【ネタバレ】「ダンダダン」登場宇宙人の元ネタ・都市伝説を紹介!知れば物語がもっと面白くなる!

【ネタバレ】「ダンダダン」登場宇宙人の元ネタ・都市伝説を紹介!知れば物語がもっと面白くなる! ダンダダン

『ダンダダン』は、ユニークな宇宙人や妖怪が登場するオカルトバトル漫画として人気を集めています。

本記事では、作中に登場する宇宙人たちの元ネタを含めたキャラクター紹介を行います。

初心者からファンまで幅広く楽しめる内容となっているので、ぜひご覧ください。

この記事を読むとわかること

◆内容◆

  • ダンダダンに登場する宇宙人キャラクターの元ネタ
  • セルポ星人やフラットウッズモンスターの詳細な説明
  • 物語で重要な役割を果たす宇宙人の背景
  • キャラクターの元ネタとなる都市伝説や実在の噂

セルポ星人:進化を失った宇宙人

セルポ星人は『ダンダダン』の物語において初めて登場する宇宙人キャラクターです。彼らは進化を止め、感情を失った種族であり、クローン技術を使って繁殖しています。このキャラクターは、物語の主要な宇宙人の一つであり、その背後にある設定や元ネタは、作品ファンにとっても興味深い要素となっています。

キャラクター概要

『ダンダダン』に登場するセルポ星人は、進化を止め、感情を失った異星人です。彼らはクローン技術で種族を維持していますが、その設定には物語のテーマである「人間らしさ」や「進化の限界」など、深い哲学的要素が含まれています。彼らの行動、特に綾瀬桃を拉致しようとする場面では、種族としての存続を懸けた切実さが表現されています。

セルポ星人の外見は七三分けの男性型宇宙人として描かれている一方で、本来の姿は異形の怪物。そのギャップが物語にユーモアと恐怖の要素をもたらしています。このデザインの選択も、作中の異質さを強調するための重要な要素です。

元ネタ「プロジェクト・セルポ」

セルポ星人の元ネタとなった「プロジェクト・セルポ」は、1960年代に実際にあったという都市伝説です。この話は、アメリカ政府が異星人との交換留学を実施したという衝撃的な内容で、特に異星人との接触やその結果について、多くの憶測が飛び交っています。

「プロジェクト・セルポ」によれば、アメリカ軍から選ばれた12人の軍人が異星人の星「セルポ」へ派遣され、そこで交流を図ったという話があります。セルポ星人の元ネタとして、このような都市伝説が選ばれたことで、『ダンダダン』に一層のリアリティとSF的な深みを加えています。

フラットウッズモンスター:相撲を挑む巨体宇宙人

フラットウッズモンスターは、『ダンダダン』の中でも特にインパクトの強い宇宙人キャラクターの一つです。

彼は巨体を活かして主人公たちと相撲で対決するというユニークな登場を果たし、その怪力とユーモア溢れるシーンが読者の心に強く残ります。
このキャラクターも実際の都市伝説を元にしており、その背後には興味深い元ネタが存在します。

キャラクター概要

フラットウッズモンスターは、アメリカの都市伝説に基づいた宇宙人キャラクターです。身長は3メートルに達し、作中ではまるで力士のような姿で描かれています。その姿は、単なる巨体の宇宙人というだけでなく、相撲勝負を挑むというユーモラスな設定があり、読者を楽しませるポイントの一つです。

彼の特徴は、その巨体と怪力を駆使して主人公たちを圧倒することであり、相撲という日本的な文化と宇宙人というSF的要素が絶妙にミックスされています。特に、相撲シーンではその力強さだけでなく、物語の中でのコメディ要素も強調されており、『ダンダダン』特有のテンポ良いストーリー展開を楽しむことができます。

元ネタ「フラットウッズモンスター」

フラットウッズモンスターの元ネタは、1950年代にアメリカ・ウエストバージニア州のフラットウッズという町で目撃された、都市伝説的な「3メートルの宇宙人」から来ています。このエイリアンは、スペード型の頭部と、長いドレスのようなローブをまとった姿で知られており、その姿は恐怖と神秘に包まれたものでした。

目撃された当時、彼は不気味な光を放ちながら現れ、町の人々を恐怖に陥れたというエピソードが語り継がれています。この「フラットウッズモンスター」は、その異様な外見と謎めいた存在感から、数多くの都市伝説やUFO関連の話題で取り上げられてきました。

日本でも山梨県で目撃されており、その外見や伝説が注目されており、『ダンダダン』ではこのエピソードを元にしながらも、さらにコメディとアクションの要素を取り入れて描かれています。

ドーバーデーモン(シャコ):家族愛を抱く戦闘宇宙人

ドーバーデーモンは、『ダンダダン』に登場する宇宙人キャラクターの中でも特に感情豊かで、家族愛を強く抱く異星人として描かれています。彼の目的は、病気に苦しむ息子チキチータを救うことであり、そのために戦闘に身を投じるという背景を持つ、心温まるストーリーを持ったキャラクターです。その外見と能力も独特で、特に水中戦闘に優れた力を発揮します。

キャラクター概要

ドーバーデーモンは、シャコ型の外見を持つ宇宙人で、そのデザインはまさにリアルなシャコの生物的特徴を反映しています。彼は、特に水中での戦闘能力に優れており、強力なパンチ力や素早い動きで敵を圧倒します。このキャラクターの行動原理は、全て家族のためであり、特に息子チキチータを救うために奔走する姿が感動的に描かれています。

物語の中で、ドーバーデーモンはセルポ星人に従う形で行動しますが、これは彼の家族への愛情ゆえの選択であり、戦いに参加する理由も単なる暴力や支配ではなく、家族を守るためという強い動機に基づいています。この点が他の宇宙人キャラクターとは異なり、彼をより共感しやすい存在にしています。

元ネタ「シャコ型宇宙人」

ドーバーデーモンの元ネタとしては、シャコの特徴が大きく反映されています。シャコは現実世界でも非常にユニークな生物で、特にそのパンチ力は有名です。シャコのパンチは水中でも驚異的な速度を持ち、強力な打撃を繰り出すことができます。この生物学的特性をキャラクターに取り入れることで、ドーバーデーモンの水中戦闘能力や強力な攻撃力がリアルに描かれています。

また、シャコのカラフルな外見や独特な動きも、キャラクターデザインに反映されており、ただの戦闘宇宙人ではなく、見た目にも個性的な存在として描かれています。彼の強力なパンチはまさにシャコそのものであり、この生物の特徴と家族愛という人間的なテーマを融合させることで、ドーバーデーモンは物語において重要な役割を果たしています。

バモラ:美少女の姿をした宇宙人

バモラは『ダンダダン』に登場する美少女型の宇宙人キャラクターです。シュメール文明の一族として登場し、その背景には深い歴史が存在します。物語中では、透明化や巨大化の能力を持ち、宇宙の侵略者から逃れようとする彼女の物語が描かれます。

キャラクター概要

バモラは、美少女の姿をしたシュメール人の宇宙人です。物語の中では、透明化巨大化といった強力な能力を持っており、その力を使って宇宙の侵略者たちに立ち向かいます。彼女は、その美しい外見とは裏腹に、非常に強力で頼りがいのあるキャラクターとして描かれています。彼女の登場により、物語が一層スリリングな展開を見せ、視覚的にも魅力的なキャラクターとして読者の注目を集めます。

バモラは、侵略者から逃れようとする宇宙人として描かれており、彼女の行動は自分自身や一族の生存を賭けたものであることが強調されています。そのため、物語の中での彼女の行動には緊張感が漂い、読者に強い感情移入を促します。バモラの能力、特に透明化や巨大化は彼女の戦術的な武器となっており、敵を欺き、圧倒するシーンが描かれることで、物語における彼女の重要性が強調されています。

元ネタ「シュメール文明」

バモラの元ネタは、古代メソポタミアのシュメール文明に由来しています。シュメール文明は、紀元前3500年頃に栄えた世界最古の文明の一つで、豊富な神話や伝説、そして高度な文化を持っていたことが知られています。バモラの設定には、このシュメール文明の影響が色濃く反映されています。

シュメールの神話には、アヌンナキと呼ばれる神々や、天文学や数学などの高度な知識を持つ人物が登場します。これらの神話や伝説は、宇宙人や高度な技術を持つ存在と関連付けられることが多く、バモラのキャラクターもこうしたシュメール神話の要素を取り入れています。

特に、アヌンナキはしばしば宇宙人説と関連付けられ、現代の陰謀論やSF作品で取り上げられることが多いです。バモラのキャラクターは、このような宇宙人説や神話を基に作られており、彼女の能力や背景が単なるフィクション以上の深みを持つように設定されています。

ルドリス:全知全能の超有名宇宙人

ルドリスは、『ダンダダン』に登場する宇宙人キャラクターの中でも、特に全知全能という力を持つ存在として描かれています。彼は物語の中で、セルポ星人と同盟を組んで登場し、彼らと共に行動する宇宙人です。ルドリスの持つ特殊能力と知識は、物語の進行において非常に重要な役割を果たしており、彼の登場によって物語が一層深みを増します。

キャラクター概要

ルドリスは、物質を自在に変えることができる「ナノスキン」という特殊な物質を操る能力を持っています。このナノスキンにより、彼は自由に形を変えたり、物質を作り出したりすることができ、その能力は非常に多様で、敵を圧倒する力を持っています。彼の知識は宇宙全体に知られるほどの広範なものであり、全知全能と称される存在です。

ルドリスの全知全能さは、物語の中で時折不気味さを感じさせる一方で、彼の存在が登場人物たちの運命にどのような影響を与えるかは読者の興味を引きつけます。特に、彼の持つ知識がどのように物語に活用されていくのかが、物語の大きなテーマの一つとなっており、謎めいた存在感が際立っています。

元ネタ「クトゥルフ神話」

ルドリスの元ネタは、クトゥルフ神話に由来しています。クトゥルフ神話は、H.P.ラヴクラフトによって創造されたホラーの世界観であり、全知全能の神々や宇宙的存在が登場する作品群です。この神話の中に登場する神々や古代の生物たちは、しばしば人間の理解を超えた存在として描かれ、狂気や破滅を引き起こす存在として恐れられています。

ルドリスもまた、こうしたクトゥルフ神話に登場する存在に影響を受けており、その全知全能な力や、宇宙の真理を知り尽くしているかのような描写は、クトゥルフ神話の神々と共通する要素を持っています。クトゥルフ神話の神々は、しばしば人間の理解を超えた力を持ち、彼らに近づこうとする者は狂気に陥ることが多いですが、ルドリスのキャラクターもその謎めいた力が物語に不安感や神秘性を与えています。

深淵の者(クル):ビッグママによって作られた兵器

深淵の者(クル)は、『ダンダダン』に登場する宇宙人集団で、ビッグママという存在によって作られた兵器を装備しています。彼らは高度な知能を持ち、数多くの星を侵略してきました。その設定やデザインは、ラヴクラフトのクトゥルフ神話から影響を受けています。

キャラクター概要

深淵の者(クル)は、ビッグママによって作られた高度な兵器を装備している宇宙人集団であり、彼らの目的は星々を侵略し、支配することです。彼らは驚異的な知識と技術力を持ち、強力な兵器で武装しているため、物語の中で強敵として登場します。彼らの外見や行動は、まさに「深淵」という言葉が示す通り、神秘的で恐ろしいものです。

ビッグママによって強化された兵器は、深淵の者(クル)の特徴的な要素であり、その力は他の宇宙人を圧倒します。彼らの兵器は、単なる物理的な力だけでなく、宇宙の法則さえも操ることができるとされ、その技術力は未知のもので、地球の人間にとっては理解を超えたものです。この点でも、クトゥルフ神話的な異次元の存在としての特徴が見て取れます。

元ネタ「クトゥルフ神話」

深淵の者(クル)の元ネタは、ラヴクラフトのクトゥルフ神話に登場する異次元の存在や神々です。クトゥルフ神話においては、人間の理解を超えた存在が数多く描かれており、これらの存在はしばしば異次元から来た、あるいは宇宙の別の領域に存在する超常的な力を持つ神々や生物として登場します。

クトゥルフ神話の影響を受けた深淵の者(クル)は、その全体的な設定やビジュアルデザイン、そして彼らが持つ圧倒的な力が、クトゥルフ神話に登場する存在と共通点を持っています。特に「異次元の存在」という点で、クルの兵器や技術が人間の理解を超えたものであることが強調されています。

クトゥルフ神話では、これらの存在がしばしば世界を破壊する力を持ち、その威力は人間にとって恐怖の対象となります。深淵の者(クル)もまた、同様に人間や他の宇宙人に対して圧倒的な力を持ち、星々を侵略して支配しようとする姿が描かれており、その冷徹さや非情さは神話的な恐怖を感じさせます。

まとめ:『ダンダダン』に登場する宇宙人キャラクターの魅力

『ダンダダン』に登場する宇宙人キャラクターは、それぞれがユニークな背景と元ネタを持ち、物語を盛り上げています。都市伝説や未確認生物に興味のある方は、これらのキャラクターたちの元ネタにも注目して楽しんでください。各キャラクターの独自性が作品をさらに魅力的にしています。

この記事のまとめ

◆ポイント◆

  • 『ダンダダン』では、宇宙人キャラクターが物語の中心となっており、セルポ星人やフラットウッズモンスターが登場します。
  • セルポ星人の元ネタは、アメリカの都市伝説「プロジェクト・セルポ」に基づいています。
  • フラットウッズモンスターは、1950年代にアメリカで目撃された「3メートルの宇宙人」がモデルです。
  • 各キャラクターは都市伝説や実際の噂に基づいてデザインされ、物語に深みを与えています。
  • これらの宇宙人キャラクターの背景を知ることで、物語がさらに楽しめます。

この記事を読んでいただき、ありがとうございます!

『ダンダダン』に登場する宇宙人たちの元ネタや背景を深掘りすることで、作品がさらに楽しめると思います。

気になるキャラクターや好きなシーンがあれば、コメントで教えてくださいね!

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