『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』7話 ローメイン学長の正体はミレア?本物はどうなった?表と裏の世界も解説

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ローメインがデスマスクを外した瞬間、「お前がミレアなの!?」と普通に声が出ました。怪しい老人の裏に黒幕がいるとは思っていましたが、王女本人が出てくるとは聞いてない(笑)。

『クレバテスⅡ』第7幕「表の世界と裏の世界」は、ユニオンの存在を明かしながら、これまで散らしてきた鏡、ミレア、ローメイン、勇者伝承の謎を一気につないだ回でした。

先に結論を言うと、本物のエルロー・ローメインは実在します。しかし現在ローメインとして活動している存在は、ミレアの裏の人格です。ここを分けないと、第7幕最大の種明かしが逆にややこしくなります。

※この記事は2026年8月20日に更新されました

『クレバテスⅡ』7話 感想:ローメインの素顔で全部ひっくり返った

ティゲルとリオンは学生寮へ侵入した不審者のデスマスクを作り、その顔を使ってソルセイン本校舎地下へ潜入。そこでエディソンと合流し、各国の大物まで参加する秘密結社「ユニオン」に行き着きます。

そしてユニオンを率いていたローメインが、自らデスマスクを外す。現れた顔はミレア王女でした。

この回がうまいのは、直前まで双子に「デスマスクで他人になる」という仕掛けを使わせていること。だからローメインの顔が剥がれた時も、まず「ミレアが変装していたのか」と考えてしまいます。

ところが原作まで見ると、話はそんな単純な変装では終わりません。むしろ「顔を借りる」という行為そのものが、ミレアという人物の表と裏につながっています。

※ここからローメインとミレアについて原作の先の情報を含みます。

ローメイン学長の正体はなぜミレア王女なのか?本物のローメインはどうなった?

まず整理したいのが、「ローメインという人物は最初から存在しなかった」という意味ではないことです。

公式キャラクター紹介にも、エルロー・ローメインはソルセインの学長であり、神学校の未来を憂うミレアを支えていた教育者として紹介されています。つまり本物のエルロー・ローメインは実在しました。

原作では、その本物のローメインはミレアが14歳頃の時点ですでに殺され、外見を利用されていたことが明かされます。その後「ローメイン」として学校を支配しているのが、ミレアの裏側にあたる人格です。

なので関係を簡単にすると、「本物のローメイン」と「王女ミレア」と「現在ローメインを演じる裏のミレア」は分けて考える必要があります。

第7幕でローメインの顔の下からミレアが出てきたのは、本物の老人が突然王女へ変身したわけではありません。ミレア側の存在が、ローメインという人物の姿と立場を使い続けていた、その偽装が視聴者の前で剥がれた瞬間です。

これで第1幕から感じていた「ローメインとミレア、どういう関係なんだ?」という違和感にも筋が通ります。同じ顔を持つ偽物が二人いるという話ではなく、ミレア自身が表と裏に引き裂かれているんです。

「表の世界と裏の世界」とは?アリシアがいる場所はどっち?

第7幕のタイトル「表の世界と裏の世界」は、単なる比喩ではありません。作中には人々が暮らす通常の世界とは別に、鏡を介してつながる裏側の領域があります。

そしてアリシアが迷い込み、小さな魔獣のような姿でガルトと行動している場所が、その裏世界です。

だから第2期序盤からアリシアの周囲だけ世界の法則がおかしかった。体の大きさがおかしい、鏡が出入口になる、現実とは違う空間が続く。あれは幻覚や精神世界だけで片づく演出ではありません。

第7幕ではさらに、裏世界の奥に赤い光が漏れる亀裂が現れます。アリシアはそこへ飛び込みますが、これは元の世界への単純な出口ではなく、原作でいう「さらに裏の世界」へ続く入口です。

原作9巻の紹介でも、アリシアが「さらに裏の世界」へ飛び込み、螺旋階段の奥で新たな試練へ遭遇することが明記されています。

つまり第7幕ラストのアリシアは脱出したどころか、むしろ鏡世界の深部へ自分から突っ込んでいる。勇者って、怪しい扉を見つけたら開けないと死ぬ病気にでもかかってるんですかね(笑)。

ユニオンとは何者?なぜ勇者伝承の魔術を復活させようとしているのか

ユニオンは、各国の有力者まで参加する秘密結社です。第7幕でティゲルたちが地下集会へ潜入したことで、その存在が表へ出ました。

彼らが目指しているのは、勇者伝承に記された力の再現です。そしてローメインの背後には、北の魔獣王ヴォーデインがいます。

これは第5幕の公式あらすじでも明示されており、ローメインとヴォーデインは勇者伝承の復活を目論み、クレンが持つトアの書を狙っていました。

生徒たちに「紋」を使わせ、肉体の限界を超えるほど戦わせていたのも、この流れと無関係ではありません。勇者伝承は彼らにとって昔話ではなく、条件さえ揃えれば再現できるシステムとして扱われています。

原作ではさらに、5冊のトアの書と「魂の欠片」が集まることで、勇者伝承の復活そのものが目前まで進みます。

人類側から見れば「勇者を復活させる」という響きは希望そのもの。でもヴォーデインがそれを望んでいる時点で、どう考えても善意の英雄復活祭ではない。ここから勇者伝承という言葉自体の意味がひっくり返っていきます。

ミレアとヴォーデインはどういう関係?ミレアも利用されているのか

ミレアを「ヴォーデインに従う悪の王女」とだけ見ると足りません。

重要なのは、ミレア自身が表と裏に分かれていることです。ヴォーデイン側で動く人格と、これまで王女として見てきたミレアを同じ精神状態の一人として扱うと、行動の矛盾が説明できなくなります。

ヴォーデインはこの分断を利用し、ミレアを勇者伝承復活へ組み込んでいます。一方、本来のミレア側はその状況を自由に止められる立場ではありません。

だから第7幕の「表の世界と裏の世界」は、アリシアが歩く場所だけの話ではないんですよ。ミレア自身が表と裏に裂かれた存在であり、ローメインの仮面もその二重構造を可視化しています。

顔を剥がしたら真実が出てきたと思わせて、そこからさらに奥がある。第7幕、性格が悪いくらい上手い(笑)。

『クレバテスⅡ』7話の余韻――アリシア、今度こそ戻ってこい(笑)

ローメイン=ミレアという衝撃の裏で、鏡世界、ユニオン、勇者伝承、ヴォーデインが一本につながりました。

そして、その真相へ一番近い場所を進んでいるのがアリシアです。瀕死になって、小さな魔獣になって、それでも怪しい亀裂を見れば前へ行く。危なっかしいのに、この前進力こそアリシアなんですよね。

ローメインの仮面は剥がれました。でもミレアという少女の本当の顔は、むしろここからです。

【公式サイト・引用・参照】

記事を読んでいただきありがとうございます!
『クレバテスⅡ』7話、ローメインの正体がミレアとは衝撃でしたね!

にゃん子
にゃん子

表の世界と裏の世界まで絡んで、一気に謎が深くなったにゃ!
アリシアも危険な場所へ突っ込みすぎにゃ!

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アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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