『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』8話|ご禁制のハムの正体とは?カビーノの黒幕と大量の武器も考察

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「ご禁制のハム」って何だよ、その妙にうまそうな名前は(笑)。そう思った直後、所持だけで人生終了級の危険物だと分かって温度差にやられました。

第8話「10年ぶりにパーティが揃った」は、ミルカを狙った悪徳商人カビーノを捕まえて終わる回ではありません。屋敷から見つかった禁制品と大量の武器によって、事件の裏にもっと大きな存在がいると分かった回でした。

後半では王宮でレフィとも再会。犯罪捜査の不穏さと、10年前の仲間が再びそろう嬉しさ。この振れ幅が『ここ俺』らしくて好きです。

※この記事は2026年8月22日に更新されました

『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』8話 感想:悪徳商人退治から一気に話がデカくなった

カビーノの手下がミルカの祖父の借金を持ち出してきた時点では、正直「はい、ロックさん出番です」と思いました。セルリスやシアまでいる以上、チンピラ相手の戦力差を心配するだけ無駄です(笑)。

実際、本当に怖かったのはカビーノ本人の強さではありません。屋敷から出てきた大量の武器と、ご禁制のハムでした。

しかも官憲の地区長は、以前からカビーノを捜査しようとして上層部に妨害されていました。カビーノはただの悪徳商人ではなく、上の立場にいる誰かから庇護を受けていた可能性が高い。

なお、ミルカについても祖父の借金を背負う必要はありません。相続放棄している以上、カビーノ側がミルカを連れ去ろうとした行為に正当性はなく、完全に犯罪です。

ミルカ救出だけならスカッと終われたのに、証拠を調べるほど話が物騒になる。ここからが8話の本題でした。

ご禁制のハムの正体は何?なぜ持っているだけで死刑になる?

ご禁制のハムは食べ物ではありません。原作で明かされている正体は、聖獣の肉に冒涜的な呪いを施して作られた危険な呪具です。

見た目がハムに似ているため、メンディリバル王国では「ご禁制のハム」と呼ばれています。名前だけなら珍味っぽいのに、中身は完全にアウトです。

この呪具は、王都を守る神の加護を破る材料として利用できます。さらに原作では、邪神を召喚する際にも用いられることが明かされています。

つまり単なる違法な魔道具ではありません。国の防御を破壊し、人知を超えた災厄まで呼び込める代物です。そのためメンディリバル王国では、所持しているだけでも死刑になりかねないほど厳しく禁じられています。

カビーノの屋敷からこれが出てきた時点で、「借金を利用して少女をさらおうとした悪徳商人」という事件の規模を完全に飛び越えました。

なお、後の原作ではご禁制のハムと邪神の像が同時に見つかったことで、邪神召喚を狙った計画まで疑われます。

ただし、カビーノ自身が最初から邪神召喚の全容を知っていた、あるいは「昏き者ども」の構成員だったと8話時点で確定したわけではありません。

分かるのは、この禁制品がカビーノ事件と、さらに危険な勢力をつなぐ物証になったことです。ハムという名前で油断させてから邪神まで出してくるの、ズルい(笑)。

カビーノの背後にいる貴族は誰?大量の武器は何の伏線?

第8話の段階では、カビーノを庇っていた上級貴族が誰なのか、個人名までは判明していません。

ただし、官憲がカビーノを調べようとすると上層部から妨害された事実があります。地区長より上の権力を持つ人物が、何らかの理由でカビーノを守っていたことは強く疑われます。

さらに屋敷から大量の武器まで見つかりました。原作では、この規模の武器を上流貴族が秘密裏に抱えていればクーデターを疑われ、家の取り潰しや処刑まであり得るとロックは考えています。

ご禁制のハムと大量の武器では、示している危険の種類も違います。

大量の武器なら政争や反乱の準備とも考えられます。しかし、ご禁制のハムは神の加護を破り、邪神召喚にも利用できる呪具です。単に王国内で権力を奪いたいだけの貴族が持つには、危険が大きすぎる。

原作でもエリックは、ご禁制のハムに手を出すような貴族には心当たりがないとしています。国を支配したい人間なら、その国自体を滅ぼしかねない行為に協力する理由が薄いからです。

そのため背後の人物が自発的に協力しているとは限らず、脅迫や何らかの手段で操られている可能性まで考える必要が出てきます。

そして物語が進むにつれ、「昏き者ども」と呼ばれる存在が邪神召喚へ動いていることも見えてきます。ただし、ここはカビーノ=昏き者どもの末端と断定するより、カビーノ事件で見つかった禁制品が、より大きな陰謀へつながっていくと捉えるのが正確です。

「10年ぶりにパーティが揃った」の意味は?レフィは何者?

不穏な捜査のあと、ロックは王宮の秘密通路を修復することになります。そこで壁の向こうから豪快に岩をぶち抜いて現れた女性が王妃レフィです。

王妃の登場方法じゃない(笑)。

レフィはエリックの妻であるだけでなく、ロック――ラックたちの昔のパーティメンバーです。原作では、エリックとの間に子供ができるまで共に戦っていたことが語られています。

だからサブタイトル「10年ぶりにパーティが揃った」は、単に懐かしい知人と再会したという意味ではありません。

ラック、エリック、ゴラン、そしてレフィ。10年前に共に戦っていた仲間たちが、ラックの帰還によって再び同じ場所にそろったことを指しています。

ラックにとっては、魔神王と戦って帰還するまでの間に10年が消えました。しかしエリックたちにとっても、その10年間は「ラックは死んだ」と思いながら生きてきた時間です。

だからレフィが若返ったラックを前にしても昔の仲間として迎える場面には、妙にグッときました。英雄が帰ってきたのではなく、やっと友人が帰ってきたんですよね。

それにしてもレフィまで力業タイプなのは納得しかありません。エリック、ゴラン、ラックと一緒に冒険していた女性が、普通のおしとやかな王妃だけで終わるはずがなかった(笑)。

ハムという名前で油断させてくる世界観が怖すぎる(笑)

第8話は、ミルカを狙ったカビーノを捕まえる小さな事件から始まり、ご禁制のハム、大量の武器、捜査を妨害する上層部へと一気に話が広がりました。

その一方で最後にはレフィとの再会を置き、ラックが失った10年を少しずつ取り戻していく物語も進めています。

陰謀はどんどん不穏になるのに、昔の仲間が集まる場面はちゃんと温かい。この二本立てが心地よかったです。

しかし、ご禁制のハム。これから作中で「ハム」と聞くたびに、一瞬身構える体になりそうです(笑)。

【公式サイト・引用・参照】

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご禁制のハムから一気に陰謀が広がる展開、予想以上に物騒でしたね!

にゃん子
にゃん子

ハムって名前で油断させて邪神召喚まで出してくるの反則にゃ!
カビーノの黒幕も気になるにゃ。

レフィとの10年ぶりの再会も熱い8話でした!
共感したところや考察があれば、ぜひSNSでシェアして意見も聞かせてください!

アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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