『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』3期8話|薬膳ヤクは本当に楠莉の祖母?89歳なのに8歳の姿である理由

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いや待って、ついに「彼女のおばあちゃんまで彼女になる」を本当にやりやがった(笑)。しかも薬膳ヤク役が釘宮理恵さん。見た目8歳、中身89歳。この時点でもう属性の交通渋滞です。

3期8話(第32話)「楠莉先輩のおばあさん」は、楠莉の祖母・薬膳ヤクと恋太郎が運命の「ビビーン」を起こし、新たな恋が始まる回でした。

そしてヤクの面白さは、単なる「幼女姿のおばあちゃん」で終わらないところ。89年分の人生経験を持つ彼女だからこそ、普段は誰よりも彼女たちを包み込む恋太郎が、逆に包まれる側へ回ります。

※この記事は2026年8月24日に更新されました

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』3期8話 感想:89歳ヒロイン投入はさすがに反則(笑)

ヤクさん、強い。もうこの一言に尽きます。

恋太郎はこれまで、どれだけクセの強い彼女が来ても最後には全部受け止めてきました。コンプレックスも暴走も変態性も(笑)、真正面から愛してしまう。

ところがヤクの前では、その恋太郎が妙にドギマギする。公式ストーリーでも、ヤクが恋太郎をどこか子ども扱いしていることが示されています。

そりゃそうなんです。見た目だけなら恋太郎のほうが年上に見えても、ヤクの実年齢は89歳。恋太郎なんて、彼女から見ればまだまだ若造です。

そこへ釘宮理恵さんの芝居が乗るのがまたズルい。

ただ幼く可愛い声ではなく、少女の見た目の奥に妙な落ち着きがある。「この人、本当に長く生きてきたんだな」と感じさせる間と余裕があって、楠莉とはまったく違うキャラクターになっています。

89歳の祖母が孫の彼氏と運命の相手になる。文章だけ読むとだいぶ大事故なのに、見ていると「まあ100カノだしな」で受け入れてしまう。私の常識のほうが完全に調教されています(笑)。

薬膳ヤクは本当に楠莉のおばあちゃん?89歳なのになぜ8歳の姿?

薬膳ヤクは、本当に薬膳楠莉の祖母です。実年齢も89歳で間違いありません。

公式キャラクター紹介でも、ヤクは楠莉の祖母であり、89歳の女性として紹介されています。

では、なぜ見た目が8歳ほどの少女なのか。

原因は、薬膳家が作った「不老不死の薬」の失敗作です。ヤクはその影響によって肉体が若返り、現在の幼い姿になりました。

ここは楠莉との対比が面白いところです。

楠莉も実年齢と普段の見た目が一致しませんが、言動まで子どもっぽくなりやすい。一方のヤクは、見た目こそ幼くても中身は89歳のままです。

昔ながらの感覚を持ち、最近の横文字には疎く、恋太郎に対しても年長者らしい余裕を崩さない。

つまりヤクの「8歳」は、あくまで現在の肉体の見た目。精神まで8歳になったわけではありません。

100カノは以前から楠莉を通して「見た目と実年齢のズレ」をギャグにしてきましたが、ヤクにはさらに89年分の人生経験が乗っています。

同じくらい幼く見える二人が並んでも、楠莉とヤクでは立ち振る舞いがまるで違う。この差があるから、設定だけなら似ている二人がキャラクターとして被らないんですよ。

薬膳ヤクが隠している「過去の秘密」とは何?

ヤクの公式キャラクター紹介には、「重ねた年月ゆえにファミリー随一の人生経験を持ち、過去の秘密を明かさないミステリアスな一面も」とあります。

では、この「秘密」とは何なのか。

まず3期8話の時点で、「実は祖母ではなかった」「別の正体を隠している」といった種明かしがあるわけではありません。

ヤクは本当に楠莉の祖母ですし、恋太郎の運命の相手でもあります。

ここでいう「過去の秘密」は、89年という長い人生の中で経験してきた出来事を、ヤク自身がすべて語ろうとしないことを指していると見るのが自然です。

原作では、現在の可愛らしい姿からは想像しにくいヤクの昔の経験や、長く生きてきたからこその価値観が少しずつ見えてきます。

大事なのは、現時点で一つの巨大な「正体」が隠されていると断定しないこと。

公式がわざわざ「過去の秘密」と紹介している以上、ヤクの人生には今後も語られる余地があります。しかし3期8話だけで、その中身がすべて明かされたわけではありません。

むしろ私は、あの妙な落ち着きや恋太郎への余裕を「89年間何を見てきた人なんだろう」と想像させるための設定だと感じました。

見た目だけでは絶対に読み取れない時間が、ヤクの中には積み上がっている。そのギャップこそが、このヒロインの本当の武器です。

恋太郎がヤクに子供扱いされるのはなぜ?いつもの関係が逆転した面白さ

ヤク編で私が一番ニマニマしたのはここでした。

恋太郎って、基本的には「彼女を受け止める側」なんですよ。

悩みがあれば支える。暴走すれば付き合う。本人が自分を嫌いでも、恋太郎だけは全力で肯定する。高校生なのに包容力がバグっています。

ところがヤクは89歳。

恋太郎がどれだけ立派な彼氏ムーブを決めても、ヤクからすれば圧倒的に年下です。だから彼女は自然に恋太郎を子ども扱いできる。

見た目だけなら、年上の少年が幼い少女をエスコートしている構図です。

でも実際の関係を見ると、人生の大先輩が若い男の子をからかいながら包み込んでいる。この二重構造があるから、年齢差74歳というトンデモ設定が一発ギャグだけで終わりません。

そして個人的に好きなのが、恋太郎にも「甘えられる相手」が現れたように見えることです。

恋太郎は100人の運命の人を幸せにする男で、いつも自分が誰かを守ろうとする。でもヤクの前では、完璧な彼氏でいようとしても軽く上から包まれてしまう。

恋太郎を弱くするのではなく、恋太郎よりさらに人生経験のある相手を置くことで新しい顔を引き出す。設定だけ聞いたとき以上に、この二人は相性がいいです。

見た目8歳、実年齢89歳、楠莉のおばあちゃん。それだけなら100カノお得意の狂った一発ネタです。

でも実際に動き始めると、ヤクは恋太郎ファミリーでも珍しい「恋太郎まで包める彼女」になった。

そこに釘宮理恵さんまで連れてくるんだからズルい(笑)。この先、89年分の人生が恋太郎たちの中でどう顔を出すのか、俄然楽しみになりました。

【公式サイト・引用・参照】

最後まで読んでいただきありがとうございます!
薬膳ヤクが89歳で楠莉のおばあちゃんとは、100カノらしい衝撃でしたね!

にゃん子
にゃん子

見た目8歳で恋太郎を子供扱いする89歳ヒロイン、属性を盛りすぎにゃ!
また変な方向に本気を出してるにゃ!

ヤクの過去や恋太郎との関係がどう深まるのか楽しみですね!
共感したところがあれば、ぜひSNSでシェアして皆さんの意見も聞かせてください!

アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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