処刑された「悪女」と、誠実だけが取り柄の子爵令嬢。『エリスの聖杯』第1話は、出会うはずのなかった二人が、最悪の夜会で手を組む瞬間を描き出します。胸くそ悪い冤罪劇から、スカッとする逆転まで一気に駆け抜ける構成に、思わず息を飲んだ人も多いはずです。
一言でいえば、第1話は“胸くそからのざまぁ”を味わいつつ、「誠実」と「悪女」というラベルそのものを揺さぶってくる導入回でした。この記事では、『エリスの聖杯』第1話「小宮殿(グラン・メリル=アン)にて」のあらすじを整理しつつ、アニメ愛好家ユウとしての感想とテーマ考察、そしてSNSの反応まで丁寧にまとめていきます。「エリスの聖杯 第1話 感想」として、物語の魅力と違和感の両方を言葉にしていきます。
コニーとスカーレットという対照的な二人の令嬢は、なぜ手を組むことになったのか。貴族社会の歪みの中で、「誠実」と「悪女」というラベルはどう揺さぶられていくのか。復讐劇としての快感だけでなく、その裏にある問いも一緒に味わっていきましょう。
※この記事は2026年1月9日に更新されました。
◆内容◆
- 『エリスの聖杯』第1話のあらすじと要点
- コニーとスカーレットの関係とテーマ考察
- SNSでの反応や視聴者の感想傾向
- 第2話以降への期待と今後の見どころ
『エリスの聖杯』第1話「小宮殿(グラン・メリル=アン)にて」あらすじ・感想・考察
『エリスの聖杯』第1話は、幼い日の公開処刑の光景と、十年後のきらびやかな夜会が一本の線でつながっていく、冒頭から最後まで張り詰めた空気に満ちた導入回でした。
誠実さだけを支えに生きてきたコニーが、婚約者の裏切りと理不尽な冤罪に追い込まれ、その果てに“稀代の悪女”スカーレットと手を組むまでを、残酷さと爽快感の両方を込めて描き出しています。
ここでは第1話のあらすじを整理しながら、コニーとスカーレットの関係性や物語のテーマを、アニメ愛好家としての視点で丁寧に追っていきます。
第1話のあらすじ整理|処刑された悪女と誠実な令嬢の再会
物語は、子爵令嬢コンスタンツ・グレイル(コニー)が親友ケイトとはぐれた先で、公爵令嬢スカーレット・カスティエルの公開処刑という凄惨な場面を目撃してしまうところから始まります。
群衆から「悪魔」と罵られながらも凛と立つスカーレットを、幼いコニーは「綺麗な人」と感じる一方、彼女は「全員呪われろ」と呪詛を吐き、首が落ちる衝撃的な光景が焼き付いてしまいます。
場面は一転して十年後、十六歳に成長したコニーは、借金を抱えた家を救うため、ハンサムで紳士的に見えるニールとの婚約を受け入れ、ハームズワーク子爵邸の夜会に出席します。
しかし夜会の裏でニールとパメラの密会を目撃し、さらに髪飾りを預かったことを利用した冤罪で「泥棒」呼ばわりされ追い詰められたコニーの前に、死んだはずのスカーレットの亡霊が現れ、身体を借りて一気に形勢をひっくり返していくまでが第1話のおおまかな流れです。
第1話の感想|誠実さが踏みにじられる夜会とスカッと逆転劇
私が第1話でまず強く感じたのは、「誠実であろうとすることが、こんなにも報われない世界なのか」という、じわじわ胸を締め付けてくるような感覚でした。
父の借金を背負い、婚約者の浮気を見てもなお「誠実に向き合わなきゃ」と自分に言い聞かせるコニーの健気さがあるからこそ、パメラたちに冤罪で追い詰められる流れが一層こたえ、見ていて思わず画面を握りしめてしまいます。
そこからスカーレットが憑依して一気に形勢を逆転させる展開は、いわゆる“ざまぁ系”の気持ちよさを備えつつも、抑え込まれていた怒りが噴き出す瞬間として描かれていて、華やかな夜会シーンを紹介するアニメ!アニメ!の記事で見る以上に、画面越しに空気の冷たさと緊張感が伝わってくるのが印象的でした。
独自テーマ考察|「誠実」と「悪女」ラベルがひっくり返る瞬間
第1話を通して強く浮かび上がるのは、「誠実」と「悪女」というラベルがどれだけ曖昧で、権力を持つ側の都合で簡単に書き換えられてしまうかというテーマだと私は感じました。
コニーの家は誠実さゆえに借金を背負い、コニー自身もまた誠実さを武器ではなく足かせとして抱えている一方、スカーレットは「稀代の悪女」として処刑されながら、その姿はどこか気高く、彼女の叫ぶ呪詛もむしろ正直な怒りのように響きます。
誰が善で誰が悪なのか、という単純な図式を壊すように、処刑された“悪女”の霊と“誠実な令嬢”が手を組む構図は、公式サイトがうたう「貴族社会の闇を暴くミステリー」としての側面を、感情面からも強く印象づけてくれます。
私の解釈では、この物語は単なるざまぁ復讐劇ではなく、「都合のいい物語に合わせて人を悪女に仕立て上げる社会」に対して、コニーとスカーレットという二人の“被害者”が連帯していく物語のプロローグであり、第1話はその最初の反撃として位置づけられているように思えました。

スカーレットが現れた瞬間、空気が一変したね。あの冤罪からの逆転、鳥肌立った!

スカッとしたにゃ! でも、誠実さを貫くコニーの姿も切なかったにゃ…。

二人の共闘が始まったばかり。次はどんな因縁が暴かれるのか、続きが気になる!
SNSの反応まとめ|視聴者がハマったポイントと賛否
第1話放送後のSNSでは、「胸くそからのざまぁが気持ちいい」「悪女の亡霊ヒロインという切り口が新鮮」といった声が多く、かなり好意的なスタートを切った印象がありました。
一方で、公開処刑や冤罪といったヘビーな題材を一気に描き切ったことで、「テンポが速い」「情報量が多い」と感じた視聴者も少なくありませんでした。
ここでは、X(旧Twitter)や感想ブログなどで見られた傾向を整理しながら、『エリスの聖杯』第1話がどのように受け止められているのかを、私なりの視点も交えてまとめていきます。
好評ポイント|胸くそ展開からのざまぁカタルシス
SNSでまず目立っていたのは、「ニールとパメラに対するイライラが、スカーレット憑依コニーの逆襲で一気に浄化された」というタイプの感想でした。
冤罪をかけられたコニーが、誰からも信じてもらえず追い詰められていく流れは、見ていてかなりしんどいのですが、その分だけ証人を次々と引きずり出し、論理と言葉で追い込んでいく展開が爽快に映っています。
特に、「不倫こそが本当の泥棒だ」と切り返す場面や、ウェインに対して「地獄に落ちるだろう」と言い放つシーンは、視聴者の鬱憤を代弁する“言葉のパンチライン”として多く引用されていました。
ざまぁ系や復讐系の作品が好きな層からは、「定番の気持ちよさを押さえつつ、幽霊憑依というギミックでしっかり盛り上げてくれる第1話だった」という評価が多く、夜会のカットを紹介するアニメ!アニメ!の先行カット記事と合わせて盛り上がりを振り返る声も見られました。
議論された点|ヘビーな題材とテンポ感への違和感
一方で、すべてが手放しで称賛されているわけではなく、「処刑シーンから冤罪劇まで、かなりヘビーな要素を短時間に詰め込みすぎでは」という意見も一定数ありました。
子どもの頃の公開処刑、父の借金、政略結婚、婚約者の浮気、貴婦人たちの陰湿な冤罪──と、コニーの不幸が怒涛のように重なっていくため、人によっては「心の準備が追いつかない」と感じたようです。
また、原作小説を読んでいるファンの中には、「原作ではもう少しじっくり描かれていた心情部分が、アニメだとテンポ重視で駆け足に見えた」という声もあり、構成の取捨選択については今後も議論が続きそうだと感じました。
とはいえ、こうした違和感も含めて、「1話からここまで攻めた内容を見せてくれたなら、先の展開にも期待できる」というポジティブ寄りの受け止め方が多く、重さとテンポのバランスをどう感じるかが視聴者ごとの分かれ目になっている印象です。
キャラクター&演技評価|コニーとスカーレットの存在感
キャラクター面では、コニーとスカーレットの“二人一役”的な関係性に注目する声が多く、「いい子なコニーと、悪女スカーレットが同じ身体を使い分ける感じが面白い」という反応が目立ちました。
特にスカーレット役・鈴代紗弓さんの演技については、「冷たさと気高さと、どこかにじむ哀しさが共存している」「声だけで“本当に悪女なのか?”と疑いたくなる」といった感想が多く、公式X(エリスの聖杯【公式】Xアカウント)のポストを引用しながら盛り上がる様子も見られました。
コニー側の演技も、普段の控えめでおとなしい声と、スカーレット憑依時の堂々とした口調の差がはっきりしていて、「同じ顔なのに別人に見える」「表情と声のギャップがゾクゾクする」と高く評価されています。
私の感覚では、第1話の時点で「この二人がいれば物語を引っ張っていける」と思わせるだけの存在感がすでにあり、今後はサブキャラや王族側のキャラクターがどこまで厚みを増してくるかが、作品全体の印象を左右していきそうだと感じました。あなたは第1話の時点で、どのキャラクターに一番惹かれましたか。
『エリスの聖杯』第1話 感想まとめと次回への期待
『エリスの聖杯』第1話は、誠実さを踏みにじられた令嬢コニーが、“悪女”と呼ばれたスカーレットと手を組むまでのプロローグとして、とても密度の高い一話でした。
公開処刑の記憶と、夜会での冤罪劇、そしてスカーレット憑依による逆転までを一気に描き切ることで、この世界がどれほど不条理で、どれほど人の都合で「悪」が作られていくのかが、感情レベルで突きつけられます。
同時に、コニーの中にある誠実さと怒り、スカーレットの冷徹さとどこか傷ついたようにも見える気配が交差し、「二人でなら、この社会に一矢報いることができるのでは」と期待させてくれる導入回でもありました。
第2話以降への注目ポイントとアニメ愛好家ユウの期待
これから先に向けて私が一番楽しみにしているのは、「誠実でありたいコニー」と「復讐を完遂したいスカーレットの思惑」が、どの地点でぶつかり合うのかという部分です。
今回の夜会では、二人の利害がきれいに一致していたからこそ痛快な逆転劇になりましたが、今後は“正しいこと”と“報復として気持ちいいこと”が必ずしも同じとは限らない場面も出てくるはずで、そのときコニーがどんな選択をするのかが気になります。
また、王太子妃や王家の思惑、スカーレットが本当に悪女だったのかという疑問、そして「なぜ今になってコニーの前に現れたのか」といった謎も、少しずつ輪郭を帯びていくでしょう。
第2話以降、コニーがスカーレットの力を借りながらも、自分自身の言葉と意志で貴族社会に立ち向かえるようになるのか。この物語が“ただのざまぁ”で終わるのか、それとも理不尽な世界への静かな反逆譚として心に残るのか、その分岐点を見届けたいと感じました。
あなたの中の「誠実」と「怒り」は、どちらの声の方が大きく響いているでしょうか。二人のどちらの声が、自分の正しさに近いのかを意識しながら、第2話以降の物語を一緒に追いかけていけたら嬉しいです。
あなたは、コニーとスカーレットのどちらの視点により心が寄っているでしょうか。次の話を観るとき、ぜひ自分の中の「誠実」と「怒り」のバランスを意識しながら、二人の選択を見つめてみてください。
【公式サイト・引用・参照】
◆ポイント◆
- 『エリスの聖杯』第1話は誠実と悪女の対比が主軸
- 冤罪からの逆転劇が視聴者の支持を集めた
- SNSではざまぁ要素と演技力に注目が集中
- テンポの速さと重さのバランスが今後の課題
- 第2話以降はコニーとスカーレットの葛藤に期待

ここまで読んでいただきありがとうございます。
『エリスの聖杯』第1話は、誠実さと復讐が交わる重厚な導入でしたね。
コニーとスカーレット、正反対の二人のバランスが物語をどう導くのか、次回が楽しみです。
ぜひSNSで感想や考察を共有して、一緒にこの作品を盛り上げていきましょう。


