『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~ 2nd Season』7話|魔王軍はなぜローゼンヘイムを狙う?レーゼルとキュベルの正体も解説

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学園武術大会で「アレン、勇者相手にもやりすぎだろ(笑)」と笑っていた直後に、300万の魔王軍です。数字の桁が急におかしい。

第2期7話、通算第19話「ローゼンヘイムへ」は、物語が学園編から本格的な戦争へ切り替わる回でした。魔王軍の狙いは単なる領土拡大ではなく、大陸同士の協力関係を壊すこと。ローゼンヘイム侵攻には、ちゃんと戦略的な意味があります。

※この記事は2026年8月15日に更新されました

ヘルモード 2期7話 感想:ついに「レベル上げ」では済まない戦争が始まった

これまでのアレンは、とんでもない難易度を前にしても基本的にはゲーマーでした。強敵が出れば育成し、ダンジョンがあれば攻略法を考え、勇者ヘルミオスすら「どう倒すか」の対象として見る。

ところがローゼンヘイム編では、そのゲーム感覚だけでは処理できないものが目の前に出てきます。避難所となったネストには負傷者と避難民が集まり、その先では国そのものが魔王軍と戦っている。

しかもローゼンヘイムは、仲間になったソフィーの祖国です。

ソフィーの母であるレノアティール女王まで最前線ティアモにいると分かり、一気に「遠い国の戦争」ではなくなる。ダンジョン攻略なら失敗を前提に情報を集められても、戦争では攻略している間にも人が死ぬ。この違いが重い。

それでもアレンが状況を分析し、何をすれば戦局を動かせるか考える姿勢自体は変わりません。こういう時に廃ゲーマー思考が、単なるネタではなく武器になるのが『ヘルモード』の面白いところです。

そして今回まず押さえておきたいのが、「なぜローゼンヘイムが狙われたのか」でした。

魔王軍はなぜローゼンヘイムを狙ったのか

魔王軍がローゼンヘイムへ侵攻した大きな目的は、人類側の大陸間協力を崩すためです。

公式の第19話あらすじでも、魔王軍が大陸間の協力関係を崩す目的で侵攻を開始し、アレンたちがその目論見を断つためローゼンヘイムへ向かったことが示されています。

つまり、都市を一つ奪えば終わりという戦争ではありません。

魔王軍と戦う側は、一国だけで抵抗しているわけではなく、各国や各種族が協力して戦線を支えています。ならば魔王軍からすれば、正面から全戦力を潰すより、その連携を分断する方が効率がいい。

ローゼンヘイムはエルフの国であり、その共同戦線を支える重要な一角です。

ここへ大軍を投入すれば、他国は救援へ戦力や物資を割かざるを得ません。私はそこに、兵力を引きつけるだけでなく「国家同士が本当に助け合えるのか」という信頼まで揺さぶる狙いがあると見ています。

一つの国を殴りながら、周囲の国々まで疲弊させる。真正面からの物量戦に見えて、やっていることはかなりいやらしい。

だからアレンもローゼンヘイムを単なる一戦場として見ていません。ここを支えられるかどうかが、その後の対魔王軍戦争全体に響きます。

しかも侵攻軍は300万規模。数字だけで「無理ゲー」の臭いがすごい(笑)。その大軍を率いているのがレーゼルです。

レーゼルは何者?魔王軍300万を率いる魔神の強さとは

レーゼルは、ローゼンヘイムへ侵攻した魔王軍を率いる魔神です。

公式キャラクター紹介では、300万もの軍勢を指揮する存在で、冷酷非情な性格。人間やエルフを下等種と見下し、圧倒的な戦闘力だけでなく、敵の狙いを読む知性も備えています。

ここが厄介なんですよ。

単純に「ものすごく強い敵」なら、アレンはこれまでも何度も対策してきました。強さを分析し、召喚獣を組み合わせ、レベルを上げて突破口を探す。ゲーマーとしてはむしろ燃える相手です。

レーゼルの場合は、自分自身が強いうえに軍を動かせる。

300万の魔王軍を力任せに突撃させるだけではなく、相手の狙いを読みながら戦える指揮官なら、アレン側が立てた作戦そのものを崩してくる危険があります。

しかも魔王軍はすでにローゼンヘイム側のラポルカ要塞を奪取しています。

そのラポルカ要塞では、上位魔族グラスターがネフティラとヤゴフを従えて防衛を担当しています。つまり魔王軍は「大軍で押し寄せてきた」だけではなく、奪った拠点を維持しながら戦線を構築している状態です。

兵数で上、個の戦闘力でも強敵、占領地には守備隊まで置いている。普通に戦ったら地獄です。

ただ、魔王軍で本当に不気味なのはレーゼルだけではありません。公式設定を読むだけで「こいつ絶対ろくなことしない」と分かる男がもう一人います。

キュベルは何者?ヘルミオスとの因縁とは

キュベルは魔王軍の最高指揮官に名を連ねる上位魔神で、武力以上に知略を警戒すべき策士です。

道化師のような姿をしていますが、中身はまったく愉快ではありません。公式では、知略によって魔王軍を動かし、人類の殲滅を狙う冷酷な策士とされています。

レーゼルが大軍を率いて戦線を動かす現場指揮官なら、キュベルはもっと広い盤面から戦争そのものを設計するタイプと見ると分かりやすいです。

そして気になるのが、勇者ヘルミオスとの「深い因縁」。

アニメ第19話の時点では、その全貌までは明かされていません。ここは今後回収される伏線です。

確定しているのは、ヘルミオスが人生を懸けて魔王軍と戦う勇者であり、そのヘルミオスとキュベルの間に個人的な因縁が存在すること。

前回までアレンと競い合っていたヘルミオスが、ローゼンヘイム編では「大会で戦った強敵」ではなく、魔王軍との長い戦いを背負った勇者として見えてきます。

学園武術大会であれだけ派手に殴り合った直後に、この情報を置く構成がいやらしい(笑)。アレンが「倒してみたい勇者」として見ていた男にも、ステータス画面には出てこない過去がある。

キュベルとの因縁は、ヘルミオスという人物をもう一段違う角度から見せる材料になってきそうです。

レノアティール女王はなぜ最前線ティアモにいる?

ソフィーの母・レノアティールはローゼンヘイムの女王です。それなのに、安全な後方で指揮を執るのではなく、魔王軍との戦闘が続く最前線ティアモにいます。

これは誰かに無理やり前線へ送られたわけではありません。

公式キャラクター紹介では、レノアティールは女王として責任感が強く、国と民を守るためなら自ら戦場の前線に立つことも厭わない人物とされています。

つまりティアモにいること自体が、この女王の性格を表している。

王族だから後方へ逃げるのではなく、自分の国が危機なら危険な場所へ立つ。ソフィーからすれば誇らしい母親でしょうが、娘として聞かされたらたまったもんじゃない。

しかもレノアティールは500歳を生きるエルフで、見た目は20歳ほど。人間とは時間感覚も積んできた経験も違います。

そんな女王まで前線に立っているという事実は、ローゼンヘイムがどれほど追い詰められているかを示す材料でもあります。

そして、その国へソフィーを連れてアレンたちが向かう。

第2期7話は派手な決戦そのものより、「この戦争、思っていたより遥かにデカいぞ」と分からせる回でした。

アレンにとっては超高難易度の攻略対象でも、ソフィーにとっては故郷と母親の命が懸かった戦場です。この二つの視点が重なった瞬間、『ヘルモード』の戦いが一段階重くなりました。

300万? 普通なら逃げます。でもアレンなら、その数字を見た瞬間に「どう崩せば勝てる?」と考え始める。いよいよ廃ゲーマーの本領を、国家規模で見せてもらう時です。

【公式サイト・引用・参照】

最後まで読んでいただきありがとうございます!
ヘルモード2期7話から、ローゼンヘイム戦争の規模が一気に跳ね上がりましたね。

にゃん子
にゃん子

魔王軍300万を見ても攻略方法を考えそうなアレン、廃ゲーマーすぎるにゃ!
変態にゃ!

レーゼルやキュベルの動きも含め、ここからのローゼンヘイム編が楽しみです。
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アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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