『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中Ⅱ』9話 黒巨人はなぜサスケを追う?「黒き獣」の正体とタジエント襲撃の伏線

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チヨメとサスケの再会だけでも十分しんどいのに、そこへ黒巨人まで乱入。しかも見ていると「この怪物、手当たり次第に暴れているだけじゃないぞ?」という嫌な違和感が残りました。

第9話「再会は黒き獣の咆哮と共に」で気になるのは、8話から続くサスケの正体そのものより、その周囲で起きている異常です。なぜ黒巨人はサスケを優先して追うのか。サスケとタジエント襲撃はどうつながっているのか。その答えは、事件が偶然ではないことを示しています。

※この記事は2026年9月1日に更新されました

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中Ⅱ』9話 感想:サスケとの再会より黒巨人の動きが不気味

前半は、かなりいつもの『骸骨騎士様』です。

アークたちは南大陸の港町プリマスへ到着しますが、探しているダンカはすでにタジエントへ移動済み。追いかけるため、今度は虎人族が使う疾駆騎竜ドリフトプスを借りることになります。

ただし、乗せてもらうには力を認めさせなければならない。

アーク相手に力比べをさせる時点で、もうドリフトプス側がかわいそうなんですよ(笑)。あの骸骨、中身まで規格外ですから。

そんな愉快な旅パートから、サスケとチヨメの再会で一気に温度が下がります。

8話ですでに、ダンカを襲った双剣使いがサスケではないかという疑念は提示されていました。だから9話で見るべきは「サスケだったのか」という確認より、そのサスケが何に巻き込まれているのかです。

そこで妙なのが黒巨人。

周囲には他にも人がいるのに、黒巨人たちはサスケへ強く反応して追い始めます。

ただの暴走モンスターなら、ここまで特定の一人へ執着する必要はない。9話の本当の不気味さは、その行動にあります。

「黒き獣」=黒巨人ジャミアントはなぜサスケを追うのか

第9話タイトルの「黒き獣」は、タジエント周辺に現れる黒巨人(ジャミアント)を指すと見るのが自然です。

そして黒巨人がサスケを追うのは、偶然同じ場所にいたからではありません。

原作では、黒巨人たちが周囲の虎人族よりサスケへ強く反応し、優先して追いかける様子が描かれています。

この時点では、アニメだけを観ていると「なぜ?」が残ります。

後の原作描写では、アークたちが一連の動きを確認した結果、サスケが黒巨人を特定の場所へ誘導するために利用された可能性が高いと考えます。

ここで大事なのは、サスケ自身が黒巨人を操っているわけではないことです。

サスケはすでに普通の生者とは異なる状態に置かれています。そして、そのサスケを利用して黒巨人まで動かしている何者かがいる。

つまり9話で見えている「サスケ」と「黒巨人」は、別々に発生した二つのトラブルではありません。

誰かがサスケを使い、その周囲で黒巨人まで動かしている。

そう考えると、サスケだけを倒せば事件終了とはいかないことが見えてきます。

タジエント襲撃とサスケはどうつながっているのか

タジエントで起きている騒乱には、サスケが組み込まれていると見るべきです。

9話の段階で確定しているのは、サスケが正常な状態ではないこと。そして黒巨人が彼に強く反応して追うことです。

原作では、その後アークたちが黒巨人の移動とサスケの行動を合わせて検討し、サスケが黒巨人を誘引するための存在として使われた可能性へ行き着きます。

つまり、タジエント襲撃は「巨大な怪物がたまたま町へ来た」事故ではなく、人為的な介入を疑うべき事件です。

しかも厄介なのは、サスケ本人がチヨメにとって大切な兄弟子だということ。

敵の駒として利用されている存在を、単純に倒して終わりにはできません。

ここでチヨメの個人的な物語と、タジエント全体を巻き込む事件が一本につながります。

サスケを救いたい。しかし黒巨人は迫ってくる。さらにサスケをこんな状態にした存在も別にいる。

アークという超戦力が同行していても、腕力だけでは全部片づかない状況になっています。

サブタイトル「再会は黒き獣の咆哮と共に」の意味

このタイトル、かなり残酷なんですよ。

「再会」だけなら、本来は待ち望んでいた出来事です。チヨメにとってサスケは、幼い頃から兄のように慕ってきた存在。

ようやく会えた。

ところが、その再会を祝福する音の代わりに響くのが「黒き獣の咆哮」です。

しかも黒巨人は、サスケと無関係な乱入者ではない。

サスケを取り巻く異常とつながり、彼が何者かに利用されていることを示す存在でもあります。

だからこのサブタイトルは、チヨメの個人的な「再会」と、タジエントで進行する大きな事件が同時に交差したことを示している。

探していた兄弟子を見つけた瞬間、その背後にもっと嫌なものまで見えてしまったわけです。

うれしいはずの再会を、怪物の咆哮で全部ひっくり返す。容赦ないタイトルでした。

9話の余韻:サスケ一人の問題ではなくなった

8話までは「サスケに何が起きたのか」がチヨメにとって最大の問題でした。

9話では、そのサスケが黒巨人の動きともつながっていることが見えてきます。

黒巨人がサスケを追うのは偶然ではなく、原作では後に、サスケを使って黒巨人を誘引した可能性が高いと考えられています。

だからチヨメが追ってきた兄弟子失踪の謎は、もう個人の行方不明事件ではありません。

誰がサスケを利用しているのか。なぜ黒巨人まで動かす必要があるのか。

アークがいれば怪物退治だけなら何とかなりそうなのに(笑)、今回はその奥にいる人間側の悪意の方がずっと厄介です。

そして何より、サスケを「敵だから倒せ」で済ませられないチヨメがつらい。再会できたことが救いになるのか、それともさらに傷を深くするのか。ここからの兄妹弟子の決着は、覚悟して観たいです。

【公式サイト・引用・参照】

最後まで読んでいただきありがとうございます!
サスケとの再会だけでなく、黒巨人が彼を追う不自然な動きまで気になる9話でしたね。

にゃん子
にゃん子

待ち望んだ再会なのに黒巨人まで来るとか容赦なさすぎにゃ!
アークの怪力だけじゃ解決できない事件になってきたにゃ。

黒巨人とサスケの関係が一気に気になる『骸骨騎士様Ⅱ』9話でした!
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アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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