『逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件』第5話感想・考察|里帰り回で見えたマリーアの突破力

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第5話、初見の私は「マリーア、帰省するだけでこんなに騒がしくなるのか」とニヤニヤしました。恋愛の甘さは控えめでしたが、ぶどうを食べてレナートを思い出す可愛さと、山賊相手に前へ出る強さが同居していて、ぶっちゃけかなりマリーアらしい回です。

この記事はネタバレありの感想・考察記事です。今回は「里帰り回」に見せかけて、マリーアが王子に守られる令嬢ではなく、困っている人を放っておけない“突破型ヒロイン”だと証明する回でした。

※この記事は2026年4月30日に更新されました

『逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件』第5話感想・考察

レナートとの婚約を決めたマリーアは、一度実家のあるムーロ王国へ戻ることになります。片道3日。普通ならしんみりした帰省イベントになりそうなのに、マリーアの場合はまず食欲が勝つ(笑)。

取れたてのぶどうを食べて感動し、「レナートにも食べさせたい」と思うところが尊いんです。ここ、ただの食いしん坊描写ではありません。自分が感動したものを、婚約者にも分けたい。恋愛描写としては小さいけれど、こういう一瞬にちゃんと心が出ます。

一方で、父や姉のことを思うと帰りたくなくなる。でも弟の話を聞いた途端、俄然帰る気になる。この身内への感情の揺れが、妙にリアルでした。実家って安心できる場所でありつつ、ちょっと面倒くさい場所でもある。その空気を、マリーアの反応だけで出してくるのがうまい。

良かった点は、マリーアの「可愛い」と「強い」が同じ回の中で自然に出ていたことです。弱かった点を挙げるなら、レナートとの直接的な絡みは少なめ。ラブコメの甘さを期待していた身としては、もう少し2人の距離感を浴びたかったところです。

ただ、この控えめな甘さが次の爆発の下準備になっているのも事実。なぜなら今回、マリーアがどれだけ危険に首を突っ込むタイプなのか、レナート側にも視聴者側にも強烈に刻まれたからです。ここから第5話の本題、マリーアの突破力に入っていきます。

第5話の核心ポイントを考察・解説

第5話の核心は、里帰りそのものではありません。公式あらすじでも、マリーアが故郷ムーロ王国へ戻る道中、国境近くが山賊の出る危険地帯だと語られています。つまり今回は、平和な帰省に見せかけて「マリーアは危険を前にどう動くのか」を見せる回でした。

マリーアは守られる令嬢ではなく、自分で助けに行く姫

国境地帯で武装した民衆が現れます。普通なら「危ない」で終わる場面。でもマリーアは、相手が本当に山賊なのかを見ます。話を聞きます。村長の娘がいなくなり、領主が動かないと知ると、本気で怒ります。

ここがマリーアの強さです。腕力だけではないんです。弱い立場の人が理不尽を飲まされていると分かった瞬間、感情がきちんと正義の方向へ向く。従者にたしなめられても、ライモンドなら対応してくれると考えるあたり、ただの猪突猛進でもありません。

もちろん、カチコミに行きそうな勢いはあります(笑)。でもその危うさ込みでマリーアなんです。おしとやかになったと言われても「ご冗談を」と返されるのも納得。彼女の根っこは、王子の隣で飾られる花ではなく、困った人の前に立つ盾なんです。

山賊退治はギャグではなく、マリーアの本質を見せる場面

本物の山賊を見つけたあと、マリーアは馬車を直す道具を持っていって恩を売る作戦を考えます。ここで面白いのは、戦う気満々なのに、いちおう理屈を用意しているところ。力技と社交術が変な形で合体していて、控えめに言って最高です。

ドレスで戦う令嬢は目立つと言われてがっかりするのもヤバい。そこは普通、安心する場面なんですよ。でもマリーアは違う。自分が前に出られないことを残念がる。このズレた勇ましさが、逃げ釣りの味です。

従者たちは山賊を軽々と蹴散らし、マリーアも取りこぼしを見つけて殴り倒します。さらに敵に捕まったと思ったら、哀れな山賊は風圧だけで吹き飛ばされる。もう令嬢ものの絵面ではない。けれど、不思議と嫌な暴力には見えません。

理由は簡単です。マリーアの力は、誰かを見下すためではなく、困っている人を助けるために使われているから。だから笑えるし、痛快だし、見ていて気持ちいい。第5話は、マリーアの腕力ではなく、その力をどこへ向けるかを描いた回でした。

次回どうなる? 次回も見る?

第6話も見ます。継続です。マリーアが実家に戻り、父と訓練した記憶が出てきたことで、彼女の強さの背景がいよいよ掘られそうだからです。

レナートが心配していた通り、マリーアは危険に首を突っ込みました。この危なっかしさを、レナートがどう受け止めるのか。恋愛の甘さは次回以降に期待しつつ、まずはマリーアの家族と過去をしっかり見届けたいです。

【公式サイト・引用・参照】

読んでくれてありがとう!
逃げ釣り第5話は、マリーアの里帰りと山賊退治で突破力が光る回でしたね!

にゃん子
にゃん子

ぶどうで乙女してたのに山賊を殴るとか、振れ幅が大きすぎるにゃ!
令嬢とは何なのにゃ!

第6話でマリーアの家族やレナートとの関係がどう動くのか楽しみです!
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アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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