『日々は過ぎれど飯うまし』第6話では、まこの「太ったかも…?」という一言から始まるダイエット奮闘が描かれます。巨大パンケーキ、涙のハンバーガー、そして仲間たちとの絆。共感と笑いが詰まったこの回では、「食べること」と「健康」との向き合い方にも迫ります。
登場人物たちの成長と、食を通じたリアルな青春模様に注目です。
アニメ評論経験も豊富な筆者が、細部まで丁寧に読み解きます。

まこっちのダイエット回って、結局どうなったの?

チートデイも登場して感動シーンも満載!内容を振り返ってみよう!
※この記事は2025年5月18日に更新されました。
◆内容◆
- まこのダイエットと成長の描写
- 食文化研究部メンバーの個性と絆
- “食”との向き合い方とメッセージ
日々は過ぎれど飯うまし6話感想|まこっちの“太ったかも”事件簿
今回の第6話では、食文化研究部の“食べすぎ”問題がついに爆発。食べることが大好きなまこが、ふとしたことで自分の体型にショックを受けるところから始まります。日常のあるあるを絶妙なユーモアとともに描きつつ、ダイエットに挑む青春群像劇が展開されました。
パンケーキ爆食からの現実直視、そして始まるダイエット
第6話では、まこっちのダイエット奮闘がメインとなります。冒頭、目を引くのは巨大パンケーキ。甘い香りが漂いそうなビジュアルで、食欲をそそるシーンですが、それがそのまま“事件”の引き金になります。
まこはスカートのホックが入らないという、まさかの事態に直面し、ついに「もしかして太った…?」と自覚。この一言で一気にリアルな女子大生の悩みへと物語が転がり始めます。そこから体重計に乗るまでの流れは、共感とユーモアが絶妙に混ざり合った演出で、視聴者も「あるある」とうなずいてしまうはずです。
ショッピング中のファッションのやり取りも見どころで、ギャルな姉との再会や、似合うスカートを選んでくれる友人たちの優しさも、温かく描かれています。こうした日常の一コマが、キャラクターたちの関係性の深まりを自然と伝えてくれます。
ジムとサウナで奮闘する“貧弱三銃士”に癒される
まこのダイエットを支えるのが、なな、つつじとのジム通い。“貧弱三銃士”というワードに象徴されるように、筋トレシーンはポンコツ感満載で笑いを誘います。バランスボールから落ちるつつじ、機器が動かせないなな、止め方が分からず困るまこ…3人の姿に応援したくなる気持ちが湧いてきます。
そして、サウナ→水風呂のくだりでは、つつじの“整いすぎ”た幻覚世界がツッコミどころ満載。ギャグと演出の緩急が絶妙で、視聴者も笑いながらもどこか癒される不思議な空間が広がります。
「一緒に頑張る仲間がいる」というメッセージがじんわり伝わる展開で、単なるギャグにとどまらず、キャラクター同士の絆も描かれている点が印象的です。
「チートデイ」が導く涙のハンバーガー、その意味とは?
極端な節制で体力を消耗し、もやししか食べなくなったまこに対し、つつじが提案するのが「チートデイ」。ダイエット中でも一日だけ好きなものを食べるという“ご褒美の日”です。
ここで登場するのが、涙を流しながら頬張るまこの姿。「やっぱり食べるって幸せなんだ」と再確認する感動シーンで、PVで話題になった名場面でもあります。
「過度に我慢するより、適度に楽しむ方が心にも体にも良い」というメッセージが込められた名シーンは、ダイエットに限らず、現代を生きる私たちにとっての“癒しと許し”を与えてくれるように感じられます。
大学生のリアルを映す──“食”と“見た目”の揺れ動き
『日々は過ぎれど飯うまし』は、ただのグルメ系アニメではなく、大学生活や青春の機微を繊細に描く作品です。特に第6話では、“食”にまつわる心理的な葛藤と、外見に対する意識の変化を通じて、登場人物たちの内面が丁寧に描かれました。
「食べたい」と「痩せたい」、心の葛藤に寄り添う描写
このエピソードの大きなテーマは、食べる喜びと体型への悩みという誰もが経験する感情の揺れ動きです。特にまこは、「食べること=幸せ」と感じていたはずが、スカートが入らないことで一気に現実に引き戻されます。
視聴者の多くが経験したことのあるような、「食べたいけど我慢しなきゃ…でも我慢しすぎるのも辛い」といった心の声が、非常にリアルに描かれています。感情の揺れや迷いが丁寧に表現されており、共感度が非常に高いのも本話の魅力です。
特に印象的なのは、まこがダイエットの過程で無理をしてしまう描写です。「朝ラン+もやし生活」は典型的な極端なダイエットで、視聴者に「それはやりすぎだよ…」と思わせる構成も巧妙。視点を通して、無理なダイエットへの警鐘も含まれています。
夏服やファッションから読み解く自己認識と変化
6話では、ファッションを通して登場人物たちの“今”が描かれているのも注目ポイントです。夏服やジャージ姿は、外見の変化以上に内面の変化や自覚の象徴となっており、物語に自然な深みを与えています。
ななやつつじの服選び、くれあのコーディネートアドバイス、ギャルな姉の存在といったディテールも、視聴者の目を楽しませるだけでなく、まこ自身の“変わりたい”という気持ちを明確に浮き彫りにしてくれます。「変わりたいけど自分のままでもいたい」そんな複雑な心理が、服というツールを通して巧みに語られます。
特に注目なのは、最終的にスカートが入るようになったシーン。喜びと安堵が入り混じったまこの表情に、「努力が報われる瞬間」としての象徴性を感じさせます。外見の変化よりも、その背景にある心の動きにフォーカスした演出が光ります。
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キャラの魅力が炸裂!6話で深まる仲間との絆
まこのダイエットに寄り添う中で、それぞれのキャラクターの個性が光ったのが第6話の魅力。普段は背景に回りがちなメンバーたちも、それぞれの役割と関係性を深めながら、物語を温かく支えてくれました。仲間との絆が視覚的にも心理的にも濃く描かれるエピソードとなっています。
しのん&くれあのサークル活動と意外な信頼関係
この6話では、しのんとくれあの“裏の努力”も見逃せません。サークル紹介文の作成や企画書の提出など、普段は描かれない大学生活の現実的な一面が盛り込まれています。くれあがしのんに資料作成を丸投げされたり、代わりに“夜食”というモチベーションを使って行動させたりと、絶妙なバランスの関係性が描かれています。
しのんは一見お調子者ですが、自分の得意なことでチームに貢献する姿勢が垣間見え、ただの賑やか担当ではない奥行きを感じさせます。くれあの乙女チックな部屋が明かされるシーンもあり、キャラの個性と人間味がさらに強調される回となっています。
なな&つつじのポンコツぶりが光るジムシーン
“貧弱三銃士”の名にふさわしく、ジムでのトレーニングシーンは笑いと親しみが溢れる名場面でした。ななの運動着がまさかの高校ジャージだったり、つつじがバランスボールから転げ落ちるなど、ちょっとしたギャグの中にもキャラの素顔が滲んでいます。
中でもつつじの「サウナで宇宙を見た」描写は、クセのある可愛さが爆発。一見クールで感情を抑えていそうな彼女が、サウナで“整い過ぎて”幻覚を見るという落差が絶妙で、SNSでも話題となりました。
この回を通して、キャラたちの信頼関係や気楽さが自然と浮かび上がるのもポイント。頑張るまこを中心に、仲間が自然と動いて支える構図は、視聴者に心地よい安心感を与えてくれます。
“食”を楽しむって、どういうこと?作品から得られるメッセージ
『日々は過ぎれど飯うまし』は、美味しそうな食事描写だけでなく、食べることそのものの意味を静かに問いかける作品でもあります。第6話では、まこの“食”に対する想いの揺れを中心に描かれ、視聴者自身にも「自分にとって食べるとは何か」を再考させるようなメッセージが込められていました。
「適度な運動、適度な食事」が伝えるリアルな幸せ
第6話のテーマはまさに「食べること」と「健康」との向き合い方。過度な節制ではなく、バランスを取ることの大切さが、登場人物たちの行動を通して自然に伝わってきます。ジムに通い始める3人、サウナで整えるつつじ、食欲を抑えきれず泣きながらハンバーガーを食べるまこ──どれも極端ではなく、リアルな心の揺れを描いています。
特に印象深いのが「チートデイ」という考え方。“我慢し過ぎると逆に反動が来る”という事実に、共感した視聴者も多いのではないでしょうか。結果として、まこはスカートが入るようになり、見た目も気持ちも少し前向きになります。
「健康のための努力は、自分を追い込むことではない」──そうしたメッセージがさりげなく物語に込められていて、今を生きる私たちに寄り添ってくれるように感じられました。
飯テロアニメが描く“食の喜び”の再発見
『日々は過ぎれど飯うまし』は“飯テロアニメ”としても人気ですが、第6話ではその「食べることの楽しさ」が、単なるビジュアル演出以上に深く描かれていました。冒頭の巨大パンケーキ、終盤のハンバーガー、どれも「ただの食事」ではなく、キャラたちの感情や人間関係が映し出される重要な要素です。
特にまこの「涙のハンバーガー」は象徴的で、“食は心を動かす”という、この作品のコアなメッセージを強く印象付けるシーンでした。単なるダイエット回ではなく、「どう向き合えば幸せでいられるか」を静かに問いかける内容に仕上がっています。
食文化研究部という設定も、ただの舞台装置ではなくしっかり活かされており、メンバーの関係性や生活感が“食”を通して豊かに描かれている点が素晴らしいです。だからこそ、観ているこちらも「食べたい、けど気をつけたい」と思えるのかもしれません。
見逃し厳禁!日々は過ぎれど飯うまし6話まとめ
第6話「もしかして私太った…?」は、食べることの楽しさと、体型や健康へのリアルな悩みをユーモアと共感で包んだ傑作回でした。まこのダイエット騒動を軸に、仲間との信頼関係や努力の過程、そして“食”の尊さが丁寧に描かれています。
貧弱三銃士によるジムトレーニングやサウナでの“整い”、くれあやしのんによる裏方作業など、キャラクターたちがそれぞれの役割で活躍し、全体として温かみのあるストーリーが完成しました。特に「チートデイ」の描写は、視聴者の多くに「頑張りすぎず、楽しむことも大切」というメッセージを伝えたはずです。
“飯テロアニメ”としての魅力はそのままに、「食べるとは何か」「健康とはどうあるべきか」を問う、まさにシリーズの中でも特に印象的な回でした。次回の展開にも期待が高まります!
◆ポイント◆
- まこの体型への悩みを丁寧に描写
- 貧弱三銃士の奮闘が笑いを誘う
- 仲間との信頼関係がより深まる
- 適度な食と運動の大切さを再認識

ご覧いただきありがとうございます!
今回はまこのダイエットを中心に、食べることの意味や仲間との関係が深く描かれていて、共感する場面が多かったです。
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