バトルに心躍るアニメランキングTOP50|戦闘シーンで鳥肌が立つ名作ランキング決定版

バトルに心躍るアニメランキングTOP50|戦闘シーンで鳥肌が立つ名作ランキング決定版 アニメランキング
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「最近、真正面からぶつかり合うバトルアニメで、思い切り心を震わせていないな」と感じている人へ。私がこれまでアニメ研究家・評論家として追いかけてきた膨大な作品群の中から、今回は“バトルに心躍るアニメ”だけを50本、ぎゅっと一列に並べました。

ただ強いだけの戦いではなく、作画・演出・音楽、そしてキャラクターの覚悟が噛み合った瞬間こそが、本当の名バトルです。この記事では、客観的な評価データと、私自身の「心に焼き付いて離れない戦闘シーン」の記憶を重ね合わせて、バトルに心躍るアニメランキングを丁寧に解説していきます。

読み終わるころには、きっと「次の休みに何を観るか」がはっきりしているはずです。あなたの記憶に残っているあの一撃を思い出しながら、一緒に“人生を少しだけ変えてくれるバトルアニメ”を探しに行きましょう。

※この記事は2025年11月23日に更新されました。

この記事を読むとわかること

◆内容◆

  • バトルに心躍るアニメ50作品の特徴と魅力
  • 各アニメの戦闘シーンや作画・演出の見どころ
  • おすすめポイントや選定基準・評価視点を解説

バトルに心躍るアニメランキングの考え方と評価基準

ランキング記事というと「とりあえず人気作品を並べただけでは?」と感じる方もいるかもしれません。だからこそ今回は、私自身の“好き”だけでなく、客観的なデータもきちんと土台にして、「なぜこの作品がこの順位なのか」が分かるように可視化することにこだわりました。

まず前提として、このランキングは私一人の感覚ではなく、複数の情報源を掛け合わせた「総合評価」です。配信サービスでの視聴数やお気に入り登録数、アニメ専門サイトやレビューサイトでの星評価、SNSでの話題量、さらには受賞歴や公式が発表している人気投票など、広く“世の中の評価”を拾い上げています。そのうえで、私自身がアニメ研究家として現場を追い続けてきた体験や、批評家としての視点を最後のひと押しに使っています。

具体的には、次のようなデータを基準に候補作品をリストアップしました。

  • 複数のアニメランキングサイトや年間ベスト企画の上位常連かどうか
  • 主要配信サービスでの人気ランキング入り、視聴完走率の高さ
  • アニメ専門メディアやSNS上での話題性・トレンド推移
  • 各種アワード、公式人気投票、コラボ企画などの実績

そのうえで、各作品を「ストーリー」「作画」「キャラクター」「音楽」「独自性・新規性」という5つの軸で、それぞれ20点満点・合計100点満点で評価しています。元になっているのは、公開されているレビューや星評価(5点満点・10点満点など)を20点スケールに換算したものと、私自身が視聴しながら感じた“刺さり具合”を最大2割程度だけ加点する、という方法です。例えば、作画の項目では単に「綺麗かどうか」だけでなく、バトルシーンでのカメラワークやレイアウト、キャラクターの動きの説得力も加味しています。

バトルに心躍るアニメ1〜3位|“人生を揺らす”頂点バトル

ランキングの頂点に選んだ1〜3位は、作画や演出の派手さだけでなく、「この戦いを観たあとに、自分のものの見方が少し変わるかどうか」を基準に選びました。どれも一戦ごとにキャラクターの価値観が更新されていく、バトルアニメの到達点だと感じています。

ここでは、その3作品がなぜ別格なのかを「戦いの必然性」「感情の揺れ幅」「何度見返しても色あせないか」という三つの観点から簡潔に整理します。あなたの記憶に残っている“推しバトル”を思い浮かべながら、どの作品が一番近いかを重ねて読んでみてください。

1位

進撃の巨人 The Final Season

ダークファンタジー 2013年〜2023年 巨人討伐
人類と巨人の戦いが「自由」の意味を突きつける、バトルアニメの到達点
あらすじ・ポイント解説
巨人の侵攻によって滅びかけた人類が、巨人の正体と世界の真実を追い求めながら戦う物語です。主人公エレンの復讐心と仲間への想いが複雑に絡み合い、毎話が衝撃の連続です。初期の壁内の閉塞感から、外の世界の残酷な現実へと視野が広がる展開に胸が締め付けられます。
総合:95点
評価項目
ストーリー
★★★★★20点
人類と巨人の戦いを通じて自由とは何かを問い続ける壮大な物語。伏線の張り方と回収が見事で、視聴者の期待を裏切らない展開が評価されています。
作画
★★★★☆18点
WIT STUDIOからMAPPAへのバトンパスにより躍動感あふれる立体機動と怒涛のアクションが描かれました。後半の人間ドラマ重視の静と動の表現も高く評価されています。
キャラクター
★★★★★19点
エレン・ミカサ・アルミンをはじめとする調査兵団の葛藤と成長が丁寧に描かれ、敵である巨人側にも深い背景が与えられています。特に後半のエレンの内面描写が心に刺さります。
音楽
★★★★☆18点
Linked Horizonをはじめとした主題歌・劇伴が作品世界を強烈に印象付けています。サウンドトラック単体で聴いてもシーンが蘇る強さがあります。
独自性
★★★★★20点
巨人というモチーフを「人類の恐怖」と「加害・被害の循環」の象徴として扱い、世界観・政治劇・戦争ドラマを多層的に絡めた構造は唯一無二です。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
私がこの作品を1位に置いた理由は、「バトルの熱さ」と「物語の重さ」がどちらか一方に偏らず、最後まで張り詰めたまま走り切ったからです。立体機動のスピード感ある戦闘はもちろん、後半になるほど「誰が正義か」「何を守るべきか」が揺らぎ、視聴者自身も選択を迫られる感覚になります。
初期のシンプルな“人類 VS 巨人”から、複雑な歴史・民族・国家の対立へとスケールアップしていく構造は、まさに現代の戦争ものとしての顔も持っています。「バトルに心躍る」だけでなく、「見終わったあとにしばらく立ち尽くしてしまう」作品です。
放送時期 2013年〜2023年(TVシリーズ+Final Season完結まで)
話数 TV本編+Final Season関連エピソード合計約90話前後
制作 WIT STUDIO/MAPPA
監督 荒木哲郎、肥塚正史、林祐一郎 ほか(期ごとに担当)
脚本 小林靖子、瀬古浩司 ほか
キャラクター
デザイン
浅野恭司 ほか
原作 諫山創『進撃の巨人』
出演 梶裕貴/石川由依/井上麻里奈/神谷浩史 ほか
みんなの口コミ
  • シーズンを追うごとにテーマが深くなっていき、単なる巨人バトルから一歩も二歩も踏み込んだ物語になっていくと高評価が目立ちます。
  • 作画と音楽の相乗効果で、戦闘シーンの迫力はテレビシリーズの中でもトップクラスという声が多いです。
  • 後半の展開やエレンの行動が重く、好みが分かれるという感想も一定数見られます。
  • 群像劇としての完成度が高く、サブキャラのエピソードに泣かされたという口コミも多いです。
  • 設定と用語が多く、人によっては途中から理解が追いつきにくいという意見もあります。
2位

鬼滅の刃

ダークファンタジー 2019年〜 鬼狩り
家族を奪われた少年の「優しさ」が、激しい剣戟バトルを支える
あらすじ・ポイント解説
鬼に家族を殺された少年・炭治郎が、鬼となった妹・禰豆子を人間に戻すため鬼殺隊に入隊し、さまざまな鬼と剣を交える物語です。激しいバトルの最中にも、鬼の過去や人間性に光を当てる構成が特徴で、「戦っているのに残酷さだけが残らない」独特の余韻があります。
総合:93点
評価項目
ストーリー
★★★★☆18点
王道の少年漫画構造をベースにしつつ、各鬼の悲劇と家族愛を掘り下げることで厚みを出しています。テンポの良さと感情の盛り上げ方が高評価です。
作画
★★★★★20点
ufotableによる圧巻の作画とエフェクトワークが最大の魅力。刀の軌跡や呼吸のエフェクトが和の美意識と融合し、劇場クオリティと言われるほどの完成度です。
キャラクター
★★★★☆18点
炭治郎のまっすぐな優しさと、善逸・伊之助・柱たちの個性豊かな面々が物語を支えます。敵である鬼側にも涙を誘う過去が用意されている点が支持されています。
音楽
★★★★☆18点
主題歌から劇伴まで、感情の波を丁寧に支える楽曲が揃っています。特に無限列車編のクライマックスでの音楽演出は多くの視聴者に強く印象づけられました。
独自性
★★★★☆19点
「和」と「ホラー」と「家族ドラマ」を高いレベルで融合した構造が特徴です。バトル中にも鬼の心情に迫ることで、単なる勧善懲悪に終わらない深みがあります。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
バトルそのものの気持ちよさはもちろんですが、私が特に推したいのは「優しさが強さになっている物語」だという点です。炭治郎は敵である鬼にすら同情し、祈りを捧げるように刀を振るう。その姿が、視聴者のなかの残酷さや偏見を少しずつほぐしてくれます。
作画・音楽・演出が一点に収束するクライマックスシーンは、“アニメだからこそできる感情の高まり”を体験させてくれます。バトルアニメを初めてしっかり追う人にも自信を持って勧められる作品です。
放送時期 2019年〜(テレビシリーズ・劇場版として展開中)
話数 TVシリーズ・劇場版含め現時点で40話以上+長編映画数本
制作 ufotable
監督 外崎春雄 ほか
脚本 ufotable脚本チーム ほか
キャラクター
デザイン
松島晃
原作 吾峠呼世晴『鬼滅の刃』
出演 花江夏樹/鬼頭明里/下野紘/松岡禎丞 ほか
みんなの口コミ
  • 作画・音楽・演出の三拍子が揃った映像体験として語られることが多く、「とにかくクオリティが高い」という声が圧倒的です。
  • 炭治郎の人柄や兄妹の絆に救われたという感想が多く、バトルの激しさと優しいテーマのバランスが好評です。
  • 序盤のギャグパートとシリアスパートの温度差が気になるという意見もあります。
  • 柱合会議や無限列車編など、節目のエピソードが「何度も見返したい回」としてSNSで語られています。
  • 人気ゆえに期待値が上がりすぎてしまい、後続シーズンへのハードルが高くなっているという声もあります。
3位

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

ダークファンタジー 2009年〜2010年 錬金術バトル
兄弟の旅路が世界の真理にたどり着く、構成美のあるバトルドラマ
あらすじ・ポイント解説
亡き母を蘇らせるため禁忌の錬金術「人体錬成」に挑んだ兄弟が、身体を失った代償を取り戻すため「賢者の石」を求めて旅をする物語です。各地で出会う人々とのドラマと国家規模の陰謀が、バトルと共に重層的に描かれていきます。
総合:92点
評価項目
ストーリー
★★★★★20点
原作準拠で最後まで描き切られた物語は、無駄なエピソードがほとんどないと言われるほど完成度が高いです。「等価交換」というテーマが物語の隅々まで貫かれています。
作画
★★★★☆18点
派手な錬金術バトルから静かな芝居まで安定して高クオリティ。特にスカーやホムンクルスとの戦闘シーンは、構図とテンポが評価されています。
キャラクター
★★★★☆18点
エドとアルの兄弟はもちろん、軍部・ホムンクルス・市井の人々まで、ほぼ全キャラにドラマがあると言っていい厚みがあります。
音楽
★★★★☆18点
主題歌・劇伴ともに作品イメージを象徴する楽曲が多く、とくにOP・EDは世代のアンセムとして語られることも多いです。
独自性
★★★★☆18点
錬金術というギミックを「理(ことわり)」と「倫理」の両面から描き、国家や戦争の問題まで踏み込んだ構成は今見ても新鮮です。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
私にとって『ハガレンFA』は、「全話見終わったあとに人生の持ち物が増えるタイプのバトルアニメ」です。派手なアクションだけでなく、「何を差し出して何を得るのか」という問いがずっと登場人物に突きつけられます。
戦闘シーンはテンポが良く、“錬金術=発想力のバトル”として楽しめるので、頭を使うバトルが好きな方にもおすすめです。最後まで見届けたとき、「等価交換」という言葉の響きが少し変わって聞こえるはずです。
放送時期 2009年4月〜2010年7月
話数 全64話
制作 ボンズ
監督 入江泰浩
脚本 大野木寛 ほか
キャラクター
デザイン
菅野宏紀
原作 荒川弘『鋼の錬金術師』
出演 朴璐美/釘宮理恵/三木眞一郎/宮野真守 ほか
みんなの口コミ
  • 「無駄な回がほぼない完璧な構成」として、完走した視聴者からの満足度が非常に高い作品です。
  • 兄弟だけでなく、スカーやホムンクルスなど“敵側”のドラマも濃く、どのキャラにも感情移入してしまうという声が多いです。
  • 序盤のコメディタッチとシリアスの切り替えがやや急で、最初は戸惑うという感想もあります。
  • 最終話のカタルシスが強く、「ラストまで見て良かった」と語られることが非常に多いです。
  • テーマが重く、気軽な日常アニメを求めている人にはややハードという指摘もあります。

バトルアニメって、観ていると自分まで熱くなってくる感覚、たまらないですよね。

にゃん子
にゃん子

一度観始めたら止まらなくなるにゃ。推しキャラのバトルで何回もリピートしちゃう!

このあとも、熱い戦いが満載のアニメをたっぷり紹介していくので、お楽しみに!

バトルに心躍るアニメ4〜10位|作画と物語が噛み合う熱戦セレクション

4〜10位に並ぶ作品たちは、「殿堂入りクラス」ではない代わりに、ジャンルやテイストの幅がとても豊かなゾーンです。圧倒的な作画で魅せるタイプから、心理戦やチーム戦の駆け引きでじわじわハマらせてくるタイプまで、バトルアニメの“多様な快感”が一気に見えてくるラインナップになっています。

私自身、このあたりの作品群から何度も新しい推し作品に出会ってきました。「王道の次に何を観よう?」と迷っている人には、まさにぴったりのエリアです。ここから先は、あなたの好みのバトル軸――作画重視か、キャラ重視か、物語重視か――を意識しながら読み進めてみてください。

4位

呪術廻戦

ダークファンタジー 2020年〜2023年 呪霊退治
呪いと呪術師の死闘、現代少年漫画の新たな王道
あらすじ・ポイント解説
人間の負の感情から生まれる「呪霊」と、それを祓う呪術師たちの戦いを描く作品です。主人公・虎杖悠仁が特級呪物「宿儺の指」を取り込んだことで、呪術師の世界に飛び込んでいきます。スタイリッシュなバトルと、理不尽な死が隣り合わせの世界観が特徴です。
総合:91点
評価項目
ストーリー
★★★★☆18点
高専での日常から一気に地獄のような戦場へと変わる落差が強烈で、「甘さのない少年漫画」として支持されています。
作画
★★★★★20点
MAPPAによる迫力ある格闘アクションと術式バトルが高評価。特に1期の東堂戦や劇場版のアクションはSNSでも話題になりました。
キャラクター
★★★★☆18点
虎杖・伏黒・釘崎のトリオと五条悟、さらには敵側の夏油・真人など、推しの幅が非常に広い作品です。
音楽
★★★★☆17点
OP・EDは毎回スタイリッシュで、映像と合わせて作品の「今っぽさ」を象徴しています。
独自性
★★★★☆18点
呪い=人の負の感情という設定を軸に、「善悪では割り切れない世界」を描いている点が特徴です。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
私が呪術廻戦を高く評価しているのは、「命が軽く扱われないバトルもの」だからです。キャラクターが本当に簡単に死んでしまう一方で、その死が物語や他キャラの心に長く影響し続けます。
バトルはとにかくスタイリッシュで、近接格闘と能力バトルのバランスが絶妙です。特に領域展開の演出は、アニメならではの情報量で“概念バトル”を可視化してくれます。
放送時期 2020年10月〜2021年3月(1期)、2023年(2期)など
話数 TVシリーズ+劇場版で30話以上
制作 MAPPA
監督 朴性厚 ほか
脚本 瀬古浩司 ほか
キャラクター
デザイン
平松禎史 ほか
原作 芥見下々『呪術廻戦』
出演 榎木淳弥/内田雄馬/瀬戸麻沙美/中村悠一 ほか
みんなの口コミ
  • バトル作画のクオリティが非常に高く、「動かしてなんぼの作品をちゃんと動かしてくれている」と評価されています。
  • キャラクターの台詞回しや“ノリ”が現代的で、SNSで語りやすいという声も多いです。
  • ストーリーが急展開で、原作未読だと把握しづらい部分があるという意見もあります。
  • 特級呪霊や宿儺の圧倒的な存在感が、「ラスボスの格がすごい」と話題です。
  • シリアスが続くパートは精神的にしんどく、一気見すると疲れるという声もあります。
5位

HUNTER×HUNTER(2011)

バトル・アドベンチャー 2011年〜2014年 念能力
「念」という概念でバトルの思考を変えた、頭脳派バトルの金字塔
あらすじ・ポイント解説
ハンターを目指す少年・ゴンと、親友キルアを中心に展開する冒険譚です。ハンター試験、天空闘技場、幻影旅団編、キメラ=アント編など、章ごとに異なる味わいのバトルが用意されています。
総合:91点
評価項目
ストーリー
★★★★☆18点
章ごとにテーマや構造がガラリと変わる一方で、ゴンとキルアの成長軸はぶれない構成が秀逸です。
作画
★★★★☆18点
2011年版は安定したクオリティで、長期シリーズながら大きな崩れが少ないとされています。
キャラクター
★★★★★19点
ゴン・キルア・クラピカ・レオリオをはじめ、幻影旅団やキメラ=アント陣営など、魅力的なキャラが非常に多いです。
音楽
★★★★☆17点
シーンごとの緩急を支える劇伴がよく、特にキメラ=アント編の緊張感あるBGMが印象的です。
独自性
★★★★★19点
念能力というシステムにより、「能力の相性」と「心理戦」が絡み合うバトルが実現しており、バトル漫画の中でも頭脳戦寄りの作品として高く評価されています。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
バトルアニメ好きにとって、『HUNTER×HUNTER』は「戦略と感情が両立している理想形」にかなり近い作品だと私は思っています。念能力の設定が緻密なぶん、勝利には必ず理由があり、負けにも必然があります。
ただ強いだけではなく、「どうやって勝つか」「どこで引くか」「何を代償にするか」という判断が常に問われるので、視聴者も一緒に頭をフル回転させながら楽しめるバトルです。
放送時期 2011年10月〜2014年9月
話数 全148話
制作 マッドハウス
監督 神志那弘志
脚本 上代務 ほか
キャラクター
デザイン
吉松孝博
原作 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』
出演 潘めぐみ/伊瀬茉莉也/藤原啓治/沢城みゆき ほか
みんなの口コミ
  • 念能力の設定が緻密で、「能力バトルものの完成度が高い」と絶賛されています。
  • キメラ=アント編の後半は「週一で精神を削られた」と語られるほど感情的なインパクトが大きいです。
  • 序盤はやや古典的な少年漫画のノリもあり、人によってはそこで好みが分かれるという声もあります。
  • 長期シリーズにもかかわらず大きな作画崩れが少なく、安心して見られるという評価が多いです。
  • 原作が完結していないこともあり、「続きをアニメで見られないかもしれない」という不安の声もあります。
6位

NARUTO -ナルト- 疾風伝

忍者バトル 2007年〜2017年 忍術・体術
仲間との絆と因縁の対立が交錯する、忍の世界の王道バトル
あらすじ・ポイント解説
忍として成長したナルトが、仲間との絆や里の存亡を賭けた戦いに身を投じていく続編シリーズです。かつてのライバル・サスケとの関係性と、世界規模の戦いへと拡大していく第四次忍界大戦など、スケールの大きなバトルが展開されます。
総合:90点
評価項目
ストーリー
★★★★☆17点
長期シリーズならではの寄り道もありますが、ナルトとサスケの物語として見ると非常に綺麗に収束していきます。
作画
★★★★☆18点
神作画と呼ばれる回も多く、特にペイン戦やマダラ戦のアクションは今見ても語られるレベルです。
キャラクター
★★★★★19点
木ノ葉の仲間たち・各里の影・暁のメンバーなど、キャラクター層が非常に厚く、推しが必ず見つかると言われています。
音楽
★★★★☆18点
主題歌・BGMともに名曲が多く、世代を象徴するアニソンとして語られるものも多いです。
独自性
★★★★☆18点
「忍」という題材を現代バトル漫画として再定義し、多種多様な忍術と血継限界のアイデアで最後まで新鮮さを保っています。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
『疾風伝』は、少年期のナルトを追いかけてきた視聴者にとって、「彼の物語の結末」を見届けるための作品でもあります。バトル的には、個々の忍術バトルから、世界規模の戦争や神話的スケールの戦いへとどんどんインフレしていきますが、その中で常に「ナルトとサスケ」「里と仲間」という人間関係が軸にあるのが魅力です。
バトルシーンの作画は回によってムラもありますが、神回の爆発力は本当にすさまじく、「この回だけでも見てほしい」と布教されることが多い作品です。
放送時期 2007年2月〜2017年3月
話数 全500話以上
制作 ぴえろ
監督 伊達勇登 ほか
脚本 武上純希 ほか
キャラクター
デザイン
西尾鉄也/鈴木博文 ほか
原作 岸本斉史『NARUTO -ナルト-』
出演 竹内順子/杉山紀彰/中村千絵/森久保祥太郎 ほか
みんなの口コミ
  • 長期シリーズながらキャラクターの掘り下げが続き、推しキャラが増え続けるという声が多いです。
  • 特定の戦闘回(ペイン戦・マダラ戦など)が神回として何度も話題になります。
  • オリジナル回や回想が多く、本筋だけを追いたい人には冗長に感じられる部分もあります。
  • 主題歌の豊富さから、「ナルトのOP・ED特集だけで思い出が語れる」というファンも多いです。
  • 話数が非常に多いため、「どこから見ればいいか分からない」という声も散見されます。
7位

ジョジョの奇妙な冒険

バトルアドベンチャー 2012年〜2023年 スタンド能力
世代を超えて受け継がれる「ジョジョ」の魂
あらすじ・ポイント解説
ジョースター家の血統を軸に、時代と主人公を変えながら続いていくバトルアクションです。波紋からスタンド能力へとバトルのルールが変化し、部ごとに異なるジャンルの面白さがあります。
総合:90点
評価項目
ストーリー
★★★★☆17点
部ごとにテイストが大きく変わりつつも、「宿命との対決」という芯が通っているシリーズ構成です。
作画
★★★★☆18点
原作の独特な色彩とポージングをアニメに落とし込んだビジュアルが高く評価されています。
キャラクター
★★★★★19点
ジョナサンから徐倫まで、代々のジョジョと敵キャラたちの濃さは他作品と一線を画しています。
音楽
★★★★☆18点
各部のOP・EDが名曲揃いで、OP映像と合わせて語られることが多いです。
独自性
★★★★★19点
スタンド能力を使った“頭脳系バトル”のフォーマットは、その後の多くのバトル作品に影響を与えました。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
ジョジョは、バトルアニメの中でも「セリフと間合いで戦う」比率が高い作品です。スタンド能力の組み合わせで勝敗がひっくり返るのはもちろんですが、なによりもキャラクターたちの“生き様”がバトルに反映されているのが魅力です。
クセが強い作風ではありますが、その分ハマった時の熱量は凄まじく、一度“ジョジョ語”が身についてしまうと日常会話にも侵食してきます。
放送時期 2012年〜2023年(第1部〜第6部アニメ化)
話数 シリーズ合計100話以上
制作 david production ほか
監督 津田尚克/鈴木健一/加藤敏幸 ほか
脚本 小林靖子 ほか
キャラクター
デザイン
清水貴子/小美野雅彦 ほか
原作 荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』
出演 興津和幸/杉田智和/小野大輔/小野友樹/小野大輔/小野友樹/ファイルーズあい ほか
みんなの口コミ
  • とにかく台詞回しがクセになる作品として、「名言だらけ」と評されています。
  • 部ごとに推しが変わるほどキャラが濃く、「自分は○部派」という語りが生まれやすいです。
  • 作風の癖が強いので、合わない人は序盤で離脱してしまうという声もあります。
  • スタンドバトルの頭脳戦が新鮮で、「こんな戦い方があるのか」と驚かされたという感想が多いです。
  • 放送順と原作部数が複雑で、どこから見ればいいか迷うという意見もあります。
8位

ドラゴンボールZ

王道バトル 1989年〜1996年 気功波バトル
「インフレバトル」の原点にして、今も語り継がれる超サイヤ人伝説
あらすじ・ポイント解説
孫悟空と仲間たちが地球や宇宙の平和を守るため、次々と現れる強敵と戦う物語です。ベジータ、フリーザ、セル、魔人ブウといった強敵との戦いを通じて、悟空たちの限界突破が描かれます。
総合:89点
評価項目
ストーリー
★★★★☆17点
シンプルな勧善懲悪とインフレするバトル展開が、「少年漫画の王道」として今も愛されています。
作画
★★★★☆17点
放送当時のテレビアニメとしては破格のアクション密度で、今見ても燃える戦闘シーンが多数あります。
キャラクター
★★★★★19点
悟空・悟飯・ベジータを中心に、敵も味方もキャラが立っており、世代を超えて愛されるキャラクターが多いです。
音楽
★★★★☆18点
オープニング・挿入歌・BGMともに印象的で、「あの曲が流れるだけでテンションが上がる」という声が非常に多いです。
独自性
★★★★☆18点
パワーインフレ型バトルの原点とも言える作品で、後続作品に多大な影響を与えました。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
私にとって『ドラゴンボールZ』は、「バトルで盛り上がるとはどういうことか」を教えてくれた作品です。悟空とベジータの因縁、悟飯の覚醒、フュージョンや合体戦士など、少年心をくすぐるギミックがこれでもかと盛り込まれています。
現代アニメと比べるとテンポのゆっくりさはありますが、その“溜め”があるからこそ、一撃一撃の重みが増しているとも言えます。
放送時期 1989年4月〜1996年1月
話数 全291話
制作 東映アニメーション
監督 西尾大介 ほか
脚本 小山高男 ほか
キャラクター
デザイン
中鶴勝祥 ほか
原作 鳥山明『ドラゴンボール』
出演 野沢雅子/堀川りょう/古川登志夫/田中真弓 ほか
みんなの口コミ
  • 子どもの頃に見て育ち、大人になってからも語りたくなる「原点」として挙げられることが多いです。
  • フリーザ編・セル編・ブウ編など、どのサーガにも“神回”があるという声が多いです。
  • 引き伸ばし演出が多く、現代のテンポに慣れた視聴者には長く感じるという意見もあります。
  • 変身シーンや必殺技のカッコよさは今見ても色あせず、「あの瞬間の衝撃は忘れられない」という声が多数です。
  • シリーズの長さと派生作品の多さから、「どこから見ればいいか分からない」という声もあります。
9位

BLEACH&千年血戦篇

バトルアクション 2004年〜2012年/2022年〜 死神 VS 滅却師
卍解と斬魄刀の個性が火花を散らす、スタイリッシュ死神バトル
あらすじ・ポイント解説
死神の力を手に入れた高校生・黒崎一護が、虚や死神たちとの戦いに身を投じていく物語です。特に最終章「千年血戦篇」では、死神と滅却師の全面戦争が描かれ、各キャラクターの卍解が次々に明かされていきます。
総合:88点
評価項目
ストーリー
★★★★☆17点
中盤以降の寄り道はあるものの、千年血戦篇で一気に畳み掛ける構成が爽快です。
作画
★★★★☆18点
特に千年血戦篇では現代クオリティの作画で卍解バトルが描かれ、往年のファンから歓喜の声が上がりました。
キャラクター
★★★★★19点
一護・ルキア・恋次・白哉・日番谷・藍染など、デザイン・性格ともに強烈なキャラクターばかりです。
音楽
★★★★☆18点
お洒落なBGMとOP/EDが多く、「BLEACHの音楽センスが好き」というファンもかなり多いです。
独自性
★★★★☆18点
斬魄刀という武器そのものに人格と能力が宿る設定と、卍解の解放演出は今見ても強烈です。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
『BLEACH』は、バトルアニメの中でも特に「スタイル」が前面に出た作品です。キャラクターの立ち方・構図・セリフのキメ方まで含めて、「カッコよさ」を追求しています。
千年血戦篇では、長年明かされなかった卍解や真の力が次々と披露され、原作完結から時間を経てなおファンの熱量を再燃させました。
放送時期 2004年10月〜2012年3月/千年血戦篇:2022年〜放送
話数 オリジナル含む全300話以上+千年血戦篇
制作 ぴえろ
監督 阿部記之 ほか
脚本 十川誠志 ほか
キャラクター
デザイン
工藤昌史/岩佐裕子 ほか
原作 久保帯人『BLEACH』
出演 森田成一/折笠富美子/杉山紀彰/中井和哉 ほか
みんなの口コミ
  • 卍解の初披露シーンはどれも「鳥肌が立った」と語られるほど印象的です。
  • キャラクターデザインとファッションセンスが高く評価され、「とにかく全員カッコいい」という声が多いです。
  • オリジナル回が長く感じる部分や、途中でテンポが緩む章もあるという意見があります。
  • 千年血戦篇のアニメ化で「BLEACH熱がぶり返した」というファンが多数います。
  • 設定や用語が多めで、途中からだと入りにくいという指摘もあります。
10位

僕のヒーローアカデミア

ヒーローバトル 2016年〜 個性バトル
“ヒーロー”という概念を問い直す、超王道の学園バトル
あらすじ・ポイント解説
「個性」と呼ばれる超能力が当たり前の世界で、無個性として生まれた少年・緑谷出久が、No.1ヒーローの継承者として成長していく物語です。雄英高校の仲間たちと共に、敵(ヴィラン)との戦いを通じて“ヒーローとは何か”が何度も問い直されます。
総合:88点
評価項目
ストーリー
★★★★☆17点
学園ものとしての楽しさと、ヒーローとヴィランの思想的対立がうまく噛み合っています。
作画
★★★★☆18点
バトルシーンの迫力と、感情の爆発を描く作画のキレが評価されています。
キャラクター
★★★★☆18点
デク・かっちゃん・轟焦凍をはじめ、クラスメイトやプロヒーロー、ヴィラン連合まで、キャラの層が非常に厚いです。
音楽
★★★★☆17点
主題歌・劇伴ともに熱量が高く、バトルの盛り上がりを後押ししています。
独自性
★★★★☆18点
アメコミ的なヒーロー像と日本的な学園ドラマを融合させ、「ヒーローとは何か」を正面から描いた点が特徴です。
コメントアイコン 解説とおすすめポイント
『ヒロアカ』は、ヒーローものの記号を知っているほど刺さる作品だと私は感じています。ヒーローであることの責任、社会から求められる像とのズレ、力を持つ者と持たない者の境界線など、テーマはかなりシビアです。
それでもなお、「それでも誰かを救いたい」と走り出すデクたちの姿は、王道ジャンプ作品の系譜にしっかりと連なっています。バトルの熱量と、ヒーロー観のアップデートを同時に味わえる一作です。
放送時期 2016年4月〜(シーズン継続中)
話数 TVシリーズ・劇場版含め100話以上
制作 ボンズ
監督 長崎健司/向井雅浩 ほか
脚本 黒田洋介 ほか
キャラクター
デザイン
馬越嘉彦/小田嶋瞳 ほか
原作 堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』
出演 山下大輝/岡本信彦/梶裕貴/佐倉綾音 ほか
みんなの口コミ
  • 「1期のUSJ編」「2期の体育祭」「3期のオールマイトVSオール・フォー・ワン」など、節目ごとに名バトルがあると評判です。
  • クラスメイト全員にスポットが当たるため、推しキャラが見つかりやすい作品としても人気です。
  • シーズンが進むごとにシリアス度が増し、初期の明るさを求めていた層とは好みが分かれるという声もあります。
  • デクと爆豪の関係性が丁寧に変化していく過程が「青春もの」として支持されています。
  • 派生メディアや映画も多く、すべて追うのが大変という意見もあります。

バトルに心躍るアニメ11〜20位|刺さる人にはたまらない準主役級の名作たち

11〜20位の作品たちは、「トップ3やトップ10ほど有名ではないけれど、刺さる人には生涯ベスト級」という、“通好みゾーン”に位置するラインナップです。バトルのスケールは少し小さくても、キャラクター同士の距離感や、物語のテーマの尖り方が独特で、「自分だけの一本」を探したい人にはたまらない層だと感じています。

ここでは、成長ドラマが光る作品や、心理戦寄りのタイトル、ジャンル横断型のバトルアニメなど、メインストリームから半歩ずらした魅力を持つ作品を中心に紹介していきます。あなたがすでに知っている有名作と並べて観ることで、「このバトルが好き」という自分だけの軸が、よりくっきり見えてくるはずです。

11位 ワンパンマン 85点
主人公サイタマがどんな敵もワンパンチで倒してしまう爽快ギャグバトル。圧倒的な強さに悩む姿とヒーロー協会の騒動が痛快です。
2015年10月〜2015年12月・2019年4月〜7月・2025年10月~(3期) ヒーローコメディ MADHOUSE/J.C.STAFF 監督:夏目真悟(1期)、櫻井親良(2期)

12位 ソードアート・オンライン 84点
仮想空間に閉じ込められたプレイヤーたちが命懸けの戦いに挑むVRMMOバトル。キリトと仲間の絆が光る青春SFアクションです。
2012年7月〜12月・2014年7月〜12月・2018年10月〜2020年9月 SFファンタジー A-1 Pictures 監督:伊藤智彦(1・2期)、小野学(アリシゼーション)

13位 Fate/Zero 84点
聖杯を巡る魔術師とサーヴァントたちの戦争を描くダークファンタジー。重厚なストーリーと迫力のバトルが見応え抜群です。
2011年10月〜12月・2012年4月〜6月 ダークファンタジー ufotable 監督:あおきえい

14位 ブラッククローバー 83点
魔法がすべての世界で魔法を使えない少年アスタが仲間とともに魔法帝を目指す成長物語。友情と努力の熱いバトルが魅力です。
2017年10月〜2021年3月 ファンタジー スタジオぴえろ 監督:吉原達矢

15位 天元突破グレンラガン 83点
地下世界に暮らす少年シモンが巨大ロボ・グレンラガンで天を突き破る物語。熱血とドリルが宇宙規模へと拡大する爽快ロボットアニメ。
2007年4月〜9月 ロボットアクション ガイナックス 監督:今石洋之

16位 FAIRY TAIL 82点
ギルド「妖精の尻尾」の魔導士ナツたちが仲間と共に様々な依頼や強敵に挑むファンタジーバトル。仲間との絆と笑いがあふれます。
2009年10月〜2019年9月(一部中断) ファンタジー A-1 Pictures/ブリッジ 監督:石平信司

17位 幽☆遊☆白書 82点
不良少年・浦飯幽助が霊界探偵として妖怪や強敵と戦うバトルアニメ。暗黒武術会編など手に汗握るトーナメントが熱いです。
1992年10月10日〜1995年1月7日 スピリチュアルバトル スタジオぴえろ 監督:阿部紀之

18位 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 81点
流浪人・緋村剣心が明治時代の東京で人々を救う剣劇アクション。剣心の過去と人間ドラマが心に響きます。
1996年1月10日〜1998年9月8日 時代劇アクション スタジオぎゃろっぷ/スタジオディーン 監督:古橋一浩

19位 銀魂 81点
万事屋の坂田銀時が仲間とともに江戸で騒動を解決するギャグ&バトルアニメ。笑いとシリアスの落差と熱い戦闘が魅力です。
2006年4月〜2018年10月 SF時代劇 サンライズ 監督:高松信司ほか

20位 東京喰種トーキョーグール 80点
人間と喰種の狭間で葛藤する青年カネキの戦いを描くダークアクション。喰種の残酷さと人間ドラマに引き込まれます。
2014年7月4日〜2018年12月25日 ダークアクション スタジオぴえろ 監督:森田修平(1期)、渡部穏寛(2期)、渡部穏寛/松田清(:re)

バトルに心躍るアニメを観るなら?公式VODで“本気の一撃”を味わおう

せっかく作画も音楽も全力で作られたバトルアニメなのに、違法サイトや低画質動画で流し見してしまうのは本当にもったいないです。どうせ観るなら、公式の高画質・高音質で「一枚一枚の作画」と「一瞬のカメラワーク」まできちんと味わってほしい──私はそう思っています。

ここでは、バトルアニメ好きが「とりあえずここを押さえておけば困らない」と言えるVODを3つだけ厳選しました。スマホ1つで、今日からランキング上位の名バトルにいつでも戻れる環境を一緒に整えていきましょう。

【一目でわかる】VODサービス比較表

サービス月額(税込)無料期間
dアニメストア550円※131日間※4
Amazon Prime Video600円30日間

迷ったらこう選ぶ!私のおすすめの使い分け

① バトルアニメを安く・たくさん観るなら「dアニメストア」

「バトルアニメ中心で、とにかく本数を追いかけたい」という人は、まずdアニメストアを軸にして大丈夫です。月額550円(税込)※1で6,000作品以上が見放題※2なので、ランキング上位の王道タイトルから少しマニアックな名作まで、かなり広い範囲をここ1つでカバーできます。

初回31日間無料※4なので、まずは「自分が観たいバトルアニメがどれだけ揃っているか」を確認する使い方がおすすめです。作品をあらかじめダウンロードしておけば※5、通勤・通学でも通信量を気にせず一気見できます。

  • アニメ特化なので、余計なジャンルに邪魔されず作品を探しやすい。
  • 6,000作品以上のラインナップ※2で、「昔気になっていたバトル作品」を掘り起こしやすい。
  • ダウンロード視聴※5でスキマ時間を“バトル消化タイム”に変えられる。
  • まずは低コストで「本気でアニメにハマる感覚」を取り戻したい人に向いている。

② 日常のAmazon利用に“話題アニメ視聴”を足すなら「Amazon Prime Video」

「まずは有名どころのバトルアニメだけ押さえたい」「サブスクを増やしすぎたくない」という人には、Amazon Prime Videoがちょうどいい選択です。もともと通販でAmazonを使っているなら、その特典の一つとしてアニメ見放題がついてくるイメージで始められます。

  • 話題作・定番作品が中心なので、「教科書的な名バトル」を一通り押さえやすい。
  • 配送特典や音楽配信など、日常生活でのメリットも大きい。
  • 最初の1本として導入しやすく、そこからdアニやU-NEXTへステップアップしやすい。
今すぐ無料で視聴する

💡 損しない選び方

いきなり1つに絞り込む必要はありません。まずはdアニメストアで、今の自分の好みのバトルアニメがどれだけ観られるかをチェックしてみてください。そのうえで「原作も読みたい」「映画ももっと観たい」と感じたらU-NEXTを試す、Amazonをよく使う人はPrime Videoを“生活インフラ+アニメ”として足す──このくらいの距離感がちょうどいいと思います。

各サービスには無料トライアルがあるので、順番に試して「自分の視聴スタイルに合う1〜2サービスだけ残す」のが、長期的に見て一番バランスの良い選び方です。

※1 月額550円(税込)
契約日・解約日に関わらず、毎月1日~末日までの1か月分の料金が発生します。別途通信料その他レンタル料金等サービスによっては別料金が発生します。

※2 6,000作品以上見放題
2024年11月時点での作品数となります。見放題対象外コンテンツがあります。

※4 初回初月無料(期間内解約の場合)
初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります。)

※5 ダウンロードできるから通信料も安心!
対応デバイスやご視聴条件など詳しくはdアニメストアのホームページをご確認ください。
ダウンロードはWi-Fiを利用して行うことをお勧めします。一部作品はダウンロード対象外となります。

バトルに心躍るアニメQ&A|よくある疑問をアニメ研究家が解説

「どの作品から観ればいい?」「作画重視ならどれ?」「長編と短編、どちらがおすすめ?」──バトルアニメを語り始めると、必ずといっていいほど同じような質問が飛んできます。ランキングを眺めるだけではわかりにくい“視聴のコツ”や、“自分に合う一本の見つけ方”を整理しておきたいところです。

このセクションでは、アニメ研究家としてよく受ける質問をピックアップしつつ、「どう選べば後悔しにくいか」「どこに注目して観るともっと楽しくなるか」という視点でお答えしていきます。あなた自身の疑問と重ね合わせながら、次に見る一本を選ぶヒントにしてもらえたらうれしいです。

Q
バトルアニメ初心者は、どの作品から観るのがいいですか?
A

「まずは外したくない」という意味では、ランキング上位の『鬼滅の刃』や『僕のヒーローアカデミア』のように、1話ごとに山場がわかりやすく、キャラクターの感情がストレートに伝わる作品から入るのがおすすめです。1クール程度で完結しているシーズンから試すと、世界観にもなじみやすいですし、「自分はどういうタイプの戦いが好きなのか」を短期間で確認しやすいんですよね。

Q
作画やバトル演出を重視するとき、どこに注目して選べば良いですか?
A

作画重視なら、「バトルシーンの評判」と「制作スタジオ・監督」の二つを見るのが近道です。たとえば『呪術廻戦』や『進撃の巨人』のように、SNSで“作画がバケモノ”と言われている作品は、アクションシーンにかなりリソースを割いています。また、バトルが始まった瞬間にカメラワークや背景の情報量がぐっと増える作品は、戦闘演出にこだわりがある証拠なので、そのあたりを意識して選ぶと失敗しにくいですよ。

Q
長編と短編、どちらのバトルアニメから観るのがおすすめですか?
A

時間に余裕があるなら、世界観やキャラの積み重ねが効いてくる長編は最高です。ただ、最初の一本としては、1〜2クールで完結する短めの作品から入るのがおすすめです。「このくらいの尺なら最後まで付き合える」と自分のペースを掴んでから、気に入ったテイストに近い長編──たとえば『HUNTER×HUNTER』や『ドラゴンボールZ』のような作品──に進むと、途中で燃え尽きずに楽しみ切れる可能性が高くなります。

まだまだあるバトルに心躍るアニメ21〜50位|タイプ別で楽しむ深掘りリスト

21〜50位は、メジャーではないけれど一度ハマると抜け出せない“隠れ名作”の宝庫です。長編少年バトルからダーク系、ロボット、スポーツ寄りまで多彩なタイプが揃っています。

気になるキャラやテーマから掘り下げると、意外な“推し”が見つかるかもしれません。自分だけのバトルアニメを発見する楽しさを、ぜひ味わってみてください。

  • 21位 ワンピース
    海賊王を目指すルフィが仲間と共にグランドラインを冒険する王道バトルファンタジー。
  • 22位 キングダム
    古代中国・春秋戦国時代を舞台に、少年信が天下の大将軍を目指す熱い戦争ドラマ。
  • 23位 七つの大罪
    リオネス王国を救うため集結した伝説の騎士団が魔神族と戦う冒険譚。
  • 24位 GANTZ
    死んだはずの人々が謎の球体により異星人との戦闘へ駆り出される残酷サバイバル。
  • 25位 CLAYMORE
    妖魔を狩る半人半妖の女性戦士たちの孤独と葛藤を描くダークファンタジー。
  • 26位 幼女戦記
    異世界に転生したエリート軍人ターニャが魔導師として戦場を駆けるミリタリーアクション。
  • 27位 DEVILMAN crybaby
    悪魔と人間の狭間で揺れる青年を描いた現代版デビルマン。破滅的な展開が衝撃的。
  • 28位 バジリスク〜甲賀忍法帖〜
    伊賀と甲賀の忍者が家督争いのために死闘を繰り広げる悲恋の忍者アニメ。
  • 29位 バキ
    地下闘技場最強を目指す範馬刃牙と強敵たちの格闘バトル。筋肉描写が圧巻。
  • 30位 聖闘士星矢
    神話の聖闘士たちが女神アテナのためにコスモを燃やし黄金聖闘士に挑む壮大な戦い。
  • 31位 犬夜叉
    戦国時代に飛ばされた女子高生かごめと半妖犬夜叉が四魂の玉を巡り妖怪と戦う冒険譚。
  • 32位 魔法少女まどか☆マギカ
    魔法少女の運命の残酷さと希望を描き、新しいバトル魔法少女像を提示した名作。
  • 33位 炎炎ノ消防隊
    人体発火の謎に迫る特殊消防隊の活躍を描いたバトルファンタジー。炎の表現が迫力。
  • 34位 ベルセルク
    黒い剣士ガッツの復讐と生き様を描くダークファンタジー。重厚な世界観が魅力。
  • 35位 TRIGUN
    60億$$の賞金首ヴァッシュが無益な殺生を避けつつ賞金稼ぎに追われるガンアクション。
  • 36位 ソウルイーター
    武器と職人が共に戦う死神武器職人学校の生徒たちの成長とバトルを描くスタイリッシュアニメ。
  • 37位 ゴブリンスレイヤー
    村人を守るためゴブリン狩りに身を捧げる冒険者の孤独な戦い。過酷な描写が特徴。
  • 38位 ドラゴンクエスト ダイの大冒険
    勇者に憧れる少年ダイが仲間と共に大魔王を倒すため旅立つ王道冒険活劇。
  • 39位 Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
    衛宮士郎と遠坂凛が協力し聖杯戦争に挑む、心情と剣戟が交差するバトルファンタジー。
  • 40位 十二大戦
    十二支の名を持つ戦士たちが願いを賭けて殺し合うデスゲーム。策略と裏切りが満載。
  • 41位 アカメが斬る!
    腐敗した帝国に立ち向かう暗殺者集団ナイトレイドの戦いと悲劇を描くアクション。
  • 42位 東京リベンジャーズ
    人生をやり直すためタイムリープした青年タケミチが暴走族同士の抗争に挑む青春バトル。
  • 43位 Dr.STONE
    石化した世界で科学オタクの千空が文明を取り戻すため知恵と力で戦うサバイバル冒険。
  • 44位 ノーゲーム・ノーライフ
    天才ゲーマー兄妹が全てがゲームで決まる異世界で頭脳バトルを繰り広げるファンタジー。
  • 45位 火ノ丸相撲
    小柄な高校生が相撲で横綱を目指す体育会系バトル。熱血と根性が眩しい作品。
  • 46位 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
    公安9課の草薙素子らが電脳犯罪に挑む近未来サイバーバトル。哲学的なテーマも魅力。
  • 47位 キルラキル
    喧嘩部活が支配する学園で、片太刀バサミを持つ少女が母の死の真相を追うハイテンションアニメ。
  • 48位 Re:ゼロから始める異世界生活
    死に戻りの能力を持つ少年スバルが仲間を救うため何度も世界をやり直す心理バトル。
  • 49位 新世紀エヴァンゲリオン
    少年少女が巨大ロボ・エヴァンゲリオンに乗り、人類補完計画の裏に潜む謎と戦う衝撃作。
  • 50位 メイドインアビス
    深淵アビスの底を目指す少女リコとロボ少年レグの過酷な冒険と戦い。美しさと残酷さが共存。

まとめ|バトルに心躍るアニメがあなたの価値観を少し動かす

ここまで50本のバトルアニメを振り返ってみると、「強さ」の定義が作品ごとに少しずつ違うことに気づくと思います。圧倒的な力でねじ伏せるキャラもいれば、何度倒れても立ち上がるしぶとさで勝ちに近づくキャラもいる。それぞれの戦い方の中に、「こうありたい」「これは真似したくない」という、あなた自身の価値観が静かに映し出されているはずです。

バトルアニメの魅力は、派手な作画や必殺技だけではありません。自分では選べないような極端な状況にキャラクターが追い込まれ、そのときどんな言葉を選び、どんな一歩を踏み出すのかを疑似体験させてくれるところにあります。1本でも心に残る作品が見つかったなら、その作品の“戦い方”を、少しだけ日常の自分にも持ち帰ってみてください。

あなたは次に、どのバトルシーンから観直してみたいでしょうか。そして、その戦いのあとで、自分の中のどんな価値観が少し揺れるのか──ぜひ、自分なりの答えを見つける旅を楽しんでみてください。

この記事のまとめ

◆ポイント◆

  • バトルに心躍るアニメのおすすめ50本を網羅
  • 作画・ストーリー・キャラクターの魅力を解説
  • 客観データと独自視点で評価を明示
  • 配信サービス選びのヒントも紹介
  • Q&Aで疑問や選び方にも丁寧に回答

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。心を震わせるバトルアニメは人生を少しだけ前向きにしてくれると実感しています。ぜひ気になる作品や心に残った戦闘シーンがあれば、SNSなどで感想をシェアしてみてください。あなたの一言が次のファンを生み出します!

アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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