでは、時が流れた後の世界が描かれ、王女の凄惨な現状が明らかになります。
一方、リアムが統治している領地では、見えない亀裂が徐々に浮かび上がり、コメディの裏に潜む“闇”が濃くなってきました。
3年の時が過ぎて…王女の境遇があまりに悲惨
前半のギャグ展開から一転して、Bパートでは重たい空気が漂いはじめます。3年という時間が経過したことにより、視聴者は久々に登場した王女が苛酷な環境にさらされていた事実に直面します。彼女の姿は見るからに疲弊しており、視聴者の間では「これは酷すぎる」「救ってやってくれ」と同情の声が広がりました。
王女の物語がリアムとは別軸で展開されることで、世界観に深みが増し、単なる勘違いコメディを超えた重層的な構成になっています。この落差が物語の没入感を強く引き出しているように思えました。
リアムが気づかぬうちに積もる問題、これ後半鬱展開くる?
リアムは領主としてさまざまな改革を行ってきましたが、その裏で小さなほころびが広がってきています。たとえば、伝票処理などの事務作業に前世の知識を活かして効率化したつもりが、逆に現場に無理を強いる結果になっていたりと、“自己満足型統治”の限界が見え始めています。
このような構図は、リアルな行政課題を想起させ、物語に社会的な視点を与えています。いずれリアム自身がこれらのひずみに気づき、どう向き合うのかが今後の大きなテーマとなるでしょう。コメディからのシリアス転換が始まりつつあることを予感させる展開でした。
俺は星間国家の悪徳領主! 3話 感想のまとめ|“バカ”が真剣になると面白さ倍増!
第3話「一閃流」は、ギャグとシリアスが混在するバランスの妙が光る回でした。
リアムが信じ込んだ“ウソ技”が成長のきっかけになる展開や、勘違いの善政が民から称賛されるズレの面白さ。そして、後半に描かれた王女の悲劇と領地統治のひずみが、物語に厚みを加えています。
安士という詐欺師キャラの存在感や、過去と現在を繋ぐトラウマ描写も高評価ポイントです。これからリアムがどう現実と向き合っていくのか、ますます目が離せません。
◆ポイント◆
- リアムの修行は“ウソ技”から始まる
- 王女の悲劇と時の経過が描かれる
- 勘違いから生まれる善政が魅力
- 詐欺師・安士のキャラが強烈

第3話を読んでいただきありがとうございます!
詐欺のような修行から始まる成長や、王女の境遇との対比がとても印象的でしたね。
ギャグとシリアスが同居するこの作品の魅力がさらに深まってきました。
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