『ロックは淑女の嗜みでして』第3話では、ついにりりさと音羽がバンドを結成!…と思いきや、まさかのボーカル無しという展開に驚きの声が続出。
ロックと格式を同時に目指す彼女たちの“音で語る”物語を、SNSや視聴者の反応も交えて深掘りしていきます。

えっ、バンド結成したのにボーカル無しってどういうこと!?

まさかのインスト展開!罵倒禁止ルールも秒で破られてたし、ツッコミどころ満載すぎ!見どころをチェックしていこう!
※この記事は2025年4月18日に更新されました。
ロックは淑女の嗜みでして 3話 感想|バンド結成!でもボーカル無しってどういうこと!?
第3話でようやく結成されたバンドに、視聴者はワクワク。しかしその直後に明かされるのは、なんと「ボーカル無しのインストバンド」という意外な展開でした。
この選択は、物語のロック精神を象徴する要素であり、キャラクターの内面を反映した挑戦的な演出でもあります。
まさかのインストバンド選択、その理由は挑発とプライド
りりさと音羽が交わす「ボーカルなんてノイズ」という発言には、多くの視聴者が衝撃を受けたでしょう。このインストバンドという選択は、本作の独自性を際立たせる重要な設定です。
音羽が「歌なんて必要ですか?」と真顔で聞くシーンは、ロックというジャンルへの反逆心すら感じられます。一方で、りりさは「ギターに自信がないの?」と煽られたことで、逆にその挑発に乗ってしまうのが印象的でした。
視点を変えれば、これは「言葉より音で伝えたい」という、音楽の本質を問うテーマへのアプローチかもしれません。そこには従来のガールズバンド作品との差別化という意図も見えます。
音羽の煽りVSりりさの理詰め、ロックとは感情で語るもの
りりさは理論派で、演奏のバランスや技術にこだわる傾向があります。対して音羽は、気持ちよさ重視の直感型。2人の対立構造はそのまま、インストという形での音楽表現の対比にもつながっています。
「罵倒してこそロック」という音羽の姿勢は、暴言ではなく“音と言葉の衝突”という意味合いを持たせているように思えます。この作品が描くのは、音楽を通じた魂の交流とも言えるでしょう。
インストはただの奇をてらった設定ではなく、彼女たちのロック観を象徴しているのです。あえて歌を排除することで、感情のダイレクトな表現を追求している点に注目です。従来の音楽アニメにない新鮮さを感じる方も多いのではないでしょうか。
りりさと音羽のセッションは罵倒バトル!?音と感情が火花を散らす
第3話のハイライトとも言えるのが、りりさと音羽のセッションシーンです。互いに過去をぶつけ合いながら、ギターとドラムで全力の“気持ちいいこと”に挑む姿は、まさに青春ロックの真骨頂でした。
この演奏バトルが、言葉以上に深く心に響いてくるのは、ロックというジャンルの魔力ゆえでしょう。
「気持ちいいこと」って結局ロックの真髄だった件
音羽の「やりましょう!気持ちいいこと!」というセリフは、ただのギャグや挑発ではありません。彼女にとってのロックは、本能に従う快感の表現そのものなのです。
セッション中に汗を飛ばし、花瓶まで吹き飛ぶという演出は大げさに見えながらも、視聴者に「これがロックだ!」と納得させるだけの説得力を持っていました。ロックの衝動性や即興性が濃密に詰まった瞬間だったと感じます。
りりさ自身も、ギターを弾きながら「ロックなしでは生きられない」と痛感してしまうほど。彼女の内にある理屈では抑えきれない感情の爆発が、このセッションで浮き彫りになりました。
罵倒禁止ルール即破り!?仲間の定義はディスり合えること
バンド結成後に「罵倒禁止」とりりさが提案するも、わずか1時間後にはいつものごとく激しい罵り合い。このテンポ感と“破って当然”の空気感は、本作の持ち味でもあります。
罵倒は単なる悪口ではなく、りりさと音羽にとっての“本音の交わり”なのかもしれません。互いの存在を認めたうえでぶつかるからこそ、言葉の強さにも意味があると感じさせてくれます。
むしろ罵り合える関係こそが、彼女たちの“バンドとしての絆”を示しているのでしょう。「不燃ゴミが!」という言葉ですら愛のある挑発に聞こえてくるのは、演出と演技の妙だと言えるでしょう。
- Qどうして罵倒禁止ルールがすぐに破られたの?
- A
りりさ自身も“気持ちよくなるには罵倒が必要”と無意識に思っていた可能性があります。罵倒はこの作品における感情の表現方法です。
- Qなぜインストバンドなの?歌がない理由は?
- A
音羽が「ボーカルはノイズ」と考えており、りりさも煽りを受けて乗った形です。言葉ではなく演奏だけで伝えるという“ロックな表現”を目指しているのです。
りりさの“お嬢様”キャラ崩壊中!?全方向ロックなトップギア生活
第3話では、りりさの「お嬢様であろうとする努力」が完全に裏目に出てしまう展開が描かれました。何をやってもロック魂が溢れ出してしまう彼女の姿は、笑いと共感を誘います。
ピアノ、朗読、美術、体育と、すべての場面でロックが顔を出す姿には、もはや清々しさすら感じられました。
体育も美術もロック魂炸裂、それでもお嬢様評価は加速中
りりさはバンド以外の日常でも全力でロックを生きているように見えます。体育の柔軟運動でも真面目にやりすぎてしまい、音羽に「真面目すぎですわ」と言われる場面は微笑ましく映りました。
さらに朗読では情熱的すぎる語り口が「ロマン主義的」と評価され、美術の授業では抽象的な絵が「お嬢様らしい感性」と賞賛されるというオチまで。意図してないのに周囲に称賛されてしまうという展開は、逆に彼女の生きづらさを物語っているようです。
とはいえ、外側から見るとりりさは「完璧なお嬢様」。本音と建前が乖離していく様子が、彼女の内面をよりリアルに見せてくれました。
無菌学園に咲く野生のロック薔薇、ギャップ萌えの極み
りりさの「ロックな中身」と「格式高い見た目」というギャップは、視聴者を惹きつける最大の魅力です。どれだけ猫をかぶっても溢れ出す野生味は、まるで無菌室に咲いた異種のバラのようです。
「ノーブルメイデン」になるために全力を尽くすりりさですが、茶道部も生徒会もやるという完璧主義ぶりが、逆に「それロックじゃん」とツッコミたくなるほど。目的と手段がズレてるのに真剣というギャップに、視聴者は共感と愛着を覚えるでしょう。
彼女の姿勢は、皮肉ではなく真面目だからこそ面白いのです。それゆえにこの作品は、笑いと共感を両立できているのかもしれません。
バンドの夢は“フジロック”と“ノーブルメイデン”の両立!?ありえない目標に突き進め!
第3話の終盤では、りりさが掲げた2つの大きな目標が明らかになります。それが「フジロック出演」と「ノーブルメイデンの称号獲得」という、まったく異なるジャンルの到達点なのです。
音楽と格式という対極の道を同時に進もうとする姿に、彼女の“ガチ”ぶりがにじみ出ています。
ロックと格式を両立!?二刀流を目指す漢女(をとめ)りりさ
りりさが目標とするのは、「バンド活動の頂点であるフジロック」と、「格式の象徴であるノーブルメイデン」の両立という、まさに常識外れな二刀流です。
片方だけでも大変な道のりですが、それを同時に叶えようとする姿に、彼女の並外れた気合いが伝わってきます。この発言に対し、音羽が「素晴らしいですわ」と目をしいたけにするシーンは笑いを誘いつつも、本気で応援したくなる瞬間でした。
常識を打ち破る挑戦は、まさにロックの精神そのもの。この“理想主義の暴走”が、物語の今後にどう影響してくるのか注目したいところです。
目標はデカく!バンド活動の先にあるステージとは
バンドとしての目標を問われ、音羽は「見せつけたい」という曖昧な答えを返しました。しかしりりさは即座に「フジロックです」と明言。具体的なビジョンを持っている点が彼女の魅力でもあります。
音羽のような快楽主義者と、りりさのような目標主義者が手を組むことで、互いの弱点を補完できるチームになるのかもしれません。また、旧校舎を拠点にバンドを始めるという設定も、今後のドラマ展開に期待が膨らみます。
夢は大きく、道は険しくとも、りりさのブレない姿勢が多くの視聴者の心を動かしたのではないでしょうか。「バンドも品格も欲しい」という欲張りな目標こそ、今の若者のリアルな願望にも重なる気がします。
りりさの2つの夢の比較
目標① | ノーブルメイデン(学園内の格式称号) |
目標② | フジロック出演(国内最大級の音楽フェス) |
必要な資質 | 品格、社交性、伝統遵守 |
対照的要素 | 情熱、自由、反骨精神 |
ロックは淑女の嗜みでして 3話 感想まとめ|燃え尽きるほどヒート!ロックは人生の交差点
『ロックは淑女の嗜みでして』第3話は、セッションという名の真剣勝負を通じて、りりさと音羽が本音でぶつかり合い、互いを受け入れていくターニングポイントとなる回でした。罵倒し合いながらも築かれる信頼関係、ボーカル無しという攻めたバンド編成、そしてフジロックという突拍子もない目標が、物語に独特のリズムと熱量を与えています。
一見破天荒に見える展開の中にも、少女たちの葛藤や成長が丁寧に描かれており、笑いとシリアスの絶妙なバランスが光りました。ロックも淑女も諦めないという“我が道を行く”姿勢こそが、本作の真のテーマなのかもしれません。次回からのバンド活動に、ますます期待が高まります。
◆ポイント◆
- ボーカル無しの理由が描かれる
- セッションを通じた感情の爆発
- お嬢様キャラとロックのギャップ
- バンドと格式の両立という挑戦

感想を読んでいただきありがとうございます!
ロックは淑女の嗜みでして第3話は、音楽と感情のぶつかり合いが熱かったですね。
ボーカル無しという攻めた構成や、りりさの“お嬢様とロック”の両立には共感する部分も多いです。
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