『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第9話ネタバレ感想|佐々木の指輪は結婚指輪?田山が冷たくなった理由

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田山さん、分かりやすすぎる(笑)。いつもは佐々木を好き放題いじっている側なのに、「左手に指輪」の一撃で余裕が全部吹き飛びました。

『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第9話「スーパーの裏で触れるひとり」は、佐々木の既婚疑惑を使って、田山の気持ちを一気に表へ引っ張り出した回です。結論から言えば、佐々木は独身で、指輪は結婚指輪ではありません。

では誰の指輪なのか。なぜ田山は急に冷たくなったのか。そして佐々木が言う「左手の大切なもの」は何だったのか。全部つなげると、第9話のすれ違いがきれいに一本になります。

※この記事は2026年9月4日に更新されました

スーパーの裏でヤニ吸うふたり 9話 感想|田山の嫉妬が完全に顔へ出た

第9話で一番ニマニマしたのは、田山が佐々木への好意を隠せなくなったことでした。普段はからかう側の人間が、恋愛の当事者になった瞬間だけ弱い。こういう反転、ラブコメ好きには効きます。

後藤、前澤、大野との飲み会で出たのが、「佐々木の左手に指輪がある」という噂。公式あらすじでも、田山はショックを隠せず、喫煙所で佐々木へ冷たい態度を取ってしまうとされています。

前回は元気をなくした田山を佐々木が気遣いました。その直後に「佐々木には奥さんがいるのでは」と突きつけられる。やっと自分の中で大きくなってきた存在に、突然「既婚者」の札が貼られたようなものです。

放送後も「ヤキモチを焼く田山が可愛い」「勘違いする田山が可愛い」という反応が目立ちました。そりゃそうです。いつもの余裕が消えた瞬間、田山が佐々木をどれだけ気にしているか全部バレました(笑)。

後半の静かな一服まで含め、派手に関係が進んだわけではありません。それでも、互いを思い浮かべる時間が日常に入り込んでいる。『ヤニすう』らしい一歩未満の前進が尊いです。

佐々木の指輪は結婚指輪?既婚者なのか

佐々木は既婚者ではなく独身です。左手につけていた指輪は、三重から来ていた妹が新しい指輪を買い、佐々木に試しにつけさせたものでした。

前澤が見た状況だけなら、誤解するのも無理はありません。佐々木はきれいな女性とスーパーに来ていて、左手には指輪まである。「奥さんと買い物に来た既婚男性」に見える材料がきれいにそろっています。

しかし、一緒にいた女性は妻ではなく妹。指輪も佐々木の私物ではありません。妹が買った新しい指輪を、その場でつけさせられていただけです。

この騒動は原作コミックス第3巻に収録された「佐々木の既婚疑惑」にあたり、スクウェア・エニックスの公式書籍紹介でも第3巻の大きな出来事として「予想だにしない佐々木の既婚疑惑」と紹介されています。

面白いのは、噂の材料自体に嘘がないことです。「女性と一緒だった」「左手に指輪があった」は本当。見たものは正しいのに、意味だけが全部違う。だから田山も簡単に笑い飛ばせなかったんですよ。

そして誤解が解けた瞬間の安心ぶりを見ると、指輪の正体以上に田山の気持ちの方がよく分かる。既婚疑惑はフェイクでしたが、嫉妬は完全に本物でした。

誤解が解けた後は、妹が三重から来ていた話から佐々木の三重弁へ会話が転がっていきます。既婚疑惑で一度は距離を取った田山が、今度は佐々木の地元や素の部分へ触れようとする。この反転まで含めると、「スーパーの裏で触れるひとり」という題も味わい深いです。

田山はなぜ佐々木に冷たくなったのか

田山が佐々木に冷たくなった理由は、佐々木を既婚者だと思い込み、ショックと嫉妬を処理できなかったからです。佐々木が何か失礼なことをしたわけではありません。

田山は「客の私生活なんて興味ありません」という距離感で佐々木を見てきました。ところが、結婚指輪らしきものが出た途端に感情が乱れる。本人が何と言おうと、もう「ただの客」ではありません。

それでも既婚者だと思った相手へ積極的に踏み込まず、むしろ距離を取ろうとするのが田山らしいところです。普段は挑発的なのに、越えてはいけない線については真面目なんですよ。

問題は、その説明を佐々木にできないこと。「結婚しているんですか」と真正面から聞けば終わる話なのに、なぜ自分がそこまで気にするのかまで説明する羽目になる。だから聞けず、態度だけ冷たくなる。

一方の佐々木は、自分が何をしたのか分からない。察しの悪いおじさんと、好意を隠したい田山。会話すれば解決するのに、その一言が言えない。このもどかしさが『ヤニすう』のうまいところです。

佐々木の「左手の大切なもの」は何?

佐々木が言う「左手の大切なもの」は指輪ではなく、先輩からもらった腕時計です。田山は「左手」と「大切なもの」を聞いて結婚指輪だと思い込み、さらに誤解を深めました。

佐々木本人にとって指輪は、妹に一時的につけさせられただけのもの。大切な私物ではありません。佐々木が大事にしているのは、左腕につける腕時計の方でした。

田山の頭の中では「奥さんとの結婚指輪」、佐々木の頭の中では「先輩からもらった腕時計」。同じ会話をしているのに、見えている景色がまるで違う。ここまで綺麗にすれ違うと、もう芸術です(笑)。

しかも誤解が解ければ、田山はいつもの調子を取り戻す。佐々木が独身だと分かって安心した時点で、本人が「好き」と言うより雄弁に答えが出ています。

第9話は佐々木の結婚疑惑を描いた回でありながら、実際に露呈したのは田山の恋心でした。指輪は借り物。でも田山の動揺だけは借り物じゃない。こういう遠回りを延々見せてくれるから、この二人はヤバいほど可愛いんですよ。

【公式サイト・引用・参照】

最後まで読んでくれてありがとうございます!
佐々木の指輪ひとつで田山がここまで揺れるとは、ニマニマが止まりませんでした。

にゃん子
にゃん子

田山の嫉妬を見てニヤけてる時点で変態にゃ!
でも独身だと分かった瞬間の安心感は分かるにゃ。

佐々木の指輪騒動や田山の嫉妬をどう感じたか、ぜひSNSでシェアして皆さんの意見も聞かせてください!

アニメ愛好家ユウ

アニメオタク歴25年、アニメ研究歴20年(メディア学専攻)のアニメ研究ライター。
アニメ年間150本以上を視聴し、イベントやコミュニティでも発信。
日本のアニメ・マンガ・ゲームを世界遺産級カルチャーへ。
そんな想いで『アニメのミカタ』を運営中。

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