『猫と竜』7話|ママにゃんはなぜ森を離れた?猫竜との再会と本当の親子関係

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あのでっかい猫竜が、ママにゃんを前にした途端ただの「息子」に戻る。子安武人さんの「お母ちゃん」、あれは反則です(笑)。

『猫と竜』第7話「母猫の帰還」は、魔法学校へ召喚されて以来初めて故郷へ戻ったママにゃんと、成長した猫竜の再会を描いた回でした。

ママにゃんは猫竜を捨てて森を去ったわけではありません。人間の召喚魔法によって突然引き離されており、そもそも猫竜とも血はつながっていない。それでも、この二匹は間違いなく親子です。

※この記事は2026年8月9日に更新されました

『猫と竜』7話 感想:でっかい猫竜が「お母ちゃん」の前では子どもに戻る

第7話で一番刺さったのは、ママにゃんが森へ帰ることで、離れ離れになっていた親子の時間がようやくつながったところでした。

アンネロッサに帰省を勧められたママにゃんは、街猫のハイブチと「しょしんしゃの森」へ向かいます。懐かしい場所をたどった先で待っていたのは、かつて育てた小さな竜ではありません。

今では森の猫たちを守り、子猫たちから「羽のおじちゃん」と慕われる猫竜です。

ところがママにゃんと再会すると、その巨大な守護者が一瞬で「お母ちゃんの息子」に戻る。この落差がたまらんのですよ。

猫竜役の子安武人さんも、ママにゃんとの再会で自然に「お母ちゃん」と言えたことをインタビューで語っています。

長い年月を生きる竜でも、育ての母の前では昔の自分へ戻る。第7話はその一点だけでも十分に胸へ来る回でした。

ママにゃんはなぜ森を離れ、魔法学校にいたのか

ママにゃんが森からいなくなった理由は、第2話「母猫と少女」で描かれています。

ママにゃんは自分の意思で猫竜や子猫たちを置いて旅立ったのではなく、人間の召喚魔法によって突然魔法学校へ呼び出されました。

召喚したのは、自分の魔法に自信を持てずにいた少女アンネロッサです。

普通なら「家に帰せー!」となってもおかしくない状況ですが、そこはママにゃん。落ち込むアンネロッサを放っておけず、彼女の親代わりとなって魔法の特訓まで始めます。

第7話で、そのアンネロッサ自身がママにゃんへ帰省を勧めているのもいいんですよ。

召喚した側とされた側だった二人が、いつの間にか互いを大切に思う家族のような関係になっている。ママにゃんは森を離れている間にも、また一人「子ども」を育てていたわけです。

しかも第7話公式あらすじでは、今回が「魔法学校に召喚されて以来初めて」の帰郷とされています。

つまりサブタイトルの「母猫の帰還」は、気軽な里帰りではありません。猫竜にとっては、突然いなくなったお母ちゃんが長い時間を越えて帰ってきた瞬間でした。

猫竜とママにゃんは実の親子なのか

猫竜とママにゃんに血のつながりはありません。

猫竜は生まれる前に実の親を失った竜で、偶然出会ったママにゃんが自分の子として育てました。

片方は猫、片方は火を吹いて空を飛ぶ竜。見た目だけなら無茶苦茶な親子です(笑)。それでもママにゃんは、自分の子猫たちと分け隔てなく猫竜を育てています。

だから猫竜の「お母ちゃん」は、単なる呼び名ではありません。

自分を拾い、食べさせ、守り、家族として受け入れてくれた存在だからこそ、ママにゃんは猫竜にとって母親なんです。

さらに現在の猫竜は、自分が育てられた「しょしんしゃの森」で、今度は子猫たちを見守る側になっています。

ママにゃんから猫竜へ受け継がれたのは血ではなく、「誰かを家族として育てる」という愛情でした。

ここまで見えると、第7話の再会がさらに効いてきます。

ママにゃんがいなかった時間にも、彼女が猫竜へ渡したものは消えていなかった。成長した猫竜自身が、その答えになっていました。

『猫と竜』7話の締め:何年経っても母の前では子ども

森を守るほど立派になっても、「羽のおじちゃん」と慕われる存在になっても、お母ちゃんが帰ってきたら息子は息子。

『猫と竜』は血縁よりも、「誰かを大切に育てた時間」を家族として描く作品なんだと、第7話で改めて感じました。

ママにゃんに育てられた猫竜が、今は森の子猫たちを見守っている。そして、その猫竜が母の前では昔の子どもへ戻る。派手な出来事がなくても、この親子だけで泣かせてくるのがズルい。控えめに言って最高の帰還でした。

【公式サイト・引用・参照】

読んでいただきありがとうございます!
猫竜とママにゃんの再会、あの「お母ちゃん」は胸にきましたね。

にゃん子
にゃん子

あんなに大きくなっても母の前では子どもにゃ!
反則級に泣けるにゃ。

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アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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