「ガンダムジークアクス」世界線のif出来事まとめ!ジークアクス世界線で正史では起こらない出来事を徹底考察

「ガンダムジークアクス」世界線のif出来事まとめ!ジークアクス世界線で正史では起こらない出来事を徹底考察 機動戦士ガンダム ジークアクス
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『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、ジオン公国が勝利を収めたifの宇宙世紀を描く最新作です。

この世界線では、正史の「デラーズ紛争」や「グリプス戦役」が発生せず、ハマーン・カーンやバスク・オムが登場することで別のif出来事の可能性が生まれます。

本記事では、ジークアクス世界線で起こらなかった戦争や、代わりに起こりうる出来事を徹底考察。コスモ・バビロニア建国戦争や木星圏の戦乱など、ifの宇宙世紀を深堀りします。

※この記事は2025年6月1日に更新されました。

この記事を読むとわかること

◆内容◆

  • ジークアクス世界線のif出来事を考察
  • 正史で起こらない戦争や事件を深掘り
  • バスク・オムやハマーンの動きの可能性
  • 木星圏・コスモ・バビロニア戦争の展開

ジークアクス世界線のif出来事考察:正史と決定的に異なる歴史の分岐

『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、正史宇宙世紀の歴史を大きく覆すifの世界線を描いています。一年戦争の勝者がジオン公国となったことで、宇宙世紀全体の政治や社会の構図は一変しました。この記事では、正史との決定的な違いに着目しながら、ジークアクス世界線でどのような出来事が起こり得るか、逆に起こらないかを徹底的に考察します。

ジオン勝利で正史から大きく逸脱したポイント

正史の宇宙世紀では、一年戦争の最終的な勝者は地球連邦軍でした。しかし、ジークアクス世界線ではこの戦争の勝者がジオン公国です。これにより、連邦の統治機構は大幅に弱体化し、ジオンが地球圏の覇権を握る形となります。この大きな分岐点によって、正史の政治構造やその後の抗争の発生条件は根底から崩れてしまいました。

正史では、一年戦争の敗北後にジオン残党が地下活動を続け、それを口実に連邦がティターンズを結成して圧政を強めるという構図が生まれます。しかし、ジオンが勝利した世界では、むしろ逆に「連邦残党」が抵抗勢力として潜伏する形になるでしょう。さらに、ジオンの勝利が確定しているため、ジオン側は再建や内政安定に専念しやすい状況です。こうした力関係の逆転が、正史とは異なるifの歴史を生む下地となっていきます。

✅ 宇宙世紀(U.C.)正史の簡易年表
年号 出来事
U.C.0001 宇宙世紀始まる(サイド1建設開始)
U.C.0051 コロニー移民開始
U.C.0068 ジオン・ズム・ダイクン死去
U.C.0079 一年戦争(「機動戦士ガンダム」)開戦
U.C.0080 一年戦争終結(ジオン敗北)
U.C.0083 デラーズ紛争(「0083 STARDUST MEMORY」)
U.C.0087 グリプス戦役(「Ζガンダム」)
U.C.0088 第一次ネオ・ジオン抗争(「ΖΖガンダム」)
U.C.0093 第二次ネオ・ジオン抗争(「逆襲のシャア」)
U.C.0096 ラプラス事変(「ガンダムUC」)
U.C.0105 マフティー動乱(「閃光のハサウェイ」)
U.C.0123 コスモ・バビロニア建国戦争(「ガンダムF91」)
U.C.0133 木星船団のクロスボーン・バンガード(「クロスボーンガンダム」)
U.C.0149 ザンスカール戦争(「Vガンダム」)

ちなみにジークアクスは現在U.C.0085なのでZガンダム本編前の「30バンチ事件」のあたりだね。

正史では起きなかったif出来事:デラーズ紛争・グリプス戦役の消滅

ジオン勝利という決定的な歴史改変により、宇宙世紀で発生した数々の戦乱や事件が根本から不要になります。特に「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」のデラーズ紛争や、「機動戦士Ζガンダム」のグリプス戦役は、正史の前提条件が崩れたことで発生しえない存在となるのです。ここでは、それぞれのif展開を具体的に考察します。

デラーズ紛争の不存在とその影響

デラーズ紛争は正史で、一年戦争後にデラーズ・フリートが起こした反乱として描かれました。しかし、ジークアクス世界線では一年戦争自体がジオンの勝利で終わっているため、そもそもデラーズ・フリートのような「復讐の意志を秘めたジオン残党組織」が存在しなくなります。正史で描かれたガンダム試作2号機の核攻撃作戦やコロニー落としなどは、この世界線では不要となり、連邦に打撃を与える意義も消失しています。

このif展開は、アナハイム・エレクトロニクスによる連邦向けMS開発競争やGP計画の意義にも影響します。戦後の混乱を突く形で暗躍した技術競争は、この世界線では表立つことはありません。つまり、ジークアクス世界線では一年戦争の終結と同時に「新たな戦争の口実」が生まれず、デラーズ紛争という戦乱の連鎖は完全に断ち切られるのです。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYのあらすじ
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』は、一年戦争の終結から3年後、宇宙世紀0083年の物語です。若き連邦軍パイロットのコウ・ウラキは、核弾頭搭載のガンダム試作2号機(GP02)を奪ったジオン残党のアナベル・ガトーを追う任務に就きます。
デラーズ・フリートによる「星の屑作戦」が発動され、連邦の腐敗を突く壮大な復讐劇が始まります。コウは仲間や恋人との関係に葛藤しながらも、ガンダム試作1号機(GP01)でガトーに挑みます。
戦争の残響と理想を抱く若者たちの物語が、宇宙世紀の新たな戦乱として描かれています。

グリプス戦役が発生しない理由

グリプス戦役は正史において、地球連邦の腐敗やティターンズの台頭に対抗するエゥーゴとの内戦でした。しかし、ジークアクス世界線では連邦が弱体化し、地球圏支配の主導権はジオン公国が握っています。連邦が崩壊に近い状態では、連邦内での権力争いそのものが意味を失い、ティターンズやエゥーゴのような勢力も誕生しません。

さらに、この世界線ではバスク・オムのような連邦強硬派が残っていても、ティターンズのような大規模な再武装組織を立ち上げる基盤は存在しないでしょう。連邦はもはや地球の地域政権レベルにまで衰退している可能性が高く、ジオン支配下での再起すら難しいと考えられます。こうして、ジークアクス世界線では「地球連邦による再武装内戦」というグリプス戦役の条件そのものが消滅し、平和的なジオン支配下でif歴史が進んでいくのです。

機動戦士Ζガンダムのあらすじ
『機動戦士Ζガンダム』は、宇宙世紀0087年を舞台に、地球連邦の強硬派ティターンズと、反連邦組織エゥーゴの戦いを描きます。主人公カミーユ・ビダンは、Ζガンダムを駆ってティターンズの圧政に立ち向かいます。
クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)や仲間と共に戦うカミーユは、戦いの中で苦悩と成長を重ねていきます。ジェリド・メサやシロッコらの陰謀も絡み合い、激化する戦局の中で人間ドラマが深まります。
戦争の闇とニュータイプの可能性を描いた『機動戦士Ζガンダム』は、前作の続編として今なお高い評価を受ける作品です。

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ハマーン・カーンの台頭はあるのか?ジオン政権の内政動向

正史の宇宙世紀では、ギレン・ザビやキシリア・ザビの死後、アクシズで勢力を蓄えたハマーン・カーンが摂政として台頭し、ネオ・ジオンを率いる存在となりました。しかし、ジークアクス世界線では一年戦争の勝者がジオンであるため、そもそもザビ家の求心力が崩れない可能性があります。ここでは、ギレン・キシリア暗殺の可能性やハマーンの動きについて、if視点で考察していきます。

ギレン・キシリア暗殺の可能性と摂政政治の行方

正史では、ギレンとキシリアの暗殺によってザビ家体制は一気に崩壊しました。しかし、ジークアクス世界線ではジオンの勝利によってザビ家の威信は高まり、統治の安定を重視する空気が強くなると考えられます。そのため、内紛によるギレン・キシリア暗殺は発生しないか、仮に起こっても後継者が円滑に政権を引き継ぐ可能性があります。

その上で、正史のようにアクシズへ脱出して再興を目指すという路線は必要なくなり、ハマーン・カーンはザビ家の補佐役として残るか、むしろザビ家の中枢で「影の実力者」として存在感を発揮する形になるでしょう。つまり、戦争のための摂政政治ではなく、ザビ家体制の補完者という立ち位置に変わる可能性があります。

ハマーン・カーンとは?
ハマーン・カーンは、『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムZZ』などに登場する女性指導者で、アクシズを率いてネオ・ジオンを築き上げました。冷静沈着な戦略家として知られ、ザビ家の摂政としてミネバ・ラオ・ザビを補佐した重要人物です。ジークアクス世界線でも、彼女の政治的手腕やニュータイプとしてのカリスマ性が物語にどう影響を与えるのか、興味深いポイントと言えるでしょう。

ミネバ・ラオ・ザビの存在が示す新たな秩序

もしジークアクス世界線でもミネバ・ラオ・ザビが存在しているならば、彼女はザビ家の象徴として摂政政治の焦点になり得ます。ハマーンが摂政として台頭するのは、ミネバが幼い頃にザビ家を支える必要性があったからです。この世界線でも、ミネバが健在であれば、ハマーンはザビ家の正当性を守る立場として政治の中心に立つでしょう。

正史と違うのは、アクシズや地球圏奪還のために戦争を仕掛ける必要がない点です。ジオンがすでに覇権を確立している以上、ハマーンの政治力はむしろ内政安定に向けられます。摂政政治が「ザビ家の遺児を守るための戦争」ではなく、「勝者としてのジオン帝国を支える体制」として機能する可能性が高いのです。こうして、正史では戦乱の引き金だったハマーンの台頭が、if世界線では安定を支える役割に変化していくのです。

ミネバ・ラオ・ザビとは?
ミネバ・ラオ・ザビは、ジオン公国の正統な後継者として生まれたザビ家の末裔です。『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムUC』では、ハマーン・カーンの摂政政治の象徴や、ラプラスの箱をめぐる動乱に関わる重要人物として描かれています。ジークアクス世界線においても、彼女の存在がザビ家の正統性を支え、物語の行方に大きな影響を与える可能性があるでしょう。

バスク・オムの登場が示す「ティターンズ的反乱」の可能性

ジークアクス世界線においてもバスク・オムの存在が示唆されていますが、ティターンズの結成に不可欠だったジャミトフ・ハイマンは登場していません。そのため、バスクが正史のような大規模な再武装組織を築くのか、それとも別の形で連邦残党をまとめあげるのかは未知数です。ここでは、バスク・オムの動きが示す「ifのティターンズ的組織」について考察していきます。

連邦残党の強硬派によるジオンへの挑戦

正史のティターンズは、地球連邦内部の強硬派が宇宙移民の弾圧と権力掌握を目指して結成されました。しかし、ジークアクス世界線では連邦がすでに敗北しており、正規の軍としての権限は弱体化しています。そのため、バスク・オムのような人物は「地球復権」を掲げるレジスタンス的な立場にシフトすると考えられます。

つまり、ティターンズ的組織が結成されるとしても、連邦残党の武装組織として「ジオン支配への反逆」を目的としたゲリラ的な活動にとどまるでしょう。バスクの強硬な性格から考えて、モビルスーツ部隊を小規模に編成し、局地的な破壊工作や政治的テロを実行することは十分あり得ます。ただし、ジャミトフのように政治的な後ろ盾がいないため、あくまで「孤立した武装抵抗勢力」にとどまる可能性が高いのです。

「地球復権派」としてのティターンズ的部隊の行方

バスク・オムの行動が示すように、地球復権を掲げる動きはティターンズ的部隊として形を成すかもしれません。ただし、正史のように連邦内での地位向上を狙うのではなく、「地球の自立と復権」を掲げるイデオロギー闘争の側面が強くなるでしょう。戦力や資源が限られている中、彼らは徹底的なゲリラ戦術や情報戦を駆使し、ジオン体制に揺さぶりをかける形で活動することが予想されます。

しかし、ジオンが勝利を収めた体制下では、こうした組織は長期的に見れば弾圧される運命にあります。正史のティターンズとは異なり、地球復権派は一時的な抵抗勢力として歴史に名を残すか、あるいはジオンの監視網に取り込まれて瓦解する可能性が高いでしょう。この世界線では、バスク・オムが「地球復権派」の最後の抵抗者として散るifの未来が見えてくるのです。

コスモ・バビロニア建国戦争のif展開:ジークアクス世界線での可能性

U.C.0123の「機動戦士ガンダムF91」で描かれたコスモ・バビロニア建国戦争は、正史では地球連邦政府の腐敗と無関心が引き金となり、クロスボーン・バンガードが台頭しました。ジークアクス世界線では連邦がすでに敗北し、ジオン支配体制が確立されているため、この戦争も大きく異なる形で発生するかもしれません。ここではif視点でその可能性を探っていきます。

機動戦士ガンダムF91のあらすじ
『機動戦士ガンダムF91』は、宇宙世紀0123年を舞台にした劇場版作品です。地球連邦政府の腐敗と無関心の中、新興勢力「コスモ・バビロニア建国戦争」が勃発。クロスボーン・バンガードが地球圏の支配を狙い、戦乱が広がります。
物語の主人公は、コロニー・フロンティアIVに住むシーブック・アノー。彼は仲間や家族を守るため、新型MS「ガンダムF91」に搭乗し、クロスボーン・バンガードとの激しい戦いに身を投じます。
宇宙世紀の新たな時代を描く『機動戦士ガンダムF91』は、戦争の本質と若者たちの成長を鮮烈に描いた作品です。

ジオン体制下でのクロスボーン・バンガードの台頭はあるか?

正史のクロスボーン・バンガードは、腐敗した連邦政府に見切りをつけた宇宙貴族主義者が旗揚げした組織でした。しかし、ジークアクス世界線では連邦自体が崩壊しており、腐敗政権に対する反乱という原動力は失われています。その代わりに、ジオン支配の体制に対する不満や、貴族主義の理想を掲げる新興勢力として登場する可能性があります。

ジオンに従属しながらも自らの特権を維持したい宇宙貴族層が、クロスボーン・バンガードのような組織を結成し、ザビ家政権に挑戦するかもしれません。ジークアクス世界線のコスモ・バビロニア建国戦争は、ザビ家の専制政治に対する「宇宙移民の権利拡大」や「自治権獲得」の戦いとして再解釈されるif展開になりそうです。

宇宙貴族主義とザビ家の支配構造の衝突

正史では、クロスボーン・バンガードが掲げた宇宙貴族主義は、地球連邦の無能さに対抗する理想主義でした。しかし、ジークアクス世界線ではザビ家がすでに強大な権威を持つため、クロスボーン・バンガードの理想はむしろザビ家の特権構造を脅かす存在になります。

このif展開では、ザビ家の支配体制とクロスボーン・バンガードの宇宙貴族主義が鋭く衝突し、「ジオン帝国の権威vs宇宙貴族の理想」という新たな対立軸が生まれます。結果として、コスモ・バビロニア建国戦争は連邦政府を打倒する戦いではなく、「勝利したジオン体制を揺るがす貴族反乱」としてifの宇宙世紀に刻まれるでしょう。

Q
ジークアクス世界線でもコスモ・バビロニア建国戦争は起きるの?
A

正史とは異なる形で、ザビ家体制への不満や外縁部の独立運動の延長として起きる可能性があります。

U.C.後期に残る外縁戦乱の可能性:木星圏・ザンスカール戦争

ジークアクス世界線では、ジオン勝利によって正史の内戦や抗争は概ね終息しますが、外縁部の資源争奪や独立運動は依然として火種を抱えています。正史でも、地球圏の安定とは裏腹に、木星圏や辺境コロニー、さらに宇宙世紀末期には『機動戦士Vガンダム』で描かれたザンスカール戦争などの新たな戦乱が繰り返されてきました。

この世界線でも同様に、外縁部での勢力争いや木星船団の台頭など、辺境部の戦乱は必ずしも終わりを迎えない可能性が残されています。ここでは、木星圏の利権をめぐる抗争やザンスカール戦争が、ifの世界線でどのように展開するのかを深掘り考察していきます。

機動戦士Vガンダムのあらすじ
『機動戦士Vガンダム』は、宇宙世紀0153年を舞台に、地球圏外縁部のザンスカール帝国による侵攻を描いた物語です。主人公のウッソ・エヴィンは、戦乱に巻き込まれながら、地球を守るレジスタンス組織リガ・ミリティアに参加。新型モビルスーツ「Vガンダム」に乗り込み、ザンスカール帝国の圧制に立ち向かいます。
ウッソは仲間たちと共に戦火を潜り抜けながら、少年らしい無垢さを失わずに戦争の現実を直視していきます。ザンスカール帝国の脅威、そして彼を取り巻く人々の運命が、物語の中で交錯し合います。
『機動戦士Vガンダム』は、シリーズ最末期の戦乱と、若者の成長と喪失を鮮烈に描いた、宇宙世紀の締めくくりともいえる作品です。

木星圏の拡大が生む新たな火種

宇宙世紀の後期では、木星資源が軍需やエネルギー政策の重要な柱でした。ジオン勝利の世界線でも、木星船団の存在は無視できない要素として残ります。木星資源をめぐる争奪戦は、地球連邦の弱体化後も起きる可能性が高いでしょう。

特に、木星船団は連邦やジオンの統制から逃れる形で独自の利権確保を目指すため、ジオン支配下でも木星圏でのゲリラ的な武装衝突は避けられないと考えられます。この世界線では、木星船団がジオンの支配に反旗を翻し、外縁部の緊張が続くifの宇宙世紀が展開するかもしれません。

ザンスカール戦争の可能性とif世界線での変化

正史U.C.0149のザンスカール戦争は、地球圏を離れた外縁部の独立国家ザンスカール帝国の侵略として描かれました。ジオンが勝利しているジークアクス世界線でも、木星圏に続く外縁部の勢力が力を蓄え、ザンスカール帝国のような新興国家を生む土壌は残っています。

ただし、このif世界線では地球連邦が崩壊しているため、ザンスカール帝国が掲げる「地球支配の打倒」という大義は意味を持ちません。むしろ、外縁部でジオンの支配に反旗を翻す運動として再解釈されるかもしれません。外縁コロニーがザビ家体制への不満を爆発させるif戦争として、ザンスカール戦争のような構図が再現される可能性は十分に考えられます。

[📖【補足】外縁部の戦乱の可能性]

正史では地球圏が中心ですが、木星圏の利権争奪や辺境コロニーの独立運動は常にリスクとして残っています。ジークアクス世界線でも、こうした外縁部の火種が新たな戦乱を引き起こす可能性は十分にあるでしょう。

ちにみにジークアクス制作にも関わっている庵野監督は、過去にVガンダムが好きと発言していました。

まとめ:ジークアクス世界線が示すifの宇宙世紀とその未来

ジークアクス世界線は、一年戦争でのジオン勝利という決定的な歴史改変を起点に、正史では決して起こらなかったifの出来事や戦乱の可能性を生み出しています。デラーズ紛争やグリプス戦役、逆襲のシャアなど、正史で語られた抗争はその多くが不要となり、連邦は敗北の余波で弱体化の一途をたどります。その一方で、ハマーン・カーンの摂政政治の可能性や、バスク・オム率いる地球復権派の抵抗、さらには木星圏やザンスカール戦争のような外縁部の火種が、この世界線に新たな緊張と物語の余地を与えています。

特に、コスモ・バビロニア建国戦争がジオン勝利の世界でも別の形で再現されるかもしれない可能性は、宇宙世紀のif展開を考察するうえで重要な視点です。ザビ家支配の行方、外縁勢力の台頭、そして宇宙移民の理想と現実のせめぎ合い――ジークアクス世界線は、私たちが知る正史とはまた異なるドラマを秘めています。

このif宇宙世紀の行く末を、これからの物語やメディア展開でぜひ注目していきましょう。あなたなら、この世界線にどんな戦争や平和の物語を思い描きますか?

この記事のまとめ

◆ポイント◆

  • ジオン勝利がもたらす世界線の分岐
  • デラーズ紛争・グリプス戦役の消滅
  • ハマーン摂政政治のif展開を考察
  • バスク・オムによる抵抗勢力の可能性
  • 木星圏・ザンスカール戦争のif展開
  • コスモ・バビロニア建国戦争の再解釈
  • 正史とは異なるif世界線の魅力を解説

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記事を読んでくれてありがとうございます!
正史とは違う世界線で起こるifの戦争や政治の可能性を考察するのは、ガンダムファンとして楽しいですよね。
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