「mono」7話 感想:ホラー漫画家の怪奇談義と身延グルメ旅、主人公不在の妙味とは?

「mono」7話 感想:ホラー漫画家の怪奇談義と身延グルメ旅、主人公不在の妙味とは? mono
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 「mono」第7話は、ホラー漫画家たちの怪談めいた裏話と身延ウォーカーのグルメ旅が同時に描かれ、視聴者の驚きを誘う異色回でした。

主人公の写真部JKたちが完全に不在の中、ホラー漫画家のクロクマ先生とすずちゃんが物語を牽引。SNS上では「写真部どこいった?」と戸惑う声も見られましたが、一方でホラーと食の混ざり合うユニークな面白さを支持する声もありました。

アニメ業界裏話と怪談、そして身延どんぶりウォークの魅力が融合し、この作品の“自由さ”を再認識させる回となっています。

にゃん子
にゃん子

主人公いない回って面白いの?

意外と面白いよ!ホラー漫画家の裏話とグルメ旅が絶妙に混ざってて見応えあるかも。

※この記事は2025年5月25日に更新されました。

この記事のまとめ

◆ポイント◆

  • ホラー漫画家チームの異色回の印象
  • 主人公たち不在でも物語が成立した理由
  • 食べ歩きツアーの面白さと怪奇要素の同居
  • 視聴者の戸惑いとSNSの反応も見所

mono 第7話 感想:ホラー×食べ歩きで異色の面白さ

「mono」第7話は、写真部アニメとして始まった作品の枠を大きく外れ、ホラー漫画家の集結と身延ウォーカーという二つの要素が融合した異色回となりました。

高校生たちがほぼ姿を見せないことで、作品の雰囲気も一変。視聴者の戸惑いを誘いつつも、漫画家チームが繰り広げる怪談めいたやり取りや食べ歩きツアーの描写が新鮮な楽しさを生んでいました。主人公不在でもしっかり面白さを引き出すこの回、まさにmonoらしい“自由さ”を感じさせる回だったように思います。

写真部JKたちの不在に感じる物足りなさ

本来、写真部の活動や女子高生たちの日常が作品の中心でしたが、第7話ではJK組が完全に出番なし。視聴者からは「主人公どこいった?」と驚きの声がSNS上に溢れていました。特にシネフォト部3人の姿すら見せない潔さには、思わず拍手したくなるほどの振り切りを感じました。

ただ、その分だけ作品の“テーマ”に空白が生まれたように感じる部分もありました。写真部の物語としてスタートしたのに、グルメツアーと漫画家チームの話ばかりが描かれるのは、やはり違和感があったのではないでしょうか。とはいえ、逆説的に言えば、主人公不在でも物語が十分に動くほど、このアニメの世界観が柔軟だという証でもあると感じます。

クロクマ先生とすずちゃんのホラー談義のインパクト

今回のストーリーで特に印象に残ったのは、ホラー漫画家のクロクマ先生とすずちゃんの不気味でユーモアあふれる掛け合いでした。アニメ化の裏に潜む“呪い”のようなエピソードは、どこかリアルさも感じさせて、背筋がゾワッとする瞬間がありました。

例えば、脚本家が7日連続で事故に遭うとか、音響監督が失踪するなど、常軌を逸した話題が淡々と語られる様子は、ホラー作品さながらの“空気感”を作っていました。それでいて、クロクマ先生の飄々とした態度や、すずちゃんが不安そうに話を聞く場面にはユーモラスな味わいも。ホラーとギャグが同居する絶妙なバランスが、この回の面白さを生んでいたように思います。

ぎっくり腰トラブルに笑うしかない島田さんの奮闘

一方で、グルメツアーのシーンでは、漫画家たちが食い倒れツアーに夢中になる中で、島田さんがひたすら丼を平らげ続ける姿が最高のコメディパートになっていました。特に「ぎっくり腰」という笑うに笑えないトラブルでオチをつけるあたり、昭和の喜劇を思わせるような親しみやすさがありました。

ぎっくり腰は実際に経験した人には“恐怖のワード”でもありますが、アニメでは見事に笑いに昇華されていました。そんな中でも島田さんが「まだ食べる!」と言い張る姿には、妙な説得力と可愛らしさがありました。主人公たち不在でも成立する面白さを感じさせる、良いスパイスになっていたように思います。

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作品の方向転換? SNSの反応と視聴者の戸惑い

今回の第7話は、これまでの「写真部アニメ」という印象を大きく覆す内容でした。SNSでは「もう写真部じゃない!」という声が多数見られ、視聴者たちは作品の方向転換に戸惑いを隠せなかったようです。確かに、グルメツアーとホラー漫画家の怪談会は、まるで別の作品を見ているかのようでした。

一方で、この自由すぎる展開をむしろ楽しんでいる視聴者も見受けられました。SNS上には「新主人公は春乃さんなのかも」といった意見や、「漫画家回としては面白かった」といった前向きな感想も多く投稿されています。特にホラー談義の独特な空気感が視聴者に強い印象を与え、作品の“カオス感”をポジティブに受け止めている人も多いようです。

ぎっくり腰の本当の恐怖とは?
ぎっくり腰は、突然訪れる強烈な腰の痛みで、古くは「魔女の一撃」とも呼ばれていました。
日常の動作中に起こることも多く、その苦しみは体験者にしか分からないかもしれません。mono第7話でもその恐怖とユーモアが上手く交錯していたように感じられます。

「もう写真部アニメじゃない」の声が続出

第7話を見た視聴者の多くが、写真部の描写が完全に消えてしまったことに強い衝撃を受けていたようです。SNSでは「写真部どこいった?」「さつきたちを返して!」といった声がトレンド入りするほど盛り上がっていました。確かに、1話からずっと主人公格として描かれてきた彼女たちが、1話丸ごと完全不在なのはかなり思い切った構成です。

ただ、同時に「これはこれで面白い」という声もあがっていました。視聴者は作品の持つ柔軟さや、予想外の展開を受け止めて楽しむ器用さを持っているようです。視聴者の戸惑いと興奮がSNSをにぎわせた回だったのは間違いないでしょう。

SNSで盛り上がる“新主人公は春乃さん説”

もうひとつ話題になっていたのが、春乃さんが実質的な主人公に昇格したのではないかという声です。SNSでは「もう春乃さんメインでいいんじゃない?」という意見が出るなど、主人公の交代を自然に受け入れようとする空気すらありました。

実際、今回の春乃さんはホラー漫画家たちと同じ目線で話を聞き、時にツッコミを入れるなど、非常に存在感がありました。そんな彼女の柔らかいリアクションは、視聴者に安心感を与えたように思います。作品の方向性の変化に戸惑いながらも、新たな楽しみ方を見つける視聴者の様子が印象的でした。

Q
第7話で春乃さんが主人公になった理由は?
A

JK組が出ない回だからこそ、ホラー漫画家との接点を持つ春乃さんにスポットが当たり、自然と主人公的ポジションに。

Q
ホラー談義と食べ歩きの両立は意味がある?
A

「怖いけど楽しい」異色の空気感を演出し、作品の振れ幅を強調する狙いがあったようです。

食べ歩きツアーの魅力と演出の妙

第7話のもう一つの見どころは、漫画家チームが挑む「身延ウォーカー」という食べ歩きイベントでした。作品のテーマとしては大きく外れているように感じますが、地元グルメを楽しむ姿がコミカルかつ生き生きと描かれていて、新たな作品の顔を見せてくれたともいえるでしょう。身延どんぶりウォークというリアルな題材を通じて、キャラクターたちの飾らない素顔や関係性の面白さが引き出されていました。

身延ウォーカーのグルメ描写と山梨の魅力

今回の食べ歩きシーンでは、丼ぶりの種類の豊富さや地元グルメの魅力が丁寧に描かれていました。視聴者からは「どの丼もおいしそう!」というコメントも多く、食欲を刺激する場面が印象的です。特に、春乃さんや島田さんが笑顔で丼を味わうシーンは、作品のほのぼのとした雰囲気を思い出させてくれました。

また、実際に「身延どんぶりウォーク」というイベントが存在しており、アニメが地域振興に一役買っているようにも感じます。アニメの舞台とリアルの繋がりを感じさせる演出が、新鮮さを生んでいました。

身延どんぶりウォークとは?
作中でも登場した「身延どんぶりウォーク」は、山梨県の身延町で行われる食べ歩きイベントです。
本家のイベントは「」
地元食材を活かした多彩などんぶりを堪能でき、観光客にも人気。アニメのシーンと重ねて、旅気分を味わえるのも楽しいところですね。
出典:身延どんぶり街道 | 身延町商工会

ホラーと食が混ざる異色の空気感

一方で、ホラー漫画家たちの不気味な話題が食べ歩きツアーと同時進行するのは、独特の面白さを生んでいました。食事シーンは明るい空気なのに、話している内容は完全に怪談というアンバランスさが、作品のユーモアセンスを際立たせていました。

「怖いけど笑える」という、この作品らしい空気感が見事に表現されていて、視聴者からも「なんだかクセになる」といった感想が多く聞かれました。ホラー要素と日常の穏やかさが混ざる奇妙なバランスが、視聴者の心をつかんだように思います。

ホラー漫画家チームの業界裏話に注目

第7話ではホラー漫画家たちの集まりが描かれ、アニメ業界や漫画制作の裏話を垣間見ることができました。怪奇現象の話題と制作現場の現実が交錯することで、作品に深みが増しているように感じられます。ホラー要素を交えた独特なエピソードは、視聴者にとって新鮮な驚きと笑いを提供していました。

怪奇現象と制作現場の苦労話のリアル感

ホラー漫画家チームの会話は、現実の業界裏話とも思える生々しさがありました。アニメ化の現場で起きた怪奇現象や事故の話題は、まるで“アニメ業界の都市伝説”のように語られており、視聴者の好奇心をくすぐります。

脚本家が立て続けに事故に遭うとか、音響監督の母親の記憶が蘇るなど、あり得ないようでどこかリアルに聞こえるエピソードが満載です。ホラー要素を通じて、制作の苦労や裏話を描くこの構成は、物語に深みを与えていたように思います。

アニメ化のジンクスと現実の漫画家たちの苦労

さらに、アニメ化が作家にとって必ずしも夢のような展開ではないことが垣間見えたのも印象的でした。原稿が消える、税金に追われるなど、すずちゃんやクロクマ先生が語る苦労話には、実際に業界で働く漫画家たちの声が反映されているように感じました。

「アニメ化は一つの到達点」と言われる一方で、それに伴う負担や恐怖を笑いに昇華するこの回は、作品の奥行きを示す良いエピソードだったでしょう。ホラー漫画家チームの語り口がユーモラスで親しみやすいのも、視聴者の共感を集めていたようです。

まとめ:第7話に漂うテーマのズレと面白さ

「mono」第7話は、これまでの写真部アニメという軸を完全に外し、ホラー漫画家たちの怪談会と身延ウォーカーのグルメ旅を描く異色回となりました。主人公たちが姿を見せない寂しさを感じながらも、ホラー漫画家チームの会話や怪奇談義が新たな魅力を放っていたのは確かです。特にクロクマ先生とすずちゃんの不気味でユーモラスなやり取りは、この回ならではの独特な笑いを生んでいました。

SNSでも「主人公どこ?」という戸惑いの声が溢れた一方で、「これはこれで面白い!」という声も多く、作品の柔軟さや視聴者の寛容さが見えました。ホラーとグルメ、日常と非日常を絶妙に混ぜ合わせたこの回は、作品の幅を示す良い一例と言えるでしょう。物語としてのまとまりには賛否あるかもしれませんが、自由で予測不能な楽しさがこの作品らしさを際立たせていたように思います。

この記事のまとめ

◆ポイント◆

  • ホラー漫画家チームの異色回の印象
  • 主人公たち不在でも物語が成立した理由
  • 食べ歩きツアーの面白さと怪奇要素の同居
  • 視聴者の戸惑いとSNSの反応も見所

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今回もご覧いただきありがとうございます!
mono第7話はホラー漫画家たちが主役の異色回でしたね。
主人公不在でも面白さは十分!
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