「ウィッチウォッチ」1話感想！魔女×鬼のドタバタ同居コメディが全力で始まった！

『ウィッチウォッチ』アニメ第1話が放送され、ジャンプ読者の間でも注目されていたドタバタコメディがついに映像化されました。

鬼の力を持つ守仁と、ポンコツ魔女ニコの“予言された災い”に立ち向かう同居生活のスタートは、ギャグと可愛さと謎のバランスが絶妙。

この記事では、ウィッチウォッチ アニメ第1話の感想を中心に、作品の魅力やキャラクター、今後への期待まで、アニメ初心者にもわかりやすく、笑いを交えつつ深掘りしていきます！

※この記事は2025年4月7日に更新されました。

ウィッチウォッチ アニメ第1話の感想：最初から全開のギャグと魔法のセンスに爆笑！

第1話は王道展開ながら、独特のギャグと魔法演出で一線を画します。守仁とニコの関係性、作画や演出の完成度も高く、視聴者の心を掴む構成です。

鬼と魔女の同居生活、はじまる…からの即窓破壊

魔女修行を終えたニコが、守仁の家に戻ってきた瞬間に窓をホウキで破壊して突入するシーンは、視聴者の予想を裏切る強烈なインパクトで始まります。設定自体は「幼馴染との再会＆同居」というテンプレ展開ですが、登場からドジを炸裂させるニコの存在が物語に鮮烈な個性を与えています。

しかもこの作品では、ニコの魔法が毎回トラブルの種になるというルールが面白さの核になっており、「魔法＝便利」という一般的な認識を覆す構成になっています。日常系ラブコメ好きも満足できるクオリティです。

“ぺらぺら魔法”のインパクト！魔法は便利じゃなくて、毎回オチがあるのが最高

第1話で登場する魔法のひとつ「ぺらぺらになる魔法」は、ニコが自分を薄くして風に乗ろうとするも飛ばされて狭い隙間に詰まるという、予想外の展開で笑いを誘います。このシーンは本作の持つ「ギャグと魔法の融合」を象徴する名シーンです。

魔法を使うたびに代償が発生する設定も独特で、便利さの裏にあるリスクが描かれることで、ストーリーに奥行きを持たせています。また、視覚的にもニコの体がペラペラになる演出が秀逸で、アニメだからこそできる表現力が際立っています。

一人原画の衝撃とYOASOBIの神OPが映像演出を更に引き立てる

第1話のオープニングはYOASOBIが手がける「Watch Me!」で、楽曲と映像のシンクロが極めて高い完成度を誇ります。特筆すべきは作画面で、坂本龍典氏による一人原画という異例の体制で制作されたことです。このスタイルは細部まで統一感があり、動きの滑らかさとキャラの魅力を際立たせます。

特に「ぺらぺら魔法」やキャラの表情変化などのコミカルなシーンが丁寧に描かれ、制作陣の熱量が画面越しに伝わってくるクオリティです。初回からここまで仕上げてくる姿勢には驚きと期待しかありません。

ウィッチウォッチの魅力①：キャラクターのテンプレ破りな可愛さとクセ強さ

キャラクターたちは一見王道ですが、その言動や関係性に“ひとクセ”加わっていて、作品全体をユニークに仕上げています。ギャグとシリアスの切り替えも絶妙です。

ニコはポンコツで天使、そして恋する乙女でもある

ヒロイン・ニコはただのドジっ子ではありません。守仁との再会に胸をときめかせる姿からも分かるように、乙女心全開のガチ恋ヒロインとして描かれています。魔法で家をぶち壊したり、マグカップを勝手に犠牲にしたりと、暴走気味な行動が多いですが、それが彼女の魅力でもあります。

また、可愛さとドジっぷりの絶妙なバランスが秀逸で、アニメでは表情や声の演技でより深みが加わっています。視聴者の「守ってあげたい」欲を刺激するキャラ設定が見事にハマっています。

モイこと守仁は“鉄面皮”なだけじゃない、優しさとブチ切れのギャップ萌え

主人公・守仁（モイ）は、感情を表に出さない「鉄面皮」タイプですが、その内面は熱く、ニコを守るという使命感にあふれた“守る系男子”の理想形です。特に第1話では、桃太郎モチーフの不良との対峙で見せる「怒り」の爆発がギャップとして描かれており、視聴者の印象に強く残ります。

さらに彼は鬼の末裔であり、身体能力が高いだけでなく、他人を傷つけまいとする優しさも持ち合わせています。口数少ないけれど行動で語るタイプのキャラとして、高い支持を集めそうです。

ウィッチウォッチの魅力②：魔法×ギャグの等価交換システムが面白すぎる

ウィッチウォッチの魔法は単なる便利ツールではなく、使用するごとに代償が発生する“等価交換”の仕組みが物語を盛り上げています。ギャグとシリアスの橋渡しにもなっています。

「大切なものを代償に」が毎回ギャグになってるの天才

第1話では、ニコが窓ガラスを直す代償として守仁の大切なマグカップを割る場面が登場します。この“代償”システムが単なる設定にとどまらず、ギャグとして毎回機能しているのが本作の最大の特徴です。魔法のたびに「何を代償にするのか？」という期待感が視聴者に笑いと驚きをもたらします。

さらに代償の選び方に“ニコの悪気なき暴走”が垣間見え、彼女のキャラ性と世界観が同時に深掘りされていく構成が見事です。この等価交換システムは後半のシリアス展開への伏線にもなりそうで、物語の奥行きも期待されます。

軽くなる魔法→性格までチャラ化→副作用でメンタル激重…って何の罰ゲーム

ニコが使用した“軽くなる魔法”では、身体だけでなく性格まで軽くなるという副作用が発生。ギャグとキャラ演技の見せ場として大成功でした。守仁がチャラ男風になるという展開も、アニメならではのテンポと演出で視聴者を笑わせます。

さらにその魔法の反動で後からメンタルが重くなるという構造が追加されており、一発ギャグで終わらせない深さを感じさせます。声優・鈴木崚汰さんの演技力も高評価で、キャラの幅広い感情表現を見事に演じ切っています。

ウィッチウォッチの魅力③：王道だけどクセ強な構成が癖になる

一見すると“幼馴染の再会と同居”という定番ラブコメ構成ですが、随所にクセのあるキャラや演出が挟まれており、視聴者を飽きさせません。

幼馴染×再会×同居＝よくあるけど、この2人だから面白い！

守仁とニコの同居というシチュエーションはよくある展開に見えますが、本作では“ニコが最初から守仁にベタ惚れ”という逆転構造がユニークです。再会早々からニコの妄想が暴走気味で、視聴者の笑いを誘いつつ、恋愛の進展にも期待感を持たせてくれます。

また、守仁は基本的に淡泊な態度ですが、ニコに対しては時折甘さを見せるため、ツンとデレのギャップが楽しめるキャラ構成になっています。再会から即トラブル＆同居スタートという展開もテンポよく、飽きさせません。

“予言された災い”が思ったよりもシリアスな布石になっていてワクワク感アップ

第1話の終盤で明かされたのが、ニコに一年以内に「災いが訪れる」という衝撃の予言。守仁はそれを防ぐ使命を持っているという背景が、単なるギャグコメディに留まらない物語のシリアスな芯を形成しています。これにより作品全体の見方が一変します。

予言の内容やその回避手段が不明なまま物語が進むため、視聴者としても「この先どうなるのか？」という没入感と期待感が自然と高まります。今後のストーリー展開次第でバトルやシリアス成分が増す可能性も高く、一話完結のギャグとのバランスにも注目です。

ウィッチウォッチ アニメ第1話の感想まとめ：これは今期、覇権候補です。

ウィッチウォッチのアニメ第1話は、ギャグと魔法が融合したテンポの良い展開に、魅力的なキャラクター、そして一人原画やYOASOBIによるOPなど高い制作力が光る内容でした。

特にニコのドジっ子魔女としての可愛さと、守仁の鉄面皮ながら熱い心がバランスよく描かれ、序盤から視聴者を惹きつけます。加えて“代償”のある魔法や災いの予言など、ただのコメディではない深みのある設定が物語に期待を抱かせます。

このアニメ、ただのギャグで終わらない面白さがあります。今後の展開にますます注目が集まることでしょう。