『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』2期13話ネタバレ感想|ドゴラは死亡?精霊王ローゼンとキュベルの正体

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ドゴラ、お前そこから帰ってくるのか――。前回ラストから一週間引っ張られた身としては、まずそこでした(笑)。第2期13話(通算第25話)「はじまりの召喚士」は、魔神レーゼル戦の決着だけでなく、これまで育ててきた仲間全員の役割が一気につながる最終回でした。

ドゴラは生存します。ただし単なる気絶ではなく、一度は呼吸も血流も止まり、キールの「神の雫」で蘇生しています。戦場に現れた小動物のような存在は精霊王ローゼン。そして最後の道化師キュベルは、魔王軍の最高指揮官に名を連ねる上位魔神です。

※この記事は2026年9月26日に更新されました

『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』2期13話 感想|アレン無双ではなく「全員で勝つ」最終回

一番よかったのは、レーゼル攻略をアレン一人の追加覚醒で片づけなかったことです。ドゴラが心臓を潰し、ソフィーがローゼンを呼び、キールが命をつなぎ、クレナ、セシル、ヘルミオスが最後の勝ち筋を拾う。ここまで増やしてきた手札が全部仕事をしました。

アレンは規格外でも、万能ではありません。戦力を集め、育て、役割を割り振り、条件を積み上げて勝率を上げる。その廃ゲーマーらしい攻略そのものが、今回はパーティーバトルとして見えました。

そしてドゴラ。才能差を何度も突きつけられた男が、誰にも真似できない「全身全霊」で魔神の心臓を持っていく。こういう積み重ね型のキャラが最後に戦局を動かす展開、オタクは弱いんですよ。私は弱い(笑)。

ドゴラは死亡した?生きてる?|「神の雫」2回目で蘇生している

ドゴラは生きています。ただしレーゼルの反撃直後は呼吸も血流も止まっており、キールのエクストラスキル「神の雫」で死者蘇生を受けています。

ここで見落としやすいのが、最初の「神の雫」は失敗していることです。原作第211話ではキールが一度目を使用するものの蘇生できず、その後に現れた精霊王ローゼンの「精霊王の祝福」がエクストラスキルのクールタイムを一度だけゼロにします。そこでキールが2回目を使い、ようやくドゴラが戻ってきました。

さらに原作第212話では、「神の雫」の蘇生確率は知力依存で、知力1000なら1割、10000なら10割とアレンが分析しています。ローゼンの祝福で全ステータスが3割上がったため、キールの知力も上昇し、2回目の成功率まで押し上げたわけです。

つまりローゼンの祝福は、単なる全体バフではありません。「もう一度使える」と「成功しやすくなる」を同時に成立させて、ドゴラを救っています。しかも蘇生後の第一声が、アレンの「ドゴラでもスキルが使えた」発言への恨み節。そこ気にしてたのかよ!(笑) 生還を湿っぽく終わらせないのもドゴラらしい。

戦場に現れた小動物は誰?|正体は精霊王ローゼン、その後に精霊神へ

ソフィーの「大精霊顕現」で現れた小動物のような存在は、精霊王ローゼンです。普通の大精霊ではなく、世界樹とエルフを長く見守ってきた精霊側の王が直接顕現しました。

「精霊王の祝福」は味方全員のステータスを3割上昇させ、さらにエクストラスキルのクールタイムを一度だけゼロにします。クレナとヘルミオスの攻撃力、キールの蘇生、セシルの切り札まで、戦場全体を一気に再起動させた能力です。

そしてレーゼル撃破後、ローゼンはライオンのような姿へ変化し、精霊神になります。精霊王と精霊神の呼び方が混在するのは別人だからではなく、同じローゼンがこの場で神化したためです。

レーゼルが精霊王の介入を「理を破る」と責めても、ローゼンは先に神域を侵したのは魔神側だと返す。普段は「はは」と軽いのに、世界樹を守る立場では一歩も引かない。このギャップ、控えめに言って最高でした。

レーゼルは本当に死んだ?|3つの心臓を失い、灰になって消滅

レーゼルは死亡しています。ドゴラが2つ目の心臓を破壊した後、セシルの「小隕石」で動きを封じ、ヘルミオスの「神切剣」が最後の心臓を貫きました。

その後もすぐには討伐ログが出ませんが、瀕死のレーゼルは世界樹を見上げながら身体が崩壊し、最後は灰になって消滅。直後にアレンの魔導書へ魔神討伐のログが出るので、生死は確定です。

ただ、最期は単純な悪役退治では終わりません。レーゼルは世界樹を「約束の地」として見つめ、ダークエルフの同胞を思いながら死んでいく。やったことは許せなくても、最後に「なぜここまで世界樹へ執着したのか」が人間臭く残りました。

最後のピエロ・キュベルは何者?|魔王軍最高指揮官クラスの上位魔神

最後に現れた道化師姿の男は、上位魔神キュベルです。公式設定では「魔王軍の最高指揮官に名を連ねる上位魔神」で、知略によって魔王軍を動かす冷酷な策士とされています。

レーゼルを倒した直後に、さらに上位のキュベルが姿を見せたことで、魔王軍の層の厚さが一気に見えます。レーゼル撃破で敵の天井が見えたどころか、その先にもっと厄介な相手が待っていると示されたわけです。

ヘルミオスが普段とは別人のようにキュベルを睨むのも重要です。公式キャラクター設定でも両者には「深い因縁」があると明記されています。ローゼンヘイム戦は勝利で終わりましたが、魔王軍から見ればアレンという厄介な個人を認識した始まりでもあります。

「はじまりの召喚士」の意味|最終回なのに物語はまだ入口

「はじまりの召喚士」は、コミカライズ版の正式タイトルにも使われている言葉です。今回のサブタイトルとして見ると、レーゼル撃破を「到達点」ではなく、アレンが世界規模の戦いへ入る始点として置いた題に見えます。

学園、S級ダンジョン、国家戦争、魔神撃破まで進んでも、最後にはキュベルという上位魔神が現れる。普通のRPGならスタッフロールが流れそうなのに、『ヘルモード』は「では次の難易度へどうぞ」と平然と扉を開けてくる(笑)。

ドゴラを失わず、レーゼルとは決着し、ローゼンは神へ至り、魔王軍のさらに上が顔を出す。最終回なのに「終わった」より「ここから」が強い。召喚士アレンの攻略は、まだ始まったばかりです。

【公式サイト・引用・参照】

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
ヘルモード2期13話、ドゴラ生還までの仕掛けが実に熱かったです!

にゃん子
にゃん子

ローゼンにキュベルまで出てきて、最終回なのに全然終わる気配がないにゃ!
廃設定、容赦なさすぎにゃ!

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アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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